曇りの日のキャンドル作り

皆さま、こんにちは。

今日、7月4日はアメリカ独立記念日です。

午前中は雨が降り、どこか寂しげな独立記念日となりました。

例年、独立記念日に開催されている関連行事も、今年は軒並みキャンセルのようですし、花火も中止となり、とても静かな独立記念日です。

「では、お家で静かにお祝いしましょう」ということで、今日は、1日中、お部屋にキャンドルを灯しました。

小さな灯でも部屋の空気感が変わります。

曇りの日こそ、キャンドルの出番です

今朝のように雨が降る曇りの日は、キャンドルの灯りがとても映えると筆者は感じています。

優しいキャンドルの灯りが室内に程よく広がり、曇り空のような薄グレーの空間に、ほんの少し琥珀色の光が混ざり合うと、部屋全体が実に落ち着くように感じるからです。

天気の良い日にキャンドルを灯すと、その周辺の空気の透明感が瞬時に増して、辺りが爽やかでエネルギッシュな空間に変わるように筆者は感じます。

色や香りで例えるなら、キラキラと光るサイダーの泡の中で輪切りのライムが香っている、そんな感じでしょうか。

一方、曇り空の日にキャンドルを灯していると、あたかも自分が、霧に包まれた薄明るくて静かな森林に立っているような気持ちになります。

色で言うなら、少しグレーがかったアイボリー、サンドベージュのような色合いで、香りはシダーウッドのような感じでしょうか。

これも筆者の個人的な感覚ですが、絶えず、小さくゆらゆらと揺れるキャンドルの灯りがあると、仕事にも集中できるように感じます。

そのためか、暗くなった夜よりも、明るい午前中にキャンドルを灯すことが多くなっています。

そう言えば、かつて滞在したデンマークの職場でも、談話室には朝からキャンドルが灯されていて、スタッフがそこで静かに雑談したり、読み物をしていたのを今でも鮮明に覚えています。

きっとその時に見たキャンドルの灯りやその場の雰囲気を、筆者はとても魅力的に感じていたのだと思います。

曇りの日に作ったキャンドルは何色?

筆者はハワイに来てからもキャンドルを作っていますが、最近は、以前より大きいキャンドルを作っています。

日本で作っていたキャンドルは、どちらかと言えば日常的に灯すよりも、むしろ手の込んだ飾り(鑑賞)用の、比較的小ぶりなキャンドルが主流でした。

それがハワイに住んでしばらくするうちに、心境に微妙な変化が生じ、灯すことを目的とした大きめでシンプルなキャンドルを作りたくなったのです。

キャンドルの色合いは季節によっても変わりますし、その日の気分によっても変わりますが、ハワイで作る曇りの日のキャンドルは、なぜかスモーキーなベージュやグレーに、差し色をしたものが多くなっています。

そこで雨が降る独立記念日の今日、また一つ、キャンドルを作りました。

名付けて「2020独立記念日キャンドル」・・そのまま!

思い通りのキャンドルはなかなか作れない

作り始める前にはおおよそのイメージもあるのですが、作っている最中に気分が変わり、結局イメージと違ったものが出来てしまうことがよくあります。

また好きな色だけを使ってイメージ通りに作ったはずなのに、なぜか気に入らないことがよくあります。

さらに、普段と違う色を使ったからと言って、「おぉ、斬新!」と思えるようなキャンドルが出来るかといえば、そうでもありません。

むしろ、「うん、いいな。」と思えるキャンドルは、事前にあまり詳細にイメージすることなく、本能(?)に任せて無造作に色を挿した時に出来たりします。不思議です。

この不思議があるおかげで、下手の横好きでまた作ってしまいそうです。

小さなキャンドルをまとめて灯します。

さて、夜になりました。

そして、今日は満月です。

2020年の独立記念日は満月だったのですね。

静かにお月さまを眺めて、一時、ほっこりしましょう。

おやすみなさい。

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