七夕の願い事は??

皆さま、こんにちは。

ハワイは昨日が7月7日の七夕でした。

七夕というと、あの「笹の葉さぁ〜らさら〜」の童謡が思い出されますね。

七夕のお願いことはされましたか?

椰子の木は笹飾りには不向き?

ハワイでは日本で使う笹飾り用の笹を見つけることは、ほぼ無理です。

似たような植物で代用することもできるかもしれませんが、南国ハワイの植物は、おおむね、大きい葉っぱで緑の色も濃く、日本の笹飾りとは相当かけ離れてしまいます。

しかし欲張りな私は、「やっぱり、お願い事だけはしておこう」と、色紙を用意して、ワイキキにある自身の占い鑑定サロン(Kusu Kusu Hawaii)で、あぁでもない、こうでもない、と思いを巡らせておりました。

時間はハワイ時間で午後5時半ごろだったでしょうか。

突然、日本から発砲事件発生の情報が飛んできました。

最初はそのニュースに驚いていましたが、次第に時間を経ていく中で、「人の心の闇」の重苦しさを感じました。

気を取り直し、目の前にある薄紫の短冊3枚を目の前にして、はて、何を今書こうか、と改めて考えました。

そして、1枚目には「世界の平和」と書きました。

あまりにも大きな願い事で掴みどころがないのですが、今現在の世界を見ると、最後はこうなってしまいます。

自然に感謝!

2枚目は「感謝の気持ちを忘れない生活」です。

これはお願い事というよりは、自分への戒め。

3枚目は「商売繁盛で、お客さまも自分もハッピーだ!」

3枚目は、いかにも既に願いが叶ったような口ぶりですが、これでいいことにしました。

「〜しますように!」というお願い事は、どうも弱腰な気がするので、多少の勘違いは無視して、「私はハッピーになったのだ、そうなのだ、そうしてくれ!ほらやっぱりそうなった!」と「あ行五段活用」的な流れで(違う違う)、ちょっと不遜にも思われる文言にしました。

ただ、静かに平和に暮らしたいだけ

ハワイに住み、自然の中に入ると、ホッとします。

そして「これさえあればいいじゃないのかな。」と思います。

現実的に生きていくためには、これだけではダメなのも事実ですが、そんなに欲張らず、そんなに繋がる必要もなく、自分に与えられている時間の中で、ささやかな喜びや悲しみを家族や友人と分かち合えれば、それで十分なのではないかな、と思うんですけど、違うのかなぁ?

と、今回は、少しつぶやきモードの内容でした。

どうぞ、皆さまお元気でお過ごしくださいね。

KaneoheにあるHo’omaluhia Botanical Gardenです。こんなところに住めたらいいな!

クアロアランチのジップライン挑戦

みなさま、こんにちは。

お好みのパンケーキ店。

日本はゴールデンウィークですね。いかがお過ごしでしょうか?

本ブログではオアフ島のバスに関する情報を中心に、ハワイの日々の生活にある小さなトピックについてご紹介させていただいております。

ですが、今回は久しぶりに「脱日常」的なハワイライフについてお話しさせて頂きます!

2020年から本格化したパンデミックの影響で、今でもハワイと日本との行き来には多少の不便が残りますが、先週末、2度のハワイ便キャンセルの憂き目にもめげず3度目の正直で、とうとう2年ぶりにお友達がハワイにいらっしゃいました。

ラインなどで話はできるものの、やはり、実際にお会いすると感激もひとしおです。

約一週間の滞在の間、ハワイに住んでいてもなかなか体験することのない幾つかのイベントを企画しました。

そのうちの1つがクアロアランチのジップラインでした。

クアロアランチのホースライディイングのお馬さんです。でも今日はジップラインです。

初老でも大丈夫、ジップライン!

本ブログで年齢をご報告したことはありませんが、四捨五入で還暦になる初老のおばさんに、果たしてジップラインなんて挑戦できるのか不安が全くなかった訳ではありません。

しかし、旅好きで勇猛果敢な友人は「絶対、やってみたい。大丈夫よ〜」とやる気満々でした。

そこで友人がハワイに到着する約三週間ほど前に予約を入れました(少し予約が遅かったですね。残りの空席がわずかでした。)。

お値段はクアロアランチのサイトに記載されていますが、今回はカマアイナア料金を利用できたおかげで、約30ドルほどお得になりました。

早朝、ワイキキのホテルからクアロアランチ行きのバスに乗り出発です。

普段はほとんど走らないLikelike Hwyの車窓を楽しんだり、お友達とあれこれと話をするうちにクアロアランチに到着です。

ジェラシックパークやその他数々の映画に使われたというクアロアランチは、雄大なコオラウ山脈を背後に控え、起伏のある地形が広がっています。

私は初めてのクアロアランチですが、確かにここに恐竜がいてもおかしくないかも、と納得できる風景でした。

何よりも自然に囲まれ、吹く風が本当に気持ちよく感じられます。

だんだんドキドキしてきた。

現地に到着しますと、そこにはジップライン以外のアクティビティを楽しむ観光客もたくさんおられます。

私が観察した限り、その日の午前中、日本人は私たち二人のみだったと思います。

ジップライン参加者は私たちを入れて11人でした。

小さなバンに乗って、ジップラインのスタート地点に移動します。

そこには小さな小屋があり、そこでヘルメット、体を吊る紐(太い金属のワイヤー)の装着をします。重い!

係のお兄さん、お姉さんが手際よく助けてくれます。

友人はこの日のためにGoProを購入。

ヘルメットにはちゃんと装着用のクリップ(?のようなものがついています)があり、しっかりと装着できます。(後日、友人からの報告があり、GoProはヘルメットに装着すると、やたら「空」が映ってしまうとのことでした。胸あたりが良かったのかもしれませんね。)

ヘルメットにGoProを装着!

準備万端、重い装備を背負いながら、いざ1本目のジップラインに挑戦するため、小屋から移動しました。

約5分のところにあるスタート地点まで、少しきつい登り道です。

普段の運動不足と初老のせいもあって、心臓がドキドキしてきました。

そして、実際に滑るジップラインを目の前にして、さらに心臓がドキドキしてきました。

「なんだか怖いね、大丈夫だよね。」とお互い、心配顔になります。

着地地点が遠くに見えます。ビビリなのでちょっと怖かったです。でも大丈夫。すごく楽しいです!

そこで改めてジップラインに参加者の顔ぶれを眺めてみますと、私たち以外の参加者は、間違いなく20歳代と30歳代で、ワクワクモードいっぱいのカップルやお友達グループです。

参加者のみなさん、そしてインストラクターの人たちも、おそらく心の中で、「あれ、ちょっと年とってない?この二人、大丈夫かな?」と思ったに違いありません。

私たちも若者の足は引っ張らないよう、頑張るしかない、と腹を括りました(大袈裟?)。

二人づつ滑るのですが、まずは若くて元気な可愛いお嬢さんお二人が先頭を切りました。

ジップラインのワイヤーに自分が装着しているワイヤーを取り付けて、インストラクターのお兄さんと一言二言話交わしたら、すぐにゴーーーー!です。

こういう時にモタモタするのが一番心臓に悪いですから、装着したらすぐに滑るのは正解です。

私たち、初老女性カップルは最後でした。

「そうよね、今日のお客さんの中で、一番の厄介者になりそうだものね。最後にゆっくりやるんだわ」と勝手にメイクストーリーをしてしまいます。

実際、インストラクターも私たちの「もたもた」レベルを確かめたかったのでしょう。

でもね、意外と大丈夫でしたよ。

「ヒョエ〜!」、とか、変な雄叫びはありましたが、滑ってみると、これが気持ち良い。

ワイヤーでしっかり取り付けられているので落ちませんし、またハンドルもあるので、バランスも崩れません。

あえて言うならば、前を向いて滑りたいのに、なぜか横を向いたり後ろ向きになったりしますが、到着地点ではインストラクターさんが前向きにしてくれるので、ちゃんと着地できます。

滑る時の格好はこんな感じですが、インストラクターさんはとてもカッコいいのです。

この最初の一本で気持ちが吹っ切れ、その後の6本は本当に楽しめました。

流石に若者のように手を離して、アクロバチックなポーズをするほどの無茶振りはありませんでしたが、滑りながらコオラウ山脈を見上げたり、遠くに見える海を眺めたりできるほどの余裕も出てきて、友人と一緒に本当に楽しい2時間を過ごしました。

最後の1本が終わると、また元の小屋に戻り装具を外します。

ジップラインの途中、幾つかの地点で写真撮影があり、希望であればすぐに購入できます。(ネットで購入する感じです。)

普段はこのような写真は購入しないのですが、あまりにも楽しそうに映っているので4枚購入しました。

童心に戻るというのは、こういうことか、と写真を見るたびに思います。

ジップラインから戻って、バスの集合時間までベンチで休憩しました。来てよかった!

写真購入後、帰りのバスに乗るために再度、バンに乗って戻るのですが、慣れない山道の昇り降りで足が重くなっているのを感じました。

バンから降りるなり、二人とも小さく蹴つまづいて、「いやね〜、こういうことなのよ。初老は。」と日頃の運動不足を反省し(一時的)、抗えない加齢効果を実感した1日でもありました。

また友人には帰国後、GoProの使い方を練習して頂き、再度、挑戦したいと思います。

それではこれで失礼致しいます。

節分、明日から新しい1年が始まります。

皆さま、こんにちは。

ハワイも1日遅れで、今日2月2日に節分を迎えました。

2月2日の節分は124年ぶりなのだそうです。

すごいですね、124年ぶり、、。

豆まきは無事に終わりましたか?

年中行事は大切ですから、私も占い鑑定サロンで豆まきをしました。

でも、豆まきって、後片付けが面倒ですよね。

撒いた豆を食べるのも、サロンでは憚られます。

そこで今回はちょっとズルをして、福は内〜〜と言葉だけ。

大豆の代わりに、煮た小豆(つまり、、お汁粉です)を頂きました。

気は心です!

立春は新しい年の始まり!

明日の新年を迎えるにあたり、気分も新たにお気に入りの絵をワイキキの占い鑑定サロンに飾りました。

作品名「商談」見えますか?左下に商談中らしき人の姿が二人、、。

作者は高橋祐次さんです。

絵本作家・画家・イラストレータとして、今、日本で大活躍中の若手アーティストです。

高橋さんの作品との出会いは確か今から4年ほど前。

東京芸術大学大学院、卒業制作の作品発表会に行った時のことです。

そこで初めて拝見したのが、高橋さんの描く絵本の原画でした。

高橋さんの作風に一目惚れしてしまった私は、その後、高橋さんの個展やグループ展を見ては、こんな絵がお家にあったら楽しいだろうなぁと、いつも思っていました。

私の写真が下手で、美しい色が再現できていないのが大変申し訳ないのですが、高橋さんの描く絵はとても美しい色合いです。

作品名は「浮上」です。ふわっと浮いていますね。
作品名は「失敗」。思わず笑えます。

高橋さんの優しい絵には、細かい感情の動きがあって、良いなぁと思います。

ユーモアもあって、見れば見るほど、想像力がかき立てられます。

この作品は小さい作品ですが、立体的なんですよ。よく見ると、家の中が見えるんです。
上:「小さな木を買う」、下:「青い家」

この一年間、世の中はコロナでガタガタしています。

そして個人的にも占い鑑定サロンの準備で慌ただしく、ゆっくりと絵を眺める心の余裕が失われていたようにも感じます。

久しぶりに眺めた高橋さんの作品は、肩の力を抜いて、純粋に絵を見ることを楽しむ気持ちを呼び起こしてくれます。

しばらく、サロンに飾ろうと思います。

先にも記しましたが、高橋裕次さんは日本で次世代のアーティイストとして注目されていて、今後の作品にもとても興味があります。

いつも多くの作品を手掛けておられますが、現在の作品のテーマは「居場所」とのことです。

これからの作品が楽しみです。

どうぞ、サロンにお立ち寄りください。

もし、ハワイ在住で高橋さんの作品にご興味があったら、ぜひ、ご覧にいらしてくださいね。

もちろん、日本からでも大歓迎ですよ〜〜。

占いとか鑑定とか関係なく、サロンで絵を見たり音楽を聴いたりしながら、ハワイのアートやアーティストさんのお話しなどができたらとても楽しいと思います。

あっ、お越しの際には、Kusu Kusu Hawaiiの連絡先までご一報くださいね。

小さいギャラリースペースを作ろうかな?

こんなサロンですが、、よろしければどうぞ遊びにいらしてくださいね。