ハワイバス運賃は高い?安い?

皆さま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

前々回のブログでは、久しぶりのピクニックのためにバレーボールまで買ってしまった筆者の盛り上がりの様をお伝えしました。

ピクニック当日は、「こんな日にバレーボールをしたら、真っ黒になってしまう」、と心配になるぐらいの快晴でしたが、心配ご無用です。

サンセットバレーボール(人は何処?)

サンセットをバックに円陣パスを楽しみました。

(何十年ぶりの円陣パス。50歳代中盤のおばさん4人の円陣パスは掛け声だけは立派ですが、5回以上続かない。しかしその奮闘ぶりに笑い転げて、十分な盛り上がりでした。)

さてピクニックと言えばお弁当や飲み物、座布団にボール、消毒液など、荷物が多くなりますね。

ビーチにはお友達の車に便乗させて頂くことになりました。

一方、普段、一人でさくっとビーチに行く時には、筆者はよくバスを利用します。

例えばノースショアのハレイワビーチに行くのも、ワイナマロビーチに行くのも、そしてワイキキビーチに行くのも、バス運賃は同じ、片道2ドル75セントです。(往復だったら一日乗車券ですね。)

2ドル75セントはお得か?

バスに乗るといつも思うことですが、これだけ移動距離が違うのに運賃が同じ、というのはどういうわけなのでしょう?

遠距離利用の際にはかなりのお得感がある一方で、短い距離だともったいなくて利用しにくい気がします。

利用者としては自然な心情だと思いますが、バスを利用するのであれば、乗り放題の1日乗車券(5ドル50セント)を利用するか、一回の乗車だったら出来るだけ遠距離を乗って、「こんなに乗って2ドル75セント!?」的なお得感を得たいものです。

そこで今日は一般的に物価が高いハワイにおけるバス運賃の経緯をざっと眺めてみることにしました

ハワイバスの歴史もろもろについて(Wikipediaから抜粋しています)

ハワイバスはオアフトランジットサービシズ社が1971年に営業を始めました。

2020年時点で110あまりのバスルートがあります。

バス停は4200箇所、利用者は1日約23万人と報告されています。

次に、ホノルルアドバタイザーがまとめたHawaii Busの運賃の経緯をざっとご紹介します。

サービスが始まった1971年(昭和46年)当時の運賃は25セントでした。

1971年4月まで、ドル円レートは固定相場制で360円ですので、単純に日本円に換算すると80円になります。(ちなみに1971年、昭和46年の都営バスの運賃は、一地帯30円でした。)

東京とハワイではバス利用者数やルート数などが大きく異なりますから、単純な比較は難しいですが、運賃だけで比較すれば、当時のハワイのバス運賃は高く感じますね。

その後、バス運賃は1985年には60セント、1995年に1ドルになっています。

1971年の運賃設定(25セント)から24年間で75セントの増加、4倍になっています。

ちなみに、東京の都営バスの運賃は1995年(平成7年)当時、180円になっていますから、24年間で5倍になったことになります。

その後ハワイバスの運賃は、2001年7月に1ドル15セント、2003年10月には2ドルになりました。(1995年からの8年間で1ドルの上昇です。)

続いて2010年には2ドル50セント、最近(2019年)の運賃改正で2ドル75セントにりました。(9年間で25セントの増加です。)(2019年の都営バスの運賃は、210円です。)

ここまでざっとですが、1971年から現在までの運賃変化(上昇)を概観しました。

気がついたのは、1971年の営業開始から約50年間、バス運賃の変化(増加)は必ずしも同じような割合で上昇していなかったことです。

一体、この不均衡な運賃上昇は何によって起こるのか、これ以上追求すると、なんだか大変なことになりそうなのでやめますが、現在の一回乗りで2ドル75セントは、やはり高いなぁ、という実感はあります。

日本ですと、一回乗車の運賃が固定されている運賃設定と、走行距離によって運賃が変化する運賃設定がありますね。

「ハワイではそういうことしないのかな??」と、チラリと考えます。そして、、

「きっと、ハワイ(アメリカ)も日本も、バス運賃に関しては「そうしないと利益が出ない」複雑な事情があるのよね。やはりこれ以上、追求するのは辞めましょう。」と思い至ります。

(面倒なことを考えるのことを極度に嫌がる筆者の性格がもろに出ております。)

ハワイのバス運賃の設定にどのような事情が反映しているのか、モヤモヤしたところはあるのですが、バス愛好者としては、これ以上バス運賃が上がらないことを願うばかりです。

ハワイは毎日、ピクニック日和?

何もしない日:時間の過ごし方

皆さま、こんにちは。

ハワイは最近、ネイバーアイランド間の移動が自由になりました。

熱がないことや滞在先の確認など、いくつかの制約はあるようですが、これまで会えなかった家族や友人に会えると思ったら、どんなに嬉しいことでしょう。

まして、これが海外との行き来が自由になった日には、これまで私たちが味わったことのない、開放感や喜びがあるのでしょうね。楽しみです。

希望を持ってその日を待ちましょう!

たまには何もしない日もあり?

唐突ですが、筆者はゆったりと時間を過ごすのが苦手です。

オンとオフの切り替えが下手で、いつもオンの状態になって動く傾向があります。

コロナの外出自粛で自宅で過ごす時間が圧倒的に長くなっていますが、近頃は今日が何曜日なのか、一瞬わからなくなる時があります。

おそらく、生活にメリハリがないのが原因でしょう。

「週末はビーチで何もしないで甲羅干しするぞ」、と思いビーチにいっても、「せっかく海に来たんだから、綺麗な風景を写真にとらねば、せっかくだから海に入るか、本も読まねば、帰りにはスーパーで餅米を買わねば。」など、やることに追われて忙しく、とてもビーチでゆったりと寝転ぶことができないのです。

朝の清々しい空気に包まれたビーチ。

そしてさらに悪いことには、もし餅米を買い損ねたとなれば、「う〜、やり残してしまった。」という後悔の念(大袈裟!)が湧いてきて、「なぜ、そうなった?そうか本を読みすぎたな。」などと反省してしまうのです。馬鹿みたいです。

「休日は1日中、寝ていた。」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、筆者にはこれができません。

休日だろうが平日だろうが、「お天道様が輝いているのに寝ている場合か!」とカラダと頭がムズムズしてきて、結局起きて、ラジオ体操とかしてしまいます。

コロナで自宅待機が命じられた3月下旬以降、「こんな時だからこそ、規則正しく生活しよう。」と思い、「必ず、運動する。ご飯はきちんと3食作る。本を読む。テレビは1日1時間半、でもチコちゃんがある日は2時間まで。お菓子はクッキーなら3枚、ポテトチップは5枚まで。」などと、自分自身にルールを果し、朝、起きた途端に、日課や仕事を消化するべく、活動を開始します。(筆者に目覚まし時計は不要であります。)

当然ながら、日中になれば多少は空き時間ができるので、休み時間と思って少しはカラダを休めても良いのですが、「おぉ、30分ある、じゃぁ、着付けの練習をしよう、」とか、「1時間ある!じゃぁ髪を染めながら床を水拭きするか、。」みたいに、絶えず何かをしています。

救いは、全ての行動が楽しく、何をやるにしても苦にならないことですが、流石に動き過ぎのせいか、夜はクタクタになり、「松本清張の本が途中だった、、読まねば、、。」と、寝床に入り本を持った瞬間、爆睡してしまっています。(おかげで本はヨレヨレです。)

よく言えば、勤勉。でも言い方を帰れば、休むことを知らない愚か者です。

いくら抑制をかけても動いてしまいますし、実際、自分の性格を四柱推命的算命学的に見ても、そういう星だらけで「これはもう仕方ないや」と少々、諦めモードです。

しかし、繰り上げすれば60歳の筆者ですから、これからは加齢現象も加速し、作業効率も落ちることは必至です。

「いい加減、このあたりで休むことを覚えるべきだろうな。せめて60歳になるまでには、ゆっくりとカラダを休ませる術を身につけよう。」と近頃、反省も込めてこのように考えています。

そこで、今日は1日、出来るだけカラダを休める練習をすることにしました。

(そもそもカラダを休めるのに、練習が必要なのだろうか、、?)

起床は6時です。(何時に寝ても6時に起きてしまい、二度寝は出来ません。まさに加齢現象?)

「今日は何もしない。」と決めたことを思い出し、「でも、朝ごはんは作らないとな、、」とか、くだらない問答をしながら、ゆったりとオートミールを作ります。

終わったら、ゆっくりとメールを見たり、新聞を読みます。朝の風も気持ちいいです。

いいわ、ゆったりしている。こんな感じでいこう。

そうそう、次はゆっくりと本を読みましょう。

読書中、ふと本から目をあげると、部屋の隅にホコリが溜まっています。「うぅ、気になる、。」掃除をするべきか、放っておくべきか、、。こんなことで悩むのは馬鹿らしい。クイックルワイパーで10秒で終了です。(やらないと気が済まない。)

ちょっと動いてしまった、、反省。でも、なんだか的外れな反省です。

さて、お昼です。「昨日の夜のおかずがまだたくさんあるから、それを頂きましょう。」と冷蔵庫を開けると、奥に熟れすぎたバナナが2本、横たわっています。

「あぁ、忘れてた!これはもうお菓子にするしかない、、でも、今日は料理もしないって決めたよね。やめよう、。」と、冷蔵庫のドアを閉めました。上出来。

お昼をいただき、お皿をすぐに洗います。なんとなくバナナが気になります。

でも心を鬼(?)にして、また読書を始めます。

3時になりました。おやつタイムです。「うふふ、今日はぜんざいがあるんですよ〜。一昨日作ったかのがまだある。」と冷蔵庫を開けると、やっぱりバナナが見える。

ハワイでぜんざい?

「あぁ、もうダメ!気になる!」と思ったが最後、ここから猛然とバナナクッキーを作り始めてしまった筆者です。

準備の時間にして20分、焼くのに20分。合計40分。脱兎の如く行動しまして、1時間後にはぜんざいとバナナクッキーをおやつでいただきました。

「おいち〜〜!やっぱりデザートも手作りに限るわ。でも、やってしまった。今日は何もしないと誓った(誰に?)のに〜〜。」と、思いつつ、本当は満足感ありでした。

さて読書にも少々、飽きてきました。

「どれどれちょっとテレビを見てみましょうかね〜。」日本語の番組も見ますが、筆者はアメリカのお家のリノベーションの番組が大好きです。

おそらく今後の自分の人生で決して住むことのないような、いかにもアメリカらしい大きな一軒家のリノベーションの様子を写した番組です。

ハワイや東京のように土地が狭いところにしか住んだことのない筆者にとって、「それ、無駄に大きすぎない?」とも思えるアメリカ本土の一軒家を見るのは、本当に新鮮で、しかも価格がリーズナブルなことにため息をつき、リノベーション前後の変貌ぶりに驚嘆しながら、楽しく時間がすぎます。

あっと言う前に2時間、ゆったりと時間を過ごしました。

途中、日本の連続テレビ小説も挟みながら、「テレビって、観ようと思ったら、キリなく観れるんだわ。」と改めて、この極めて受身的な時間経過促進装置の威力を感じます。

さて、普段でしたら夕方のウォーキングに出るところですが、今日は、やめて着物の小物を眺めることにしました。

ハワイでは着物を着る機会はほとんど無いと思いますが、着付けの練習は時々していないと手順を忘れてしまいそうなので、月に1回ぐらいですが練習しています。

ただ、ハワイでの着付けは本当に暑い!汗だくになってしまいます。かなりヘトヘトになります。

そこで今日は小物を整理するだけにしました。

帯を眺めたり、着物の端切れで何かつくれるかしら、と考えたり、結び方をちょっとおさらいしたり、です。

筆者の場合、なぜか若い時から「記憶力」よりも「忘却力」が優っておりまして、例えば着物の着付けにしても、ちょっと時間が開いてしまうと「あれ?帯締めの結び方はこれで良かったかな?」とすぐに忘れてしまいます。

ダラダラと汗を垂らすこともなく、ゆったりした時間でおさらいするのは、とても良いことだと改めて思いました。小物を綺麗にして箱に整理して入れて終了です。満足。

そのあと、夕食を頂き、メールを読んだりシャワーをして1日が終了しました。

寝床でも、いつもよりは本が読めました。

何もしない日=何も考えない日、ってわけじゃない

通常、起きていれば、瞑想などの特別な時間を除き、動作・作業としてのアウトプットはなくても、脳では常に何か考えているものですよね。

筆者の場合、「何もしないこと=ボ〜っとして何も考えず、且つ何も行動しないこと」、のように考えがちで、普段から目に見えて定量化でき、評価できるアウトプットを出すことをよしとする傾向があります。

先ほども記したように、四柱推命・算命学的に言えば、筆者のこのような志向は「よく動き、結果を出せる人」という筆者の性質の一面を現しています。

しかし、それは同時に「行動が猪突猛進型で、時として熟考が足りなく失敗がある。」性質も現していると言えます。

実際、人の行動には何かを見たり読んだりしながら静かに思いに耽ったり、何かを思い出したり、時には同時にカラダを動かしながら脳を整理したりすることも含まれていて、それは目に見えるアプトプットを出すことと同様に、評価はしにくいけれど、ある時間をかけることでしか得られない、その人の内面に働きかける不可欠な行為なのかもしれません。

万人に等しく与えられている1日24時間の過ごし方は、年齢や健康状態、人間関係など、様々な要因を反映して、万人それぞれに異なるのでしょう。

貴重、且ついつ終わってしまうかわからない時間を、出来るだけ大切に、愛しんで過ごしたいと思います。

ハワイのサンセットをゆったりと眺めるのも良いですね。

キャンドルの香りーアロマオイルその1

皆さま、こんにちは。

今日もハワイは快晴です。先日、ハワイ州の自宅待機命令が6月30日に延期されました。

色々と思うことはありますが、ここは我慢ですね。

筆者はただ自宅に待機して過ごせば良いだけのことですが、やはり自粛が長くなってくると、少し、気持ちが塞ぎがちな時間が出てきます。

皆さんはこのような時に、どのようにして気分転換されていらっしゃいますか?

私はそのような時、自宅でアロマオイルの香りを楽しむことにしています。

昨日も自宅にあるアロマテラピーに使うエッセンシャルオイル(精油)を並べて、残量を確かめたり、香りの組み合わせを楽しんだりして、大いに気分転換ができました。

アロマで癒される?

エッセンシャルオイルの香りによって、気持ちが穏やかになったり、不安や苦しみなどから解放されたり、心が落ち着く、つまり「癒し」効果が期待できると言われています。

恐らく多くの方が、同意されると思います。

ただ筆者は時々、訳もなくひねくれ者になるので、このちょっと弱っちい、メソメソしたイメージがする「癒し」という言葉を「けっ!」と思い、意識して口にしないことがあります。

癒されたところで、現実にある不安や悲しみがなくなるわけじゃぁないでしょうよ〜と、妙に強がるというか、心の弱みを自分自身に認めさせないところがあるのです。

しかし実際にエッセンシャルオイルを使っていると、筆者の場合は癒されるという受動的なイメージよりは、もっと能動的なイメージ、「うん、まぁ、いいか、これはこれだ、」と、この世の中に対して肯定的な気持ちや割り切りができて、前に動き出せることがよくあります。

エッセンシャルオイルと出会ったのは、筆者が働き始めてからすぐだったと思うので、30年ぐらい前になります。

どこかでラベンダーの香りと出会い、それがアロマテラピーで使用するものだと知り、その後しばらくは、その精神的な効用など考えることなく、ただ香りを楽しむことから使い始めました。

少し慣れた頃、アロマオイルの本を1冊購入し、エッセンシャルオイルの効用を少し意識しながら自分が好きなオイルを2つ、あるいは3つほど組み合わせて、自分オリジナルのマッサージオイルを作ってみたり、バスオイル、ルームフレグランスなどを作っていました。

よく使っていたのはラベンダー、ベルガモット、ティートリーでした。

そして数年前、アロマテラピーやエッセンシャルオイルについて改めて基本的なことから知りたくなり、アロマテラピーアドバイザーの資格取得のための教科書を片手に、新たな知識を得たり、実際に様々な香りを試してみました。

勉強してみると、エッセンシャルオイルの歴史や効用、使い方など、どれもとても面白く、また新たに好きになった香りがいくつもありました。

興味深かったのは、筆者が若い頃に試して「苦手だな」と思った香りが、時間が経った今になると「ん?悪くないな、むしろ好きかも。」と印象が変わったことです。加齢による好みの変化でしょうか?(面白い研究テーマですね。)

アドバイザーの資格を取得したのちは、特に香りの調合、つまりエッセンシャルオイルのブレンドについてもっと知りたくなり、さらにアロマブレンディストの講習会に参加しました。

たった1滴のエッセンシャルオイルが加わっただけで、それまでとは全く印象の違う香りができることに興奮し、あれもこれも試してみたくなりました。

講習会では、まず最初に数多のオイルの香りについて、一つずつ自分の言葉で具体的にイメージし文字として残す練習をします。

自分の言葉で、それぞれのエッセンシャルオイルの香りを表現するのです。

香りのイメージを言語化する

このイメージを表現するのが、筆者には実に苦痛でした。

アロマオイルの王道ラベンダー

「いい香りがします。」とそれしか言えないのです。

先生に、「もっとイメージを膨らませて良いんですよ。リタさん!」と言われても、「良いんですよ、と言われても、膨らまないものは膨らまないんだよなぁ。困ったな。」と内心、本当に途方に暮れました。

私が焦る一方で、隣にいらした方は、どんなオイルについても、その香りのイメージをスラスラと淀みなく、一つの物語を語るように語っておられました。

私はその横で、冷静な顔は維持しつつ、「な、何者、この人は!え?もしかして予習とかしてるの?」と驚愕しておりました。

その方と組んでオイルをブレンドして新しい香りを作る際には、完全に「お任せします。」状態で、私は横で、「はい、どうぞ」とエッセンシャルオイルのボトルのキャップの開け閉めに専念するような感じです。(今では、すっかりお友達になって頂いております。)

この苦行とも言える過程を耐え忍んでやっていくうちに、それまでは柑橘系、スパイス系、フローラル系と言った大きな分類しか出来なかったのが、エッセンシャルオイル一つ一つの違いをほぼ判別できるようになりました。何事も練習ですね。

アロマブレンディストの勉強をして良かったことはたくさんあるのですが、特に以下の2つのことが筆者は楽しかったです。

一つは、普段は試すことの出来ないような高価なアロマオイル(例えばジャスミンとかローズなど)を使って、香りを調合できることでした。

そして二つ目は、同じエッセンシャルオイルでも個人によってそのオイルに対するイメージは、かなり異なっていることを知ることが出来たことでした。

オイルを使う人の嗜好(志向)や、生活環境など多数の要因によって、各々独自のイメージが生まれるということが、他の参加者さんがおっしゃる香りのイメージを聞くことで、とてもよく理解できました。

キャンドルに自分オリジナルのアロマの香りを!

無事、アロマブレンディストの資格も頂くことができ、完全にアロマオイルマジックに取り憑かれた筆者は、ランチ代を節約しながらあまり安くないエッセンシャルオイルを少しずつ買い足し、自分アロマワールドを作り始めました。

そうしますと当然、次は自分の作るキャンドルにアロマの香りをつけたくなるのです。

さて、どんな香りにしましょうかねぇ、、?この続きは、次回のブログに書かせて頂きます。

このまま続けると長くなりそうなので。

早くビーチに行きたいね!

オアフ島でサイクリング

シェアバイクについて

平成から令和へと、元号が変りました。

4月27日から5月6日までの10連休は、ハワイで過ごされた方も多かったのではないでしょうか?

さて、オアフ島リピーターの方も、そうでない方も、ホノルルの町を歩いていると、そこかしこに、シェアバイクのスタンドがあるのに気づかれると思います。

「あら、シェアバイクだわ!手軽で良さそうね。私も乗ってみようかしら?」と一瞬、考えたかたもいらっしゃるのではないでしょうか?

あるいは、もうすでに体験済みの方もいらっしゃるでしょう。乗り心地はどうでしたか?

東京でも時々、赤っぽい車体のシェアバイクに乗って、外出している方をよく見かけますが、オアフ島では水色のバイクです。

特にホノルルに集中して見かけるこのシェアバイクは通称をBIKI(発音はびき)といいます。

ケエアモク通りにあったBIKIストップ

BIKIは州政府の援助も得て、2017年6月からそのサービスが始まりました。

左のようなBIKIストップが沢山、設置され、利用者はオアフ島住人はもちろん、観光客にも広がっています。

お手ごろな値段で利用でき、何より、フットワークが良くなるのが嬉しいですね。

さて、ここで少しBIKI利用に関する情報をご紹介したいと思います。

具体的なBIKIの利用方法については、他のサイトでも丁寧に紹介されていますので、ここではオアフ島住人、それもかなり限定された人々(筆者の知り合い)のBIKIに関する感想をご紹介しましょう。

オアフ島(特にホノルル)の住人(ローカル)が考えるBIKIの長所には、

1)交通渋滞緩和、2)健康によい、3)家に置かなくてよい(家におくと、邪魔)、4)故障しても自分で直さなくてもよい、5)ストップからストップなので盗難の心配がない、などがあるようです。

また上記長所のほかに、特にローカルがBIKIに惹かれる点に、駐車料金の節約があります。

公共の移動機関がバス以外にないオアフ島では、車出勤が普通です。

しかし職場の駐車料金が高く、また駐車代(一月約150ドル~200ドル)を全額負担してくれる会社も少ないので、BIKIを使えばその駐車代金を払わなくても済み、家計が助かるという訳です。

車社会のハワイでは、月々支払う駐車料金が少なくありません。従ってその点からも、BIKI利用には大きな関心があるのでしょう。

一方で、ちょっと不便だなぁ~~と思うことは、BIKIストップが増えたせいで、路上駐車の場所が減ってしまっている点です。

これはかなり困った問題です。例えば大人二人以上の家庭ですと、車はどうしても2台は必要になります。

一戸建ですと、2台ぐらいは駐車できるスペースもあることもありますが、コンドミニアムだと、割り当てられているパーキングは普通1台分だけです。

従って残りの1台は路上駐車となり、毎日、駐車のつど、場所を確保するために探さなくてはならないのです。

時には、自宅から2ブロック、3ブロック離れた場所での路駐になることもあります。

そういう意味で、特に住宅街にはこれ以上BIKIストップを作らないで欲しい、と思っている住人も少なくはありません。

では、ご参考までに、BIKIの利用料をご紹介しましょう。

シングルライド(1回乗り切り)が最長30分で$3.50

マンスリーパスは最長30分利用と、60分利用があり、1ヶ月でそれぞれ、25.0ドル、15.0ドルとなります。

フリースピリットパスは300分まで乗り放題で20ドルです。

アラモアナビーチパーク内はサイクリングできます。気持ちよいですよ。

ハワイバスと比較してみる

そもそも、BIKIとバスを比較することに意味はあるのか、とも思われましたが、本ブログはハワイのバスに関する情報提供を主旨としておりますので、一応、バス利用とシェアバイク利用の比較を試みてみようと思います。

まず、BIKIの利用範囲は、ホノルル中心です。

BIKIストップは現在も増え続けていますが、現時点(2019年5月)で確認した限り、西の端はIwilei通り近辺(解りやすい目印は出雲大社)、東の端はDiamond Head 通りと18th通りの交わるあたりとなります。

従って、移動範囲はまだそれほど広くはありません。例えば、ワイキキからカハラモールへは、現時点でBIKIではアクセスできません。カハラ地区のBIKIストップがないからです。(BIKIには鍵がありませんから、放置できません。)

今更、確認する必要もありませんが、バスは全土にルートが広がっております。

次に料金の比較をしてみましょう。

以前にもご紹介したように、http://kkssgallery.xsrv.jp/shortstory/art/cafe/HOKU_candle/oahuonedaypass/、バス1回の料金が2ドル75セントです。

またワンデーパスを利用すれば、1日中、バスに乗って移動ができます。

ルートにもよりますが、2ドル75セントで、かなり遠くに行けます。

一方、観光の場合、BIKIの利用はおそらくシングルライド(最長30分で3ドル50セント)でしょう。

単純に料金を比較するのはおかしいのですが、オアフ島の自然を満喫しながらのバイク移動は、たとえ30分間の利用であってもBIKIのほうが「思い出作り」的には良いツールかも知れません。

また、今更の話ですが、バスのルートは決まっており、決まった時間にしか運行しない、という、あったりまえの決まりがあります。

そしてバス利用の際には、ルート確認をし、バス番号を確認し、乗降するバス停の位置を確認する必要があります。

一方、BIKIであれば、ワイキキ、アラモアナ地区にある沢山のBIKIストップを見て「そうだ、ちょっと移動しよう!」、「バス停までは遠いし時間もわからない。」、「目的地に近いストップに戻せばそれでオッケー。」、とこんな具合にBIKIは大いにその手軽さを発揮することが出来ます。

以上の条件を総合して考えると、BIKI利用が最大限に生かされるのは、比較的、短距離、短時間の移動で、かつ、BIKIストップがある範囲内となりますね。

盗難に注意!

例えば300分、つまり5時間乗り放題で20ドルのフリースピリットパスですと、かなり自由に動き回れますが、鍵のついてないBIKIから放れるときには注意が必要です。

例えば、お腹が空いたからBIKIをちょっと道端に止めてレストランに入るとか、ビーチに寄ってひと泳ぎしている間に盗まれる可能性があるのです。

もし盗難にあった場合には罰金があります(1200ドル)。

(またきちんと返却しなかったりしても罰金があるようです。)

バイクは車道を走ります。

これもとても大切ですが、歩道をバイクで走ってはいけません。必ず車道か自転車レーンを走ります。

車道では車と同じ向きで走ります。

アメリカは右側通行ですから、右折は比較的容易ですが、左に曲がる際は、きちんと手で合図を出しましょう。

もしオアフ島の交通事情に不慣れで、危ないかも、と思ったときには無理をせず、手で押して方向転換しましょう。

筆者はBIKIを利用したことはありません。自分の自転車があるからです。次回のブログでは、自転車に乗る際の交通ルールについてご紹介できれば、と思います。

上手にBIKI(そしてバスも)を活用して、安全で楽しいハワイステイを満喫してくださいね。