バス停のベンチで休息しましょう。

皆さま、こんにちは。

今日は久しぶりにバスブログらしく、バスに関連したお話です。

といってもバスそのものの話ではなく、バス停のお話です。

おやすみ処「バス停」で一息入れましょう

外出に制限がされているものの、一人で行う野外の運動は認められています。

と言いますか、むしろ奨励されています。

日頃の著しい運動不足状態を解消するべく、筆者も出来るだけ外に出てウォーキングしております。

ウォーキングは1時間から1時間半程度で、帰りにスーパーに寄ったりしますので、最長で2時間ぐらいになります。

さて、しばらく歩いておりますと、途中、少し疲れが出てきて、一休みしたくなります。

しかし、何もしないで立ちどまったり、しゃがんでいたりすると、「不要不急の外出でフラフラしている?」と疑われ、下手をしたらお巡りさんに職務尋問を受けるかもしれません。

筆者が歩くのはダイヤモンドヘッドやワイキキ、アラモアナなどのような普段から人が集まる地域ではなく、緑の濃いマノアやマキキ、パンチボール(元気だとリリハ辺りまで)などの静かな地域が中心で、歩いている人の数も少なく、職務質問するお巡りさんの姿も滅多に見ることはありません。

こんな道を歩いています。

また歩く時の筆者の見た目も、日焼け止めのほっかぶりのような帽子にサングラス、そしてマスクを着けた、100%「健康のために歩いてます!」オーラを放った中年女性なので、誰からも興味をひきません。

なのに元来の小心者、そして妙なところで生真面目になる筆者は、「いったん歩き始めたら、歩みを止めていけないのだ。ちゃんと目的があって歩いているように、さっさと歩かなければいけないのだ。目立ってもいけないのだ。」とバカボンのパパのような口調で自分に言い聞かせます。

自意識過剰もここまでくるとアホかと思いますが、ウォーキングのたびに、固い決意を胸に家を出るのです。

さぁ、元気よく出発しました。

しかし、いくら風が気持ちよく、鳥がチュンチュン鳴いても、坂の多い道をさっさと歩き続けていると、疲れが出てきます。

あぁ、ちょっと休みたいな。座りたいな。と思います。

でも、周りを見回しても休めるようなベンチもなければ芝生もありません。

唐突に道でしゃがんだり屈んだりしたら、変な人に見えるかもしれません。

仕方なく少しだけ歩調を緩め、心情的にはトボトボ歩いていると、何と!前方にあるではないですか!黄色のバス停の看板とベンチが!

「お〜、心の友。バス停!会いたかった!」と、内心は感激の再会モードですが、見た目はいかにもバス利用者のような顔をしてバス停に腰掛けます。

そのバス路線は普段から走行頻度が少ないバス停ですので、かなり座っていても誰も変だと思いません。

「そうなのよ。バス停って、バスを待つだけじゃないのよ。」(いえ、本当はバスを待つ所です。)。

筆者がいつもバスルートを気にして歩いているかと言えば、そうではありません。

しかし、時々バスルートに沿って歩いたり横切ったりしていると、こういう良いこともあるんですね。

寄りかかるタイプ

ただし、バス停にも色々あります。

とてもシンプルで木の電柱や、単なる立て看板だけで、ベンチもなければ屋根もないバス停です。

これはハッキリいって、休めません。バス停に寄りかかるだけです。

休むのであれば、屋根はなくてもベンチがあるところを選びたいですね。

バス停は突然のハプニングにも使えます(あまりないケースですが)。

筆者は外出禁止が始まった3月23日から、ほぼ毎日ウォーキングを楽しみましたが、悲しいかな、始めてから一ヶ月の間に、スニーカーの靴底が取れてしまうというハプニングが立て続けに3度(3足)、起こったのです。

そんな時でも、焦らずに(本当はすごく焦っている)一時、キョロキョロと周囲を見廻し、バス停を見つけたら、いかにもバスにでも乗るか?のような涼しい顔をして歩きます。

題名:「靴底とハワイの青い空」

ベンチに座ったら、そこでしばらく靴のメンテナンス(筆者の場合、メンテナンスが出来るような靴の状況ではなかったので、中途半端にくっついている靴底をひっぺがすだけの作業でした。)をし、また何もなかったようにまた歩き始めました。

片方の靴底が取れている訳ですから、左右の足の長さ(?)が違い、歩いていてとても違和感を感じます。

そして「何で靴底が取れるんだ?」と憤慨しながらの帰宅です。

運動靴なんて半永久的に履けるものだろうと思っていましたし、筆者の運動靴やスニーカーは古いものは20年以上、新しいものでも10年ちょっと、大切に使用していた愛着のある運動靴でした。

しかし後日、友人から「そんなの壊れるに決まってるでしょ?運動靴って消耗品よ。買いなさい。」とあっさり言われ降参です。

現在は、「履く運動靴がない、、」という状況に陥り、ウォーキングは暫しストップ状態です。

アラモアナショッピングセンターも少しずつのようですが、お店が再開しているようですね。

当面の筆者の楽しみは、コロナが収束してきたら、スニーカーを見にいくことです。

ウォーキングコースからの風景:ダイアモンドヘッドは今日も美しいです。

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