キャンドルの香りーアロマオイルその1

皆さま、こんにちは。

今日もハワイは快晴です。先日、ハワイ州の自宅待機命令が6月30日に延期されました。

色々と思うことはありますが、ここは我慢ですね。

筆者はただ自宅に待機して過ごせば良いだけのことですが、やはり自粛が長くなってくると、少し、気持ちが塞ぎがちな時間が出てきます。

皆さんはこのような時に、どのようにして気分転換されていらっしゃいますか?

私はそのような時、自宅でアロマオイルの香りを楽しむことにしています。

昨日も自宅にあるアロマテラピーに使うエッセンシャルオイル(精油)を並べて、残量を確かめたり、香りの組み合わせを楽しんだりして、大いに気分転換ができました。

アロマで癒される?

エッセンシャルオイルの香りによって、気持ちが穏やかになったり、不安や苦しみなどから解放されたり、心が落ち着く、つまり「癒し」効果が期待できると言われています。

恐らく多くの方が、同意されると思います。

ただ筆者は時々、訳もなくひねくれ者になるので、このちょっと弱っちい、メソメソしたイメージがする「癒し」という言葉を「けっ!」と思い、意識して口にしないことがあります。

癒されたところで、現実にある不安や悲しみがなくなるわけじゃぁないでしょうよ〜と、妙に強がるというか、心の弱みを自分自身に認めさせないところがあるのです。

しかし実際にエッセンシャルオイルを使っていると、筆者の場合は癒されるという受動的なイメージよりは、もっと能動的なイメージ、「うん、まぁ、いいか、これはこれだ、」と、この世の中に対して肯定的な気持ちや割り切りができて、前に動き出せることがよくあります。

エッセンシャルオイルと出会ったのは、筆者が働き始めてからすぐだったと思うので、30年ぐらい前になります。

どこかでラベンダーの香りと出会い、それがアロマテラピーで使用するものだと知り、その後しばらくは、その精神的な効用など考えることなく、ただ香りを楽しむことから使い始めました。

少し慣れた頃、アロマオイルの本を1冊購入し、エッセンシャルオイルの効用を少し意識しながら自分が好きなオイルを2つ、あるいは3つほど組み合わせて、自分オリジナルのマッサージオイルを作ってみたり、バスオイル、ルームフレグランスなどを作っていました。

よく使っていたのはラベンダー、ベルガモット、ティートリーでした。

そして数年前、アロマテラピーやエッセンシャルオイルについて改めて基本的なことから知りたくなり、アロマテラピーアドバイザーの資格取得のための教科書を片手に、新たな知識を得たり、実際に様々な香りを試してみました。

勉強してみると、エッセンシャルオイルの歴史や効用、使い方など、どれもとても面白く、また新たに好きになった香りがいくつもありました。

興味深かったのは、筆者が若い頃に試して「苦手だな」と思った香りが、時間が経った今になると「ん?悪くないな、むしろ好きかも。」と印象が変わったことです。加齢による好みの変化でしょうか?(面白い研究テーマですね。)

アドバイザーの資格を取得したのちは、特に香りの調合、つまりエッセンシャルオイルのブレンドについてもっと知りたくなり、さらにアロマブレンディストの講習会に参加しました。

たった1滴のエッセンシャルオイルが加わっただけで、それまでとは全く印象の違う香りができることに興奮し、あれもこれも試してみたくなりました。

講習会では、まず最初に数多のオイルの香りについて、一つずつ自分の言葉で具体的にイメージし文字として残す練習をします。

自分の言葉で、それぞれのエッセンシャルオイルの香りを表現するのです。

香りのイメージを言語化する

このイメージを表現するのが、筆者には実に苦痛でした。

アロマオイルの王道ラベンダー

「いい香りがします。」とそれしか言えないのです。

先生に、「もっとイメージを膨らませて良いんですよ。リタさん!」と言われても、「良いんですよ、と言われても、膨らまないものは膨らまないんだよなぁ。困ったな。」と内心、本当に途方に暮れました。

私が焦る一方で、隣にいらした方は、どんなオイルについても、その香りのイメージをスラスラと淀みなく、一つの物語を語るように語っておられました。

私はその横で、冷静な顔は維持しつつ、「な、何者、この人は!え?もしかして予習とかしてるの?」と驚愕しておりました。

その方と組んでオイルをブレンドして新しい香りを作る際には、完全に「お任せします。」状態で、私は横で、「はい、どうぞ」とエッセンシャルオイルのボトルのキャップの開け閉めに専念するような感じです。(今では、すっかりお友達になって頂いております。)

この苦行とも言える過程を耐え忍んでやっていくうちに、それまでは柑橘系、スパイス系、フローラル系と言った大きな分類しか出来なかったのが、エッセンシャルオイル一つ一つの違いをほぼ判別できるようになりました。何事も練習ですね。

アロマブレンディストの勉強をして良かったことはたくさんあるのですが、特に以下の2つのことが筆者は楽しかったです。

一つは、普段は試すことの出来ないような高価なアロマオイル(例えばジャスミンとかローズなど)を使って、香りを調合できることでした。

そして二つ目は、同じエッセンシャルオイルでも個人によってそのオイルに対するイメージは、かなり異なっていることを知ることが出来たことでした。

オイルを使う人の嗜好(志向)や、生活環境など多数の要因によって、各々独自のイメージが生まれるということが、他の参加者さんがおっしゃる香りのイメージを聞くことで、とてもよく理解できました。

キャンドルに自分オリジナルのアロマの香りを!

無事、アロマブレンディストの資格も頂くことができ、完全にアロマオイルマジックに取り憑かれた筆者は、ランチ代を節約しながらあまり安くないエッセンシャルオイルを少しずつ買い足し、自分アロマワールドを作り始めました。

そうしますと当然、次は自分の作るキャンドルにアロマの香りをつけたくなるのです。

さて、どんな香りにしましょうかねぇ、、?この続きは、次回のブログに書かせて頂きます。

このまま続けると長くなりそうなので。

早くビーチに行きたいね!

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