ラナイでキャンドル作り。

皆さま、こんにちは。

昨日は朝から涼しかったので、久しぶりにラナイでキャンドル作りをすることにしました。

ラナイは西陽が挿す時間は暑くて何も出来ませんが、午前中は朝陽が程よく差し込み、朝食や昼食をとったり、新聞を読んだり、自家製マスクを縫ったりするには最高のスペースになっています。

ラナイでのキャンドル作りも、ここハワイならではの楽しみです。

いざ、キャンドル作りだ!と決めた途端にまずやることは、ラナイの床にピクニックシートを敷くことです。(実はワックスは掃除が大変です。)

もしもの事態(ワックスを大量にこぼすなど)を想定しながら、頭の中ではどんなキャンドルを作ろうかしら?と考え始めますと、次第に気持ちもワクワクしてきます。

キャンドルのデザインを考えます。

マーブル柄のキャンドル

さて、準備をしながらキャンドルのデザインを考えますが、おおよそ筆者はその日の気分で色や香り、形を決めています。

今回はなんとなくマーブル柄のキャンドルを作ってみたいと思い、まずは色の組み合わせと、固めるための型(モールドといいます)を決めました。

モールドにはアルミ製やポリカーボネート製、あるいはシリコンがよく使われますが、今回はアルミ製で円筒型のものを使うことにしました。

色については四柱推命や九星などで出てくる様々な「星」に対応している色を組み合わせることにしました。(意味不明の方もいらっしゃるかもしれませんが、スルーしてください。)

相性の良い星(相生相剋の相性関係)の色を使って、自然(木、火、土、金、水)が調和した様子をイメージし、色の配置などを考えました。

最後に香りです。

イメージしているキャンドルにもよりますが、昨日の朝は少し曇り空でしたので、気持ちが明るくなるようなマンゴーの香りをアレンジしたトロピカルな香りを選び、赤系と緑系の色を使って、花畑のようなキャンドルを作ることにしました。

筆者の場合、作っているうちに気分が変わってしまい、最初にイメージした通りのキャンドルにならないことが多いので、即席で描いたイメージ画をじっと見つめ、今日は「絶対に心変わりしない!」と誓いを立てて(大袈裟!)作業に取り掛かりました。

さぁ、どんな作品ができるでしょう。楽しみです。

キャンドル作りは意外と簡単です。

キャンドル作りは基本的にはとても単純な作業です。

ワックスを溶かして適温になったらモールド(型)に注ぐだけなのです。

お菓子作りと似ていますが、キャンドル作りでも使う道具を整え、ワックスの量を測り、作業場を綺麗にしておくことで、スムーズに作業ができ、また出来栄えも良いように思います。

今回はイメージ画も描き、頭の中で作業手順を確認し、作業しやすいように道具を配置し、ワックスもきちんと計量し、モールドの準備も済ませました。

これで万事、うまくいく予定でした。

実際、作業はとてもスムーズに進み、溶かしたワックスにも綺麗な色と香りがつきました。

が、しかし!なんと!その後、モールドに注いだ熱いワックスの液が突然、粘土とテープで塞いだはずのモールドの穴からタラタラと漏れ出るというハプニングが発生したのです!

しかぁ〜し!、リタさんにはこんなハプニングも想定内です。

「はいはい、そうきましたかぁ。どこからでもかかってらっしゃい!」と、余裕ぶって対応し、内心はかなり焦っているくせに(と言いますか、熱い!)、その冷静沈着な作業ぶりに「成長したわ、私。」と、的外れなタイミングで自画自賛する自分を「ふふ」と笑ったりして、心とカラダがバラバラ状態のまま、手と頭が大忙しで動いている、そんな状態でした。

双六でいえば、調子良く半分ぐらい進んでいたのに、サイコロの悪戯で、突然、「振り出しに戻る」に止まってしまったようなものです。

結局、完成(上がり)までの時間も長くなり、ワックスも少し余計に使ってしまいました。

それでも面白いのは、好きなことだと失敗してもあまり落ち込まないことですね。

むしろ、今回は久しぶりにアルミのモールド(外から見えない)を使っての製作だったので、どのような出来上がりになるか期待感の方が優っていて、失敗も苦にならないのです。

「好きこそ物の上手なれ」ですね(筆者の技術は一向に上手になりません。)。

さぁ、遠回りをしましたが、ワックスも固まりまして、いざ、お目見えでございます。

じゃぁ〜ん。お花畑に見えるかしら??

木と火の色を入れたキャンドルの出来上がりです。

型から出した時の第一声は、「お〜〜。(出来たねぇ)」(カッコ内は心の中の言葉です。)

そして、改めてゆっくりと全体を眺めている時は、「あ〜〜」とか、「ふ〜〜ん、そうなのか〜。」など、反省したり納得したり、ちょっと嬉しくなったりと、様々な感情が湧き上がってきます。

思ったよりは色が出ました。すぐに火を灯すのは、もったいない気もしたので、代わりに以前使ったブルーグリーン系のキャンドルを灯してしばらく眺めました。

久しぶりのキャンドル作りは、まぁまぁ良かったのではないでしょうか。

小さな灯で部屋を灯しました

筆者の家のリビングは間接照明なので、夕方になってから再度、この小さなキャンドルを灯しました。

小さい灯でもホッとします。

この小さなキャンドルは、紙コップで作った、とても簡単な物です。

少しの時間と簡単な道具で、オリジナルのキャンドルが作れます。

好みの香り、好みの型で、あなたもキャンドルを作ってみませんか?

今朝、再度作ったキャンドルです。水、木、火の色を入れています。

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