ハワイではお家でキャンドルを灯すのでしょうか?
筆者とキャンドルの出会いは、仕事で北欧デンマークの首都コペンハーゲンで暮らしたときです。
キャンドルはデンマークでは必須でした。
というのも、筆者が最初に間借りをした部屋に電気は通っておらず、デンマーク到着当日にしたことは、スーパーでキャンドルとキャンドルホルダーを買ったことでした。
右も左も判らないコペンハーゲンの街を歩いてキャンドルを探したあの日のことは、空の色、空気の香り、街の様子まで、今もなお鮮明に覚えています。

赴いたのは7月でしたから、北欧は白夜の時期です。デンマークも夜11時ごろまで明るくて助かりましたが、部屋に入りキャンドルを用意しながら、「これから私はここでキャンドルの灯で本を読むのだろうか。」と、少し不安になったのもよく覚えています。
キャンドルを灯すことから始まったデンマークでの生活は、とても居心地の良いものでした。異国の地に一人でいることの不安も、キャンドルの優しい灯を見ていると、多少は和らいだと思います。

キャンドルが生活の一部だったデンマークとは異なり、帰国した日本の日常生活にキャンドルの出番はあまりありませんでした。
お誕生日かクリスマス以外は「キャンドル=仏壇用のロウソク」、あるいは停電のときに使うもの、そんな意識のようです。
日本でキャンドルを置くのはインテリアの一部であることが多く、さらに火を灯すのはいつもとちょっと違う特別な日に限られているように感じられます。キャンドルの灯で夕飯を頂くご家庭はあまりないでしょう。
さて、ここハワイの生活にキャンドルはどのように浸透しているのでしょうか?
ハワイのキャンドルライフ
筆者の自宅、電気が天井に設置されているのは洗面所と台所のみで、リビングやベッドルームは間接照明です。キャンドルが活躍できそうです!
ハワイのお宅を調べたわけではありませんので詳細は分かりませんが、例えばウォルマートでもターゲット、Rossでも、店内にはとても綺麗な色や様々な香りのキャンドルが売られているので、やはりキャンドルは頻繁に灯されているのでしょう。
お店でキャンドルを見比べてみますが、ハワイ(アメリカ?)のキャンドルは、香り重視のようで、個性のはっきりした様々な種類の香りが揃っています。
お花や果実の香り、パインなどの樹木の香り、石鹸の香り、海をイメージした香りなどなど。共通して、どれもかなり強い香りがします。
確かに大きな家では、香りもその分強めでないと十分に楽しめないのかもしれませんね。(因みにデンマークのキャンドルはあまり強い香りはありませんでした。)
これからまた色々とハワイのキャンドルを眺めてみることにます。楽しみです。
