七夕の願い事は??

皆さま、こんにちは。

ハワイは昨日が7月7日の七夕でした。

七夕というと、あの「笹の葉さぁ〜らさら〜」の童謡が思い出されますね。

七夕のお願いことはされましたか?

椰子の木は笹飾りには不向き?

ハワイでは日本で使う笹飾り用の笹を見つけることは、ほぼ無理です。

似たような植物で代用することもできるかもしれませんが、南国ハワイの植物は、おおむね、大きい葉っぱで緑の色も濃く、日本の笹飾りとは相当かけ離れてしまいます。

しかし欲張りな私は、「やっぱり、お願い事だけはしておこう」と、色紙を用意して、ワイキキにある自身の占い鑑定サロン(Kusu Kusu Hawaii)で、あぁでもない、こうでもない、と思いを巡らせておりました。

時間はハワイ時間で午後5時半ごろだったでしょうか。

突然、日本から発砲事件発生の情報が飛んできました。

最初はそのニュースに驚いていましたが、次第に時間を経ていく中で、「人の心の闇」の重苦しさを感じました。

気を取り直し、目の前にある薄紫の短冊3枚を目の前にして、はて、何を今書こうか、と改めて考えました。

そして、1枚目には「世界の平和」と書きました。

あまりにも大きな願い事で掴みどころがないのですが、今現在の世界を見ると、最後はこうなってしまいます。

自然に感謝!

2枚目は「感謝の気持ちを忘れない生活」です。

これはお願い事というよりは、自分への戒め。

3枚目は「商売繁盛で、お客さまも自分もハッピーだ!」

3枚目は、いかにも既に願いが叶ったような口ぶりですが、これでいいことにしました。

「〜しますように!」というお願い事は、どうも弱腰な気がするので、多少の勘違いは無視して、「私はハッピーになったのだ、そうなのだ、そうしてくれ!ほらやっぱりそうなった!」と「あ行五段活用」的な流れで(違う違う)、ちょっと不遜にも思われる文言にしました。

ただ、静かに平和に暮らしたいだけ

ハワイに住み、自然の中に入ると、ホッとします。

そして「これさえあればいいじゃないのかな。」と思います。

現実的に生きていくためには、これだけではダメなのも事実ですが、そんなに欲張らず、そんなに繋がる必要もなく、自分に与えられている時間の中で、ささやかな喜びや悲しみを家族や友人と分かち合えれば、それで十分なのではないかな、と思うんですけど、違うのかなぁ?

と、今回は、少しつぶやきモードの内容でした。

どうぞ、皆さまお元気でお過ごしくださいね。

KaneoheにあるHo’omaluhia Botanical Gardenです。こんなところに住めたらいいな!

クアロアランチのジップライン挑戦

みなさま、こんにちは。

お好みのパンケーキ店。

日本はゴールデンウィークですね。いかがお過ごしでしょうか?

本ブログではオアフ島のバスに関する情報を中心に、ハワイの日々の生活にある小さなトピックについてご紹介させていただいております。

ですが、今回は久しぶりに「脱日常」的なハワイライフについてお話しさせて頂きます!

2020年から本格化したパンデミックの影響で、今でもハワイと日本との行き来には多少の不便が残りますが、先週末、2度のハワイ便キャンセルの憂き目にもめげず3度目の正直で、とうとう2年ぶりにお友達がハワイにいらっしゃいました。

ラインなどで話はできるものの、やはり、実際にお会いすると感激もひとしおです。

約一週間の滞在の間、ハワイに住んでいてもなかなか体験することのない幾つかのイベントを企画しました。

そのうちの1つがクアロアランチのジップラインでした。

クアロアランチのホースライディイングのお馬さんです。でも今日はジップラインです。

初老でも大丈夫、ジップライン!

本ブログで年齢をご報告したことはありませんが、四捨五入で還暦になる初老のおばさんに、果たしてジップラインなんて挑戦できるのか不安が全くなかった訳ではありません。

しかし、旅好きで勇猛果敢な友人は「絶対、やってみたい。大丈夫よ〜」とやる気満々でした。

そこで友人がハワイに到着する約三週間ほど前に予約を入れました(少し予約が遅かったですね。残りの空席がわずかでした。)。

お値段はクアロアランチのサイトに記載されていますが、今回はカマアイナア料金を利用できたおかげで、約30ドルほどお得になりました。

早朝、ワイキキのホテルからクアロアランチ行きのバスに乗り出発です。

普段はほとんど走らないLikelike Hwyの車窓を楽しんだり、お友達とあれこれと話をするうちにクアロアランチに到着です。

ジェラシックパークやその他数々の映画に使われたというクアロアランチは、雄大なコオラウ山脈を背後に控え、起伏のある地形が広がっています。

私は初めてのクアロアランチですが、確かにここに恐竜がいてもおかしくないかも、と納得できる風景でした。

何よりも自然に囲まれ、吹く風が本当に気持ちよく感じられます。

だんだんドキドキしてきた。

現地に到着しますと、そこにはジップライン以外のアクティビティを楽しむ観光客もたくさんおられます。

私が観察した限り、その日の午前中、日本人は私たち二人のみだったと思います。

ジップライン参加者は私たちを入れて11人でした。

小さなバンに乗って、ジップラインのスタート地点に移動します。

そこには小さな小屋があり、そこでヘルメット、体を吊る紐(太い金属のワイヤー)の装着をします。重い!

係のお兄さん、お姉さんが手際よく助けてくれます。

友人はこの日のためにGoProを購入。

ヘルメットにはちゃんと装着用のクリップ(?のようなものがついています)があり、しっかりと装着できます。(後日、友人からの報告があり、GoProはヘルメットに装着すると、やたら「空」が映ってしまうとのことでした。胸あたりが良かったのかもしれませんね。)

ヘルメットにGoProを装着!

準備万端、重い装備を背負いながら、いざ1本目のジップラインに挑戦するため、小屋から移動しました。

約5分のところにあるスタート地点まで、少しきつい登り道です。

普段の運動不足と初老のせいもあって、心臓がドキドキしてきました。

そして、実際に滑るジップラインを目の前にして、さらに心臓がドキドキしてきました。

「なんだか怖いね、大丈夫だよね。」とお互い、心配顔になります。

着地地点が遠くに見えます。ビビリなのでちょっと怖かったです。でも大丈夫。すごく楽しいです!

そこで改めてジップラインに参加者の顔ぶれを眺めてみますと、私たち以外の参加者は、間違いなく20歳代と30歳代で、ワクワクモードいっぱいのカップルやお友達グループです。

参加者のみなさん、そしてインストラクターの人たちも、おそらく心の中で、「あれ、ちょっと年とってない?この二人、大丈夫かな?」と思ったに違いありません。

私たちも若者の足は引っ張らないよう、頑張るしかない、と腹を括りました(大袈裟?)。

二人づつ滑るのですが、まずは若くて元気な可愛いお嬢さんお二人が先頭を切りました。

ジップラインのワイヤーに自分が装着しているワイヤーを取り付けて、インストラクターのお兄さんと一言二言話交わしたら、すぐにゴーーーー!です。

こういう時にモタモタするのが一番心臓に悪いですから、装着したらすぐに滑るのは正解です。

私たち、初老女性カップルは最後でした。

「そうよね、今日のお客さんの中で、一番の厄介者になりそうだものね。最後にゆっくりやるんだわ」と勝手にメイクストーリーをしてしまいます。

実際、インストラクターも私たちの「もたもた」レベルを確かめたかったのでしょう。

でもね、意外と大丈夫でしたよ。

「ヒョエ〜!」、とか、変な雄叫びはありましたが、滑ってみると、これが気持ち良い。

ワイヤーでしっかり取り付けられているので落ちませんし、またハンドルもあるので、バランスも崩れません。

あえて言うならば、前を向いて滑りたいのに、なぜか横を向いたり後ろ向きになったりしますが、到着地点ではインストラクターさんが前向きにしてくれるので、ちゃんと着地できます。

滑る時の格好はこんな感じですが、インストラクターさんはとてもカッコいいのです。

この最初の一本で気持ちが吹っ切れ、その後の6本は本当に楽しめました。

流石に若者のように手を離して、アクロバチックなポーズをするほどの無茶振りはありませんでしたが、滑りながらコオラウ山脈を見上げたり、遠くに見える海を眺めたりできるほどの余裕も出てきて、友人と一緒に本当に楽しい2時間を過ごしました。

最後の1本が終わると、また元の小屋に戻り装具を外します。

ジップラインの途中、幾つかの地点で写真撮影があり、希望であればすぐに購入できます。(ネットで購入する感じです。)

普段はこのような写真は購入しないのですが、あまりにも楽しそうに映っているので4枚購入しました。

童心に戻るというのは、こういうことか、と写真を見るたびに思います。

ジップラインから戻って、バスの集合時間までベンチで休憩しました。来てよかった!

写真購入後、帰りのバスに乗るために再度、バンに乗って戻るのですが、慣れない山道の昇り降りで足が重くなっているのを感じました。

バンから降りるなり、二人とも小さく蹴つまづいて、「いやね〜、こういうことなのよ。初老は。」と日頃の運動不足を反省し(一時的)、抗えない加齢効果を実感した1日でもありました。

また友人には帰国後、GoProの使い方を練習して頂き、再度、挑戦したいと思います。

それではこれで失礼致しいます。

2022年(壬寅)がスタートしました。

皆さま、こんにちは。

2月4日、ハワイも立春を迎え、新しい1年が始まりました。

旧暦のお正月をお祝いする赤いランタンがロイヤルハワイアンセンターに飾られて、バックほピンク色のロイヤルハワイアンホテルととてもマッチして可愛かったですよ。

なぜか人っ子ひとりいない風景ですが、偶然、こうなりました。ピンク色って可愛くて気分が上がりますね。

冬の土用も終わり、さぁ、新しい壬寅の年だ!と張り切りたいところですが、実は、筆者は立春から天中殺に入りました。

これまですでに数回の天中殺を経験していますから、「あんな感じかな」と勝手に想像していますが、とにかく、淡々と過ごそうと心に言い聞かせています。

新年なので大掃除をしました

1月1日のお正月を迎える際に大掃除をするように、立春という運気の切り替わりという節目に大掃除するのもよろしかろうと、3日の節分の日には、ちょっとだけですが、断捨離をしました。

本当に少しだけすが、これだけでも何となく気持ちがスッキリするのが不思議です。

断捨離その1は、古くなったハンドバッグです。

今は無き、恵比寿三越で買ったバッグです。

余談ですが、筆者は恵比寿三越が大好きでした。

すぐには要らないけれど、適度にオッサレ〜な生活グッズやファッショングッズなど、あれこれと自分の理想の生活空間を妄想して歩くにはとても楽しいところで、ハワイで三越閉店のニュースを知った時には、「終わった、恵比寿」そんな気持ちになったものです。

話を戻して、そのバッグは、買った当初はグレーベージュの革の色だったのが、15年以上経って久しぶりに眺めてみると、あれ〜、ちょっと違うかな、と思ってしまったのです。

買った時には気に入っていたのですが、、。

自分が変わったのか、バッグが変わった(ボロくなった)のか、、。

後ろ髪を惹かれつつ、「うん、もう、これは終わり!ありがとうバッグさん、さようなら恵比寿三越」。

そんな言葉を呟き、ゴミ袋へ、、。

断捨離その2はタオル類です。

ハワイにいますと、なぜか、バスタオルが増える。

理由は分かりませんが、ABCストアでは大きなビーチタオルが3ドルぐらいいで買えてしまいます。

ビーチに行った日、「あれ、バスタオルもう一枚欲しいね」そんなことがよくあります。

多分、そのせいでしょう。いつの間にか増えってしまったバスタオル。

そのタオルたちは最初はよろしいのですが、度重なる洗濯で相当にヨレヨレしています。

そのヨレヨレタオルを使い続けてきた筆者ですが、流石に「ちょっと、しょぼいよな」と思い、3枚を処分しました。

いつものことですが、ゴミ袋に捨てると決めたモノを入れる瞬間、脳内によぎる「やっぱり、何かに使えるのでは?」のささやきにはあえて「おだまり!」と叱りつけて封印してしまいます。

気持ちよく使えないものは、やはりよろしくないよね。

断捨離その3はクッションの中身です。

インテリアのワンポイント、そして寝転んで昼寝をする際に欠かせないクッション。

でも、元の四角形が分かりづらいほどに形崩れをしています。

自分の頭の形にはぴったりフィットするのですが、特に中のパンヤ(ポリエステル綿?)は数年間の湿気と汚れをかなり吸い込んでいることは容易に想像できます。

邪気を吸いやすいと言われているの布ものは洗濯できるものの、中身は洗えません。

「またウォルマートで買おう」、そう思い、3個処分です。

断捨離の最後は、キッチン布巾と洗面所のタオルです。

台所周辺の布物はほぼ毎日「煮沸消毒」していますが、ハードに使いすぎたせいか、かざすと向こうがわが見えるほど糸が抜けてしまいました。

新年ですから、全て布巾を新しくしました。

ついでにお手洗いのタオルも新しいピンクのタオルに交換しました。

さぁ、これですっきりしましたよ!

とてもささやかな断捨離でしたが、やっぱり棚だけでなく、心もスッキリするんですね。

それまで埋まっていた空間が空になっただけで、こんなに気分が違うのは不思議です。

しばらくはスッキリしたその空間を楽しむことにします。

次にどんな良いものが入ってくるか、少し楽しみです。

2022年壬寅年が、皆さまにとって、健やかな1年でありますように。

新しい1年の夜明けです。

2022年ソニーオープンを観戦しました。

松山選手、優勝おめでとうございます。

皆さま、こんにちは。

先日はトンガの海底火山が噴火の影響で日本でも津波が発生し、ハワイでも日本時間の15日の午後9時半ごろに津波が観測されたようです。

ハワイ15日(土)の早朝(日本時間ですと16日午前2時ごろ)、アラモアナビーチパークの海水の水位はいつもより高い印象があり、いつもなら見かける釣り人もこの日はゼロでした。

なんとなく荒れている海を見ながら、ふと「もし津波が来たら明日(16日)のソニーオープンはどうなるんだろう?」と考えました。

少し水位が高め(?)のアラモアナビーチパークの日の出です。

「ん?ソニーオープン?あのゴルフの?」

そうです。GPAトーナメントの一つ、ソニーオープンがワイアラエ・カントリークラブで1月13日から始まっていて、このブログを書いている今日16日はその最終日だったのです。

生まれて初めてのゴルフ観戦

昨年12月ごろ、占い鑑定のお客様からソニーオープンの観戦をお誘い頂きました。

ゴルフ観戦といえば、ギャラリーを選手と一緒に移動しながら観戦するゴルフ観戦を想像したのですが、今回は18番ホールにあるスカイBoxという、ちょっと(いえ、かなりの)VIP対応のスペースでの観戦だったのです。

スカイBoxからの眺め(18番ホール)

ゴルフのルールもろくに知らず、選手についてもそんなに知らず、ハワイに住んでも「ゴルフは暑いからなぁ」と見向きもしないゴルフだったのですが、せっかくの機会ですからこれは是非とも経験してみようと、迷いなくお受けしました。

「あれ?、何着ていくんだろう?ワイアラエカントリークラブは格式あるコースだし、そもそもゴルフはお行儀の良いスポーツだから、観戦者もお行儀よくしないといけないなぁ。芝生だから、やっぱり運動靴かしら?」とか、グダグダ考えていたのですが、最終的にはそれほどひどくなければカジュアルな格好でも良い、との情報もいただいたので、白のパンツに薄いブルーのシャツ、それに靴は芝生を痛めないエスパドリーユにしました。

靴に関しては特に気を遣ったつもりでしたが、果たして、実際のスカイBoxでの観戦では結果的に一度も芝生を踏むことはなく、なんでもよかったようです。

飲食物の持ち込みは一切禁止。ちなみに今回はスカイBoxでの観戦なので、お食事とお飲み物は全て用意されていました。

そしてこれも全く不要だったのですが、私は「双眼鏡」を持っていきました。

「選手一人一人のプレーをバッチリと見るのだ!」と観る気満々。

「良いこと思いついたわ私!」ぐらいの気持ちで持ってゆくことにしたのです。

しかし私が座ったスカイBoxの席から18ホールのカップまでは10メートル弱しかなかったのです。

これで双眼鏡を使ったら、選手の顔のどアップか背中しか見えなかったでしょう。

「不要だったな」とは思いつつ、でも、いつも18番ホールに選手がいる訳ではありませんから、途中、ハワイの風景を眺めるのに双眼鏡があっても悪くないようにも思います。

ワイアラエカントリークラブに到着しました

ワクチン接種者のサイン

さて、11時すぎにカハラ地区にあるカントリークラブに到着しました。

到着しますとまずはワクチン接種チェックや鞄チェックがあります。

無事に通過しますと、すぐに1番ホールがあり、これからプレーをする選手名が読み上げられた後に、第一打を打ちます。

緊張とワクワクが入り混ざったスタートです!

これから第一だです。

さて、そこから右手に進むと18番ホールはすぐ近くにありました。

スカイBoxは最終ホールのグリーンを囲むようにいくつか設置され、その合間に大型カメラが設置されています。

さて、その中の一つのスカイBoxに入りますと、中は3、4段の雛壇のようになっており、座席が適当な間隔を置いて設置されていました。

自由に座ることができ、スカイBox内にある飲み物、食べ物は自由にいただくことができます。

まずは少し腹ごしらえということで、お寿司を2、3個、お水を持って後方の席に座りました。

初めて眺めるワイアラエカントリークラブは美しく、芝の緑、風にそよぐ椰子の木々、爽やかな青い空とたなびく雲、そして右手にあるカハラリゾートホテルがこれらの自然にすっきりと溶け込んで、とても気持ち良い爽やかなコースに見えました。

スカイBoxから見える選手やホテル、ギャラリーの様子です。空の色が本当にきれいですね。

お昼をいただいたのは12時ごろでしたが、コースでは午前の早い時間にスタートした選手たちがすでに18番ホールでプレーしていました。

4日間のツアーで最後のホールです。選手達はこの長い戦いの最後の一打ちに様々な思いを馳せているのだろうなぁと、勝手に感情移入しながら観るのですが、側で見ている限り、選手達はいちいちそんな「感慨」にふける様子もなく、18番ホールを終えると実に淡々グリーンから立ち去るのがちょっと面白いなと思いました。

と同時に、真剣にプレーする選手を前に、いくらスカイBoxとは言え、呑気に飲食するのもなんだか気が引けてしまいました。

(お相撲観戦でも升席で食べたり飲んだりできますが、少し離れているので申し訳ない気分が薄らぎますね。一方で砂被りに座っているお客さんは何も食べてませんよね。と、ちょっとピント外れなコメントです。)

さて、肝心の観戦ですが、18番ホールには次々とグループ(二人の選手)がやってきます。

18番ホールは特に難しいコースで有名とのことで、観ていると確かにグリーンを外したボールが点々と客席の方に転がったり、バンカーに入ったりしています。

それでも最後のパターショットを終えた選手には疲れと共に4日間の戦いがお終わったという安堵感も感じられて、成績とは関係なく、ギャラリーからは暖かい拍手が送られていました。

松山選手を間近で観てしまった!大きい体ですね。

見事、今回優勝を果たした松山英樹選手については、去年のマスターズでの優勝も鮮烈な印象があります。

ゴルフのことはよく分からなくても、アメリカ(オーガスタ?)で一人、黙々とプレーをする松山選手が優勝した瞬間は、友人と一緒になって大喜びしました。

その松山選手が最終日、首位から2打差?の2位スタート、と聞けば否応なくこちらまで力が入ってドキドキしますね。

また松山選手以外にもお二人の日本人選手が健闘していました。

そもそも松山選手もこの2名の選手も、自分に取っては縁もゆかりもない方達ですが、何かのご縁で、このように場所と時間を同じくしている、それだけで「頑張って頂きたい!」と思ってしまうのは面白いですね。

ところで話は少し脱線しますが、このスカイBoxにずっとおりますと、果たして今、松山選手は何ホール目でプレーしていてスコアはどうなのか、よく分かりません。

大きな電子掲示板があり、選手たちのプレー状況が知らされるのですが、いつもタイミングよく見れるとは限りません。

そこで日本にいてテレビでゴルフ実況を見ている母とLINEで連絡を取りながら状況を把握する、という変なことをしました。

ゴルフを知らない母も、やはり松山選手のプレーには非常に興奮し、相当疲労したようで、途中「松山選手を見てるとドキドキして疲れる」とLINEで呟いておりました。

話を戻します。

とうとう松山選手たちがグリーンに到達すると、ギャラリーで見ていた観戦者がコースに雪崩れ込むように入ってきてグリーンを囲みました。

一緒にプレーしていたラッセル・ヘンリー選手も、多分、緊張感で死にそうだったと思いますが、松山選手も同じぐらいだったでしょう(勝手な推測)。

そんな中で二人の選手はパターをすることになり、このホールの結果によりラッセル・ヘンリー選手とのプレーオフが決定した訳です。

何とも大波乱の結果となりましたが、私としては誰が優勝するか、というよりは、全ての選手のプレーにとても感動しまして、すごいな〜、偉いな〜とただただ感心しておりました。

芝をよんでいる両選手。松山選手「芝ってこうやって読むんだよね、知ってる?」と言っている(そんな訳ない)。

最後におまけの感想。

今回は本当に本当に楽しいゴルフ観戦でした。

でも、一つだけ。

実はすぐ上の写真に写っている大型カメラ。

このカメラは観戦途中、上位選手が18番ホールにやってくる頃、この場所に陣取ったのですが、そのせいで、何と18番ホールのホールがこのカメラで隠れてしまって見えなくなってしまいました〜。

もちろん、顔を動かせば見えなくもないのですが、派手に動いたり立ち上がって観ることもできず、ギャラリーの歓声で入ったか入らなかったかが分かるという、かなり微妙な観戦となりました。

今日はこういう巡り合わせの日だったんですね。

最後に芝を読む松山選手の後ろ姿です。あまり後ろ姿ってみないでしょ?へへ。

お月見はアラワイ運河で

皆さま、こんにちは。

早いもので2021年も、もう10月ですね。

9月23日の秋分を過ぎて、ハワイでも朝晩はとても涼しくなってきました。

さて、秋分の2日前の21日は「中秋の名月」でしたね。

それも8年ぶりの満月でした。

陽が落ちた頃、「お月様見よ〜〜」と、いつもの散歩コースであるFort DeRussy ビーチに向かいました。

しかし、実はこれは全然、見当違いの方向でした。

西陽が落ちたところに、月が昇る訳がありません!(おバカさんですね)

でも空はとても綺麗でしたよ。

同じ時間に撮った西側の風景と東側(ダイアモンドヘッド)の姿です。

時間を調べてアラワイ運河へ

いったん家に戻り、月が昇る時間をネットを使ってで調べてみると、7時過ぎに東方面の空に見えるらしいことが判りました。

あいにく自分のすむアパートの窓は西に向いているので、「お月見団子とススキを傍に、風流に月を仰ぐ」、そんなお月見はできません。

そうなりますと、ワイキキに住む自分が東方面をみるには、アラワイ運河に行くのが妥当です。

しかし臆病物の自分は、普段から夜の一人外出を極力、避けています。

危ないのですからね。

でも、8年ぶりの満月の中秋の名月となれば、そこはちょっと考えますよね。

「お月様を見て、写真を撮ったらすぐに戻ってこよう」、と思って、いざ出陣です。

外はすごい強風で、椰子の葉がぐわんぐわん、揺れています、

アラワイ運河の東方面を見上げながら、「どこにあるのかなあ」と思って歩いていると、かなり上の方にありました!

「ありましたよ〜!まん丸お月様が」、と歓声をあげたいところでしたが、ちょっと違いました。

と言うのも、自分の中では、もっと大きな満月を想像(期待)していたのですが、実際の月は思ったよりもはるか遠くに見えたからです。

「あぁ、ウサギが餅をついてるね!」、と言うには無理がある様な、小ぶりな満月でした。

しばらく眺めておりましたが、「そうだ、写真、写真」とスマホを構えました。

如何せん、スマホですし、お月様はかなり遠くです。

拡大したところで、ぼんやり滲んだ丸い物体にしか見えないのですね。

「やっぱり無理があるよね」とちょっとがっかりして、なんとなくアラワイ運河の水面を目を落とすと、水面に光の筋の様なものが見えました。

「ん?この光はなんだ?」と思って数秒後、「そうか、これはお月様の光なんだ!」と判り、気持ちが一気に盛り上がりました。

お月様は小さいけど、お月様の光はしっかり届いていますよ〜!とすっかり嬉しくなって撮ったのが、この写真です。

写真の腕は情けないものがありますが、水面の光は、よく見えます。

すごいですね、お月様ははるか向こうですが、こうやってお月様の光を間近で見れるなんて!

ちなみに、これは近くにあるアラワイ運河の電灯の灯ではないですよ。確認しました。

やっぱりお団子食べたいな

お月見といえばお団子ですよね。

三宝に白いお団子をピラミッドの様に重ねて、、、。

日本でもやったことがないことを、なぜハワイで出来るか!?

そう、流石にそこまではできないので、お団子だけ準備しました。

本当は白いお団子を作るべきとも思いましたが、今回は、「揚げ胡麻団子」に挑戦です。

以前からちょっと作ってみたかったものの、揚げ物に躊躇していました。

それこそ、日本にいる時にだって、揚げ物だけはやらずにいたのに、「なぜ、今、ここで揚げ物する、え?自分よ」と何度も問いかけては、辞めていたのです。

でも、せっかくの満月ですから、やってみることにしました。

ここで間抜けなことに、揚げ料理(普通の)用の油がなく、ガックリ。

でも、なぜかオリーブオイルはたっぷりあります。

そこでネットでオリーブオイルを使った揚げ物、揚げ方をチェックし、「多分、いける」、そう思って、再度挑戦です。

お団子の中身はこし餡と、さつま芋のペーストです。

お団子の外側は、白玉粉です。

こし餡とさつま芋を耳たぶぐらいの硬さの白玉粉で包み、出来たお団子にゴマをビッシリとつけまして、揚げます。

温度計はないので、クルトンの様に小さく切った食パンを用意して、それを油に投入。

揚げ具体を見ながら、「こんなもんだね」と思ったところでお団子を投入!

5分ぐらいして、白玉粉が膨らんできたあたりで取り出します。

出来たのがこの画像です。

それなりにお団子らしく見えるのが面白いです。

味は、オッケーです。

ちなみに、こし餡にはすこしごま油を入れたので、味は完全に中華街の胡麻団子でした。

また、さつま芋のペーストを準備した理由は、この中秋の名月は、別名「芋名月」とも言われているので、さつま芋を使いました。

でも、これはちょっと失敗でした。

なぜかと言うと、お芋をペースト状にした際に、お砂糖は加えずバターを入れたからです。

口の中で白玉と混ざると、甘さがわからなくなって何を食べてるのか分からないのですね。

むしろ、栗きんとんぐらいに、しっかりした甘味があった方が良かったのでしょう。

来年の中秋の名月にまたトライすることにしましょう。

こんな雰囲気でお団子をいただくと、どこの国の行事なのか判りませんね。

楽しいイベントがたくさんあった9月も終わりです。

10月は、何をしましょうか。楽しみです。

それでは皆さま、お元気でお過ごしください。

本当に金運アップするかな?

9月の風の強い朝。

皆さま、こんにちは。

アメリカでは9月6日のLabor Dayが終わると、秋の訪れを感じるのだそうです。

暖かいハワイでは、アメリカ本土や日本ほど秋の訪れをはっきりと感じることは少ないかもしれませんが、早朝や日が暮れてからのお散歩ではカーディガンや長袖シャツが欲しくなってきました。

またも出雲大社へお参りに!

さて、前回のブログでは8月25日、乙巳の日に出雲大社にお詣りしたことをお伝えしました。

9月は18日が己巳の日で、金運アップにとても良い日と言われています。

しかも18日は一粒万倍日と言って、その日に巻いた種が一万倍になって戻ってくるという、実にありがたい(本当ならね→こんなことを思うのは信仰の薄い証拠)日でした。

本来ならば弁財天にお詣りしたいところですが、私の知る限りオアフ島にはないようですので、今回も神様代表の出雲大社でお願い事をすることにしました。

お願い事は、ズバリ、「お金をください」です。

ブレがありません。

お金のお願い一本でとても分かりやすい内容です。

とはいえ、本音をいえば、相変わらずの他力本願、節操のないお願いで、神様には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

「毎度、毎度、お願いばかりで大変申し訳ございません。」が、お祈りの最初の言葉です。

次に自分の名前と住所を言いました。

お忙しい神様は、ハワイに住んでる強欲な人間まで目が回らないと思いまして、2度繰り返しました。

そしていよいよ、お祈りの言葉です。

「あのぉ(最初からモジモジしています)、こんなお願いで申し訳ございませんが、お金を回してください。お金がもうちょい潤沢にありますと、なんと言いますが、全体がうまくいくと思われるのです。具体的には、○○円ぐらい回していただけますと、大変、助かります。何卒、よろしくお願いいたします。」

最後にお辞儀をして、お参りはあっという間に終わりました。

終わってしまうと、なんとなく気が抜けまして、フラフラと帰宅しました。

(ちなみに「お金を回してください」と書いたのは、きっと神様も今年の予算があって、それをやりくりして配分されているように思ったからです。そのやりくりの一部を私に分配してくださるのであれば、表現は「回して」の方が合っているような気がしたのです。)

「神様にお願いするだけで金運アップなんて。そんなに神様は甘くないよね。」と帰りの2番バスの中で考えていました。

でもですね、最近、ちょっと面白いことがありましたよ。

ひたすらお掃除をしていたら・・

金運をアップさせる行動には色々とあるようですが、どうも私が調べる限り、お掃除が一番、効果があるようです。

お掃除の中でも、特にお手洗いと玄関のお掃除は、金運も含めて運気アップに良いらしいですね。

そこで、先月、出雲大社に行った8月25日以来、一念発起して、毎朝、ひたすらお手洗いと玄関を磨きまくっています。

動機はお金欲しさですが、やはりお掃除ですので、終わればとても気持ちが良くなります。

またお手洗い、玄関掃除の余波のようなものがあり、「ついでにここも拭いておこう」と思って窓の枠を拭いたり、扇風機の羽を綺麗にしたりするのです。

このようなことを数日続けていると、家全体がなんとなく清潔になるのはもちろんのことですが、次第に、それが当たり前のようになってきて、最近では朝、お掃除をしないと気分がモヤっとします。

これぞ、お掃除による心身に及ぶトレーニング効果です。

ちょっと嬉しいハプニング

さて、お掃除を初めて3週間ぐらい経った頃でしょうか。

今回の出雲大社詣りの数日前のことです。

昔、住んでいたマンションの管理会社から手紙が届きました。

はてなと思って開封してみると、なんと1ヶ月分の管理費の小切手が入っていました。

どうも引っ越しの際に何らかのミスで、1ヶ月分の管理費が余計に自動引き落としされていたらしく、それが返金されてきたのです。

わお、お金だ!っと単純に嬉しくなりました。

よく考えれば、元々自分のお金で、ただ払い過ぎていただけの話なのですが、それでも戻ってきたのは嬉しい!

「あぁ、お掃除していたご褒美かしら〜〜ん」、と目がハートになりました。

こんなことが起こりますと、単純な性格も手伝って、いつものお掃除にもっと気持ちが入ります。

毎朝、「お金、カモーン!」と言いながら、お手洗いを磨きます。

すると、ほんの僅かですが、最近、鑑定のお申し込み数が微妙に増え始めたのですね〜〜。

いや、これは錯覚だ。(実は数えればわかることです。)

たかが掃除でこんなことが起こるわけがない。

お申し込みが増えている?いやいや、ここでニタニタ笑ってはいけない。

「勝って兜の緒をしめよ。」

「油断大敵火がぼうぼう。」

迂闊に喜んでは今のラッキー傾向が消えて無くなりそうなので、このように努めて冷静を装っておりました。

いつまでお掃除のご利益が続くのだろう・・。

そこに18日、2回目の出雲大社詣りの日がやってきたというわけです。

祈りにも力が入ってしまうのも無理がないですよね。

真剣にお祈り、お願いしながらも、頭の隅では「神頼み、縁起担ぎ(お掃除)に頼るなんて、ビジネスではダメだよね」と思ってみたり、「神様もちょっとこちらを見てくださってるのかも」なんて非科学的なことを思ってみたり、色々な思いが行ったり来たりをしているのです。

訳わからん、、。

最後は「信ずるものは救われる!?」

このような話は、「ハイハイ、良かったね。でもそれはまぐれよ。」と言われてしまえば、それまでの話です。

でも、でもですね。科学的根拠は全くありませんが、この世の中、こういうことはあるんだと私はかなり信じています。

よく言うではありませんか。

「信ずるものは救われる」ってね。

もしかすると、「そこまで盲目的にバカになって(何かを)信じることができるか?」、「そこまで必死になって何か目標(ここではお金)に向かって生きているのか」、試されているのかも知れません。

遠慮がち、しどろもどろでお願いしている割に根が強欲の私は、これからも神様にはお金を「回して」頂けるよう(出来ればもう少し多めに)、これからもお掃除に精進して参りたいと思っております。

それでは今日はこれで失礼いたします。

乙巳の日はどこに行きましょうか?

皆さま、こんにちは。

オリンピックも終わり、今はパラリンピック真っ最中の日本。

ハワイから様子を眺めては、あれこれと考えた1ヶ月間でした。

ハワイもコロナ感染者が増えているので、まだまだ外出には注意が必要だなぁ、と改めて考えているところです。

さて昨日は乙巳の日。

この日は金運がアップする巳の日ですね!

日本にいれば鎌倉の銭洗弁天に行ってお金を洗ってみたり、白い蛇さんいないかなぁとゆで卵を片手に藪を歩いてみたりするのですが、ハワイには弁財天を祀った神社はありません(多分)。

そこで、かなり強引でしたが、「出雲大社の大国主大神だって金運アップしてくださるよね!」(「いや、それは違うだろう」、と大神の声)と思い、朝9時半ごろ、20番バスでワイキキからチャイナタウンにある出雲大社に向かいました。

実はコロナ禍以来、チャイナタウンあたりは治安が悪くなっているという噂を聞いているので、本当は少し怖いなぁと思いました。

「でも、朝なら大丈夫だよね。だって悪いことって、大体、夕方から夜、真夜中に起こるものね」と勝手な考察をしていざ出発です。

20番バスには本土からの観光客がたくさん乗っていました。

皆さん、出雲大社に行くのかしら?まさかね。と思った通り、多くの方はチャイナタウンに入る手前で降りていかれました。きっと乗り換えですね。

さて、出雲大社に一番近いバス停で降車しますと、周辺は全体的に静かで、朝の光のせいか安心感もありました。

歩いて3分、出雲大社に到着です。

まずは全体を眺めます。

最後に来たのは2019年12月でしたから、約1年半が経過しています。

「色々あったよなぁ〜」と20秒間ぐらい、感慨に耽ってしまいました。

私以外の参拝者は一人もいませんでしたが、社務所はオープンしています。

さて、手水舎で手を清めようかと、、、あれ、水が出ていません。

消毒液で手を清めます。

いえ、ちょっと出てる?あれ、止まった!?

結局、お水は使えませんでした。

その代わりに大きな消毒液のポンプが置いてありました。

そうかそうか、そうですね。消毒液でお清めです。

口のお清めはなしです。

手を消毒が終わり、いよいよお詣りです。

拝殿の階段を昇りまして、お賽銭を準備します。

実はなんと!私は家を出る前に、小銭を浄化しておいたのです!(ただ洗っただけですが。)

「浄化済みの小銭なら、神様だって嬉しいですよね。きっといつもよりも願い事を聞いてくださるに違いないわ」と思ったのです。

こんな身勝手な期待を持った時点で、もう願い事は叶わないでしょう。

今日もハワイの空は青い。

さて、硬貨をお賽銭箱に入れまして、お詣りです。

参拝の仕方に則って、お辞儀を2回、拍手を4回。

そして拝みます。

後ろには誰もいらっしゃいませんから、実にゆっくりと拝みました。

まずは、、コロナの感染が治りますように。

次に、全て丸く治りますように。

みんなが元気でありますように。

ここまでは、なんと言いますか、真っ当なお願いです。

そうだよね、健康は本当に大切だもの。

でも、この後のお願いがどうもいけなかった。

魂胆丸出し。普段の地が出てしまって情けない。

「あのぉ、お願いばかりで誠に恐縮なのですが、お金ください。」

あ?何、そのお願い。

「別に3億くださいって言っているわけじゃないんです。」

「まぁ、あと500万円ぐらいあると、気分的に楽なんっすよね〜。いかがでしょう?」

神様相手にお金の交渉しようとする馬鹿丸出しのお願いです。

お祈りしながら、「ダメだわ私」と思ってしまいますが、本心だから仕方ない。

ん?しょうもない奴だな。

ハァ〜と深いため息とともにお祈りは終わりです。

最後に深〜くお辞儀をしてお詣りは終了です。

お詣りの後は、社務所で事業成就(だったかな)のお守りや厄除などを頂きました。

帰りはチャイナタウンを少し歩きました。

思っていたよりも町は落ち着いていて、少し安心しました。

大好きなGINGERというインテリアショップを眺めた後、2番バスでワイキキに戻りました。

静かな出雲大社から、またいつもの賑わいのワイキキです。

約1時間半のイベントでしたが、静かに手を合わせたせいか、心がなんとなく落ちいついて、その後も気持ちよく過ごすことができました。

ハワイも土用真っ最中です。

夏の土用は暑いです。

皆さま、こんにちは。

ハワイも7月19日から、土用になりました。

土用の過ごし方と言えば、暑い夏を乗り切るために鰻をいただく、「う」がつく食べ物をいただく、など、いただく関連の習慣が頭に浮かびますね。

それと併せて、土用期間は「土いじりをしない」とか、「大きな契約ごとをしない」、「電化製品を購入しない」、などの注意点もいくつかあります。

季節の変わり目、気候も不安定になりますが、同時に人の心とからだも不安定になるので、体調が少し狂ったり心がスッキリしない、そんな現象も出てくることがあるようです。

従って、土用の期間はいつもより少しテンポを落として無理をせず、きちんと栄養を補給して心身のバランスをとる、そんな生活が良いかもしれないですね。

静かに読書する。実は朗読を聞いています。

特に土用を意識した過ごし方を意識しているのではないのですが、近頃、ハマっているのがYouTubeで聴く朗読です。

読書は好きななのですが、老眼にやられてすっかり視力が落ちてしまいました。

進行する老眼にメガネが追いつかず、メガネをかけているのにすぐに読みづらくなってしまい、結果、読書からも遠ざかってしまいました。

それが、1ヶ月ほど前、ふと松本清張さんの「点と線」の動画はないかしら、と思ってYouTubeを検索したところ、見たいと思っていた動画はなく、その代わりに朗読があったのです。

朗読を聴く?眠くなりそうなぁ。画像がなかったらつまらないのじゃないかしら。

実はこれまでの人生の中で、誰かが朗読するのを聴いた経験がなく、自分がそれで楽しめるのか、全く自信がありませんでした。

「点と線」はオリジナルの映画の他にも、テレビ化されたりして何度かみていますが、個人的にはやはり映画の「点と線」が好きで、日本ではCDを買って何度もみるほどでした。

ストーリーと併せて、戦後高度成長の頃の東京の風景や、福岡の香椎海岸近辺の様子、人々の出で立ちなどをみては、「1950年代はこんなだったんだなぁ。」と、興味深く、また若かった頃の女優さんたちの姿を見ては、「やっぱり若い時はこんな風にお綺麗だったんだなぁ。」と思ったりなど、主として画像を楽しんでいたところが大きいのです。

それ故に「こんなに生々しく、点と線の画像を再現できてしまう自分に、果たして画像のない朗読が耐えられるのだろうか?」と思ったのです。

しかし、そんな心配は杞憂でした。

きっと朗読されていた人がとても上手なのでしょう。

ストーリーを頭の中で追っていると、映画の画像とはまた少し違うシーンが勝手に浮かんでくるのですね。

1950年代の東京駅ではなくて、むしろ自分が実際に使っている東京駅の風景が浮かんできたたり、自分が実際に行った熱海温泉の風景が出てきて、そこに勝手に刑事や犯人が出てくる、といった感じで、とても楽しいのです。

「こういう脳作業というのは、一体、脳のどこがどのように機能しているのだろうか」、ととても興味がありますが、それはさておいて、とにかくその日以来、朗読を聴くことにはまりました。

文字は追わない代わりに、自分の脳の中でシーンを勝手に思い描き、話を聴くってこんなに楽しかったのだ、ととても新鮮な気分です。

短めの朗読がいい?

私は松本清張さんと浅田次郎さんのファンなので、もっぱらこのお二人の作品を聴いていますが、とにかく楽しい。

でもあまり長くなりますと、途中で電話が入ったり、睡魔が入ったりして中断されてしまうので(中断されてもその後、すぐに続ければ問題はないです)、私はどちらかというと、1時間以内の比較的短めの小説を選んでいます。

ミステリーですと、松本清張さんの「顔」とか「巻頭句の女」がお気に入りです。

聴くたびに「うぅ〜ん」と唸っております。

浅田次郎さんですと、「供物」や「琥珀」などが大好きです。

特に「供物」は、必ずと言って良いほど、涙してしまいます(ドライアイなので、とても助かります。)

おそらく自分で本を読むよりも挫折が少なく、最後までしっかり聞けます。

また画像がなくてもきちんと脳内にシーンが浮かび、内容についても正確に記憶されているような気がします。

朗読に出会えてよかった!

ハワイはこのところ、観光客の増加の影響か、コロナの感染者数が増えています。

土用の期間でもありますし、感染を避けてお家でゆっくり過ごすには、この朗読(を聴くこと)はうってつけのように感じます。

薄暗いキャンドルライトでも、
朗読を聴くのであれば大丈夫!

パイナップルは美味しいです。

皆さま、こんにちは。

オアフ島は本格的な夏になって参りました。

暑さに強いつもりの筆者ですが、さすがに日中は冷房をつけて凌いでいます。

決して暑さに負けてブログを更新するのをサボっていたわけではありません(言い訳)。

しかし、あっという間に5月が過ぎ、6月も半ばとなり改めて月日の経つ早さに驚愕しております。

イメージ写真を撮りにビーチへ

今はもう秋(じゃない夏)誰もいない海〜

さて、先日はブログやハワイの情報誌「ライトハウス 」に載せるハワイのイメージ写真を撮りに、アラモアナビーチパークに行って参りました。

サーファーのお友達が景色のよい、美しい浜辺を選んで下さいました。

ビーチに着いたのは昼過ぎ。

何も好き好んで、こんな暑い時間に行かなくてもよかったのですが、反対に、暑すぎて?人が少ない。

絶妙なタイミングでした。

ハワイのイメージといえば?

ハワイのイメージといえば海や波、ダイヤモンドヘッド、ビーチ、椰子の木、シェーブアイス、貝殻、などなど、色々と浮かびますね。

ビーチに行けば、そこにはダイヤモンドヘッド、椰子の木、抜けるような青空。

これ以上、何が必要でしょう?

でも今回は少し欲張り(?)まして、ハワイのフルーツの王道、パイナップルを加えました。

パイナップルをモチーフにした生活雑貨はハワイのあらゆるところにありますね。

デザインにもよりますがが、パイナップルのモチーフはシンプルで可愛い。

実は、私の名刺もパイナップルのデザインです。

さて、それでは撮影開始です。

近くのスーパーで買っただけのパイナップルなのですが、ビーチにあるだけでなんだか良い雰囲気が漂ってきます。

最初はダイヤモンドヘッドを背景に、パイナップルを浜辺に置いて撮影しました。

パイナップルのある風景はなんかいい!デス。

可愛いイメージ写真にキャッキャと喜んでいるうちに、次第に暑さがキツくなってきました。

足だけでもちょっと海に入りたくなるのが人情というものです。

しかし水着ではなかったので、波打ち際で足だけを海に浸しながら、パイナップルを足元に置いて撮影を試みました。

位置を決め、手をパイナップルから離して、いざスマホを向けたとたん、意外と強い引き波のせいで、パイナップルが転倒!

「おお〜っと、いけない!パイナップルがさらわれる〜〜!」。焦ってパイナップルを掴もうとした瞬間、海にボッチャン?!

ではなく、仁王立ちで踏みとどまり、パイナップルも筆者も無事でした。

しかし、気がつくとワンピースの裾が、ずぶ濡れでした。

いったん濡れてしまうと、「あぁ、もういいやぁ〜」と、気持ちが吹っ切れてしまうのも人情。

パイナップルをそこに置いてぽちゃぽちゃと、優雅に波打ちを歩いているところを写真に撮ってもらったのが下の写真です。

どうみても、波打ち際でゴリラダンスを踊る中年おばさんです。

後ろ姿で失礼いたします。

たまたま、と言いますか、やけに人が少ないビーチの理由がこの時に分かったのですが、このあたりのビーチだけ、なぜか大きめの石(サンゴのカケラ?)がゴロゴロと転がっており、素足では優雅にスタスタ歩けないのです。

実にしょうもない姿ですが、これがこのブログ初の筆者のフル姿でございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

ハワイの喜びーフルーツが美味しい!

撮影会を終え、帰宅してパイナップルを頂きました。

う〜ん、おいちい!

ハワイ生活の小さな喜びです。

雨の中のオアフ島平等院テンプルズ

皆さま、こんにちは。

早いもので、もう4月です。

久しぶりのブログ更新です。

3月のオアフ島は雨風の日が多く、肌寒く感じる日も数日ありました。

長くハワイに滞在していると、寒さに対して滅法弱くなるようで、たかが20度を下回った程度で「寒い!」と感じます。

ただし、寒いと言いましても殆どの人たちはTシャツ姿ですから、日本人の感覚ですと「Tシャツ着てて寒いって何!?」の世界です。

さて、雨が降りますと外出する気も失せますが、3月下旬、お友達と車を借りてカネオヘにある平等院テンプルズに行ってきました。

平等院テンプルズは日本人移民100周年を記念して1968年、宇治の平等院を縮小して建立されたコンリート製の建物です。

カネオヘはオアフ島ウィンドワード海岸にある住宅地地域で、その東には有名なカイルアも位置しています。

カネオヘは、これまでもバスで通ったことはあるのですが、なぜか立ち寄ったことはなく、平等院も初めての見学です。

カネオヘへのアクセスにはH3フリーウェイを使いました。

コオラウ山脈を越えてカネオヘへ

H3以外でもアクセスは出来ますが、今回はハワイの雄大なコオラウ山脈の自然を満喫しよう、ということで、ドライバーのお友達にお願いしてこのルートを走ってもらいました。

道中はずっと曇り空でしたが、霧なのか、それとも低く垂れ込めた雲がコオラウ山脈にかかる景色は悠々たるもので、心が落ち着きました。

さて、平等院テンプルズに到着です。

平等院の駐車場までは墓地を通っていくのですが、その墓地は宗教別にセクションが分かれており、仏教徒のセクションにはいかにも日本らしい墓石があったり、キリスト教のセクションには天使の像があったりします。

「テンプルズのズの意味はこういうことなのか」ととても興味深く眺めました。

平等院の入場料は大人5ドルです。

入場しますと、すぐにコオラウ山脈を背にして立つ建物が目に入ります。

平等院テンプルズ:入場して最初の眺めです。美しい!

京都宇治の平等院鳳凰堂を模した建物は、グレーがかった空と濃い緑のせいで、その朱色が鮮やかに見えました。

静かです。

鐘つき堂

鳳凰堂に向かう途中に鐘がありまして、それは自由に誰でも打つことができます。

せっかくですから、ここは一つ鐘を鳴らそうじゃありませんか!と張り切りまして、生まれて初めての鐘つきに挑戦です。

生まれて初めての鐘つきがオアフ島とは!

控え目に鳴らしたつもりですが、間近で響く鐘の音はインパクトのあるものでした。

後で感じたことですが、鐘の音というのは鐘の近くで聴くよりも、鐘から多少なりとも離れ、美しい自然の中で、どなたかが打った鐘の響きを聴く方が趣もありますし、有り難みもあります。

まして自分が打った鐘の音となると、打った本人のしょぼい「人となり」が反映されているようで、聴いていて「いやはや、おやずかしい限りです」と冷や汗が出るような気分でした。

さて、気分を取り直して鳳凰堂、阿弥陀如来坐像を見学です。

京都宇治の鳳凰堂とはスケールの差こそあれ、お堂の中は静謐な雰囲気が漂っていました。

阿弥陀如来坐像の眺め

阿弥陀如来のお顔

鳳凰堂を出て、またしばらくお庭を散策しました。

平等院の周囲には、2エイカー(8,000m2)の池が囲み、その池には色鮮やかな鯉も放たれています。

鳳凰堂正面には外からでも阿弥陀様を拝めるよう、丸い穴もありました。

大きな山や深い木々に囲まれた空間で鐘の響きを感じながら、朱色の鳳凰堂を眺める。そして森林が放つ澄み切った空気を深く吸い込むと、身も心も軽く感じられました。

森林浴で心身ともにリフレッシュです!

以前から平等院については名前だけは聞いていました。

でも実は個人的には「オアフ島に平等院かぁ、それってありなのかなぁ。」という思いがありました。

そして、今回、実際に行ってみて、「これはありなのだな」と妙に納得した筆者です。

休日午前中の短い遠足でしたが、久しぶりに森林浴をして元気になりました。

帰りはお友達のリクエストでネイビーエクスチェンジモールのArby’sで軽くランチをして帰宅しました。

普通に美味しかった、、かな??