お手洗い事情

オアフ島、お手洗い事情

旅行者にとって頭が痛いのが、お手洗いの問題です。

こればかりは避けて通れません。

ワイキキ周辺、アラモアナショッピングセンターなどの主要な観光地では特に心配はいらないでしょう。

ホテルが近くにあれば、ホテルのお手洗いを利用しましょう。

「今、出ない。」なんて小さい子どものようなことを言ってはなりません。

何がきっかけで「催し物大会」になるか、特に外国では予想がつかないものです。

アメリカですから、ヨーロッパや東南アジアでたまに遭遇するような、不思議かつ戸惑うお手洗い、例えば便座がない、紙が流せない、といったその手のお手洗いは殆どありません。

しかし一方で、日常茶飯事で起こりうる問題、例えば紙がない、鍵がかからない、汚れている、故障している、といった類のトラブルは日本よりも多いような気がします。

念のために、ちり紙(この言葉で筆者の年齢が推し量れる)や、便座用の消毒用ティッシュを準備しておくと良いでしょう。

一般のビジネスビルの中にもお手洗いはありますが、入り口のドアに鍵がかかっていることが多く、観光客、外来者は自由に利用できないことがよくあります。

またレストランでも、鍵を借りないとお手洗いが使えないこともあります。これはすなわち、レストランの利用者のみ、ということですね。

(お手洗いは建物の外にあることが多く、レジ近くにいる店員さんに、鍵を貸してもらいます。だいたい、店員さんが察して鍵を渡してくれますが、そうでない時には、「お手洗いはどこですか?」と聞きましょう。英語で、「Where is the bathroom (あるいは restroom)?」で通じます。)

くどくて恐縮ですが、もしお店やレストランなど、確実に利用できる施設に入った際には、念のために行っておくのが良いでしょう。

ビーチでは、どうする?

主要なビーチにはお手洗いがあります。

観察していると、みなさん、海からぴちゃぴちゃと水をはねながら、ついでにその辺の砂や土も一緒に足につけたまま、入って行かれます。

衛生面も考えてますと、ビーチサンダルや運動靴の着用はマスト(船の帆ではないですよ)、つまり絶対に必要だと、筆者は思います。

お手洗いの近くにはシャワーがあることも多いので、終わったら、一応、シャワーも浴びましょう。

紙がないことも多いので、一応、準備しておくと安心でしょう。

フードコート、大型スーパーマーケットのお手洗い

当然ではありますが、ロイヤルハワイアンショッピングセンターやアラモアナショッピングセンターには必ずあります。

食べたら出す、いや、食べる前にスッキリしたい。

そんな気持ちを察してか、フードコートの近くには必ずあります。

ウォルマートロス大型スーパーマーケット(フードランド、セーフウェイ、ウォルグリーンなど)にもお手洗いは必ずあります。

当然のことですが、量販店や大型スーパーでは、旅行者以外にもお手洗いを利用する方がたくさんいらっしゃいます。

衛生的観点からお手洗いを見て、もし不安がある場合には、そして、まだ余裕がある場合には、念のため、別のお手洗いを探すことをお奨めします。

緊急の場合には四の五の言っていられませんが、可能であれば、出来るだけ、観光客が多そうなショッピングセンターやホテルなどで済ますようにしましょう。

 

英語が話せなくても心配しない!

笑顔でハワイバスを乗り切りましょう!

バス利用を躊躇する理由の1つに言葉の問題があるかも知れません。

旅先のバス移動は国内でも不安になることがあります。まして日本語が通じない海外でのバス移動には、そこそこのチャレンジ精神が必要ですね。

でも、ハワイでバスに乗るのに、流暢な英語は必要ないのです。

必要なのは、2,3の言葉と、穏やかな笑顔であります(これ、本当です。)

一般的に「ハワイで日本語が通じる」というのは、一部の地域では本当ですが、それ以外はあまり当てはまらないと思います。

これまで日本語を流暢に話すバスの運転手さんに会ったことは1回だけ。(恐らくその方もかつて日本人だったか、日系の方だと思います。)

「本当にこのバスであっているのかしら?帰りのバスはどこから乗るの?聞きたいけど英語がわからないなぁ、」、と不安がつのります。

リラックスしに来たはずのハワイ旅行が、汗と涙のサバイバル戦と化し、通りを右往左往している自分を想像した挙句、「やっぱり、バスはやめとくか」と尻込みしたくなることもあるでしょう。

でもこのブログを読んで頂ければ大丈夫(多分)。

一番、大切な言葉は一言、「サンキュー(ハワイ語でマハロ)」であります。

ただし、ポイントがあります。「笑顔(スマイル)」で言うのです。

どんな表情で言っても、サンキューはサンキューですが、ニコリと笑って言うだけで、不思議なことになぜか殆ど、うまくいきます(というか、そう信じましょう。)。

「おかしくもないのに笑えるか!?」と思ったあなた。これはいただけません。ハワイにいらしたら、いつも楽しく、笑顔で過ごしましょうね。バス移動のときも同じです。きっと、カラダの力が抜けてバスからの見える風景も、一味違ってくると思いますよ。ワイキキスマイル

地図を広げて地名を読んでみましょう

面白い名前の地名がありますね

みなさまもご存知のように、ハワイにはハワイ語を語源とする地名が沢山あります。例えばホノルル(意味は「穏やかな入り江」だそうです)もそうですね。

バスルートをチェックをする際には、ついでにバスが走る地名もチェックしておくと、ルートはもちろんのこと、オアフ島の地理の全体像が何となく見えてくると思います。

そこで今日は、皆さんとご一緒に地図を眺めてみたいと思います。大きな地図がなければ、なければホノルル市の地図でも大丈夫ですよ。

オアフ島はハワイ州の中でも、ハワイ島、マウイ島についで、3番目に大きい島ですが、面積は約1545.2㎞2です。日本で一番小さい香川県よりさらに約300㎞2ほど小さい島です。

少し目を凝らしてオアフ島の地図を眺めると、皆さんにも馴染みの深いホノルル、聞いたことがあるかも知れないパールシティー、耳慣れないミリナニなど、多くの地名があることが分かります。

方位が正確な地図を見ますと、ホノルル市はオアフ島の南東海岸に位置しているのが分かります。西の境界はアロハスタジアムやパールハーバーの近くのハラワ川沿い、山側の境界はコウラウ山脈が連なっています。

ホノルル市内に注目してもう少し注意深く眺めてみると、さらに小さな区域に区切られた地名があるのが分かります。

例えば、アラモアナ、プナホウ、マノア、リリハ、パワア、マキキ、モリイリイ、パロロ、カパフル、クアキニ、カカアコ、カイムキなどなどなど。(さらに道路の名前に注目すると、もっとあります。)

これらの地名は敢えて言うのであれば「町」のような感じでしょうか。

地域によって住宅地であることもあれば、商業施設が集中している地域などそれぞれに特徴があります。

例えば、アラモアナの隣、カカアコは現在も速いスピードで開発が進んでいる地域でコンドミニアムも次々と建っています。一方で、カイムキは古くからある小さな個人商店やユニークなレストランがワイアラエ通りを中心にして並ぶ、比較的静かな住宅地域です。(以下はカイムキの一風景です。)カイムキ町

ちなみに、これらの地名を声に出して言うときには、ローマ字表記を読むような感じで良いと思います。英語よりも発音しやすいかも知れません。(でも、正確にハワイ語を発音するのは難しそうです。)

アメリカ人の友人は、私の英語を聞いて、「あなたは、英語よりもハワイ語のほうが発音が良いかもね。だって、場所の名前を上手に言うもの。」と、褒めてくれているのか、けなされているのか、判断が微妙な評価してくれます。

本ブログでは、主にカタカナ表記をしていますが、実際にアルファベット表記を見ると、母音は別として、K や L 、P の字が目立つことがわかります。最初は、紛らわしい気もしますが、慣れてくるとアルファベット表記でも分かるようになりますよ。(ハワイのアルファベットについては、いつか別の「よもやま話」でお話したいと思います。)

下の地図は、絵心ゼロの筆者が、手書きで記したホノルル市概略図です。本当に大雑把ですが、ホノルル市にある、おそらく皆様にも馴染みがあるだろう地域の名称をご覧下さい。

濃い黒線で描かれているのは、H1と呼ばれるフリーウェイです。ハイウェイではなく、無料の高速道路です。

このフリーウェイよりも海側にあるアラモアナやワイキキ、カカアコはビジネス、観光の中心地として賑やかな地域ですが、フリーウェイよりも山側になりますと、教育機関や住宅街が広がり、傾斜のある道が、緑濃い山や谷に向かって伸びています。

バスルートは、このホノルル市を含めて、ホノルルからそれほど離れていないアイエア、少し離れたカネオヘやカイルア、ノースショアの町として有名なさらにちょっと遠いハレイワなど、島を広く網羅しています。

ホノルル市手書き