初めての経験ーハワイでの歯科矯正

皆さま、こんにちは。

大雨に煙るアラワイ運河

いかがお過ごしでしょうか?

オアフ島は今週、豪雨に見舞われ、カイルアやノースショアなどでは甚大な被害が出たようです。

異常気象なのか、それとも自然の気まぐれで発生したのか様々な要因は考えられますが、「備え」の必要性を強く感じます。

年をとるとウィッチー顔になる?

これは最近行った、歯科矯正専門の先生から言われたお言葉です。

ここ数年、いえ、ここ数ヶ月、自分でもはっきりわかるほど歯並びが悪くなっており、歯が前歯が重なり始めているのです。

食べ物は挟まりますし、噛み合わせが悪いのか虫歯でもないのに歯が痛むことが増えてきました。

そこでかかりつけの歯医者さんでチェックをした頂いたところ、これは良くない兆候、下手をすると重なった前歯が抜ける、見た目の美しさとかではなく、健康のために矯正をした方が良い、と強く勧められたのです。

そして勧められた矯正歯科クリニックで「ウィッチ」という言葉を聞いたのです。

人の顔は、女性の場合、顔の骨格でも特に鼻と顎が変形し、「ウィッチ」、つまり魔女のようになるらしいのです。

そういえば、西洋の絵本や物語の挿絵には、確かに鉤鼻の鼻をして細い顎がしゃくれた魔女がよく描かれていますよね?

「私が魔女?ウゥン、それ、ちょっと違う気もするが、、でも、まぁ、魔女は嫌だな。」そう思いました。

「あなたも加齢中の女性ですから、そうなる可能性は高く、特に口が小さくて扇型をした大きい歯のあなたは、今に狭くなった顎に歯が入りきならなくなり、ちょっと大変なことにっ、、。」と多少、脅しにも聞こえる先生の診察で、「やっぱりやるしかないのかな?」と気持ちがやる方に動きます。

どなたも同じだと思いますが、私も死ぬまで自分の歯で過ごしたい、と思っていましたので、とにかく、何かしなくてはいけない気持ちが強くなってきました。

ところで、四捨五入して還暦の自分に果たして矯正は有効なのか?歯は動くのか?とても気になります。

その疑問を先生にぶつけると、「オーノー、ユーアー、トゥーヤング!ダイジョウブヨ〜」(英語なまりでダイジョウブヨ〜と言われると、却って心配になる)、「ワタシ、ナンバー1ヨ〜」と念を押され(ワタシ、ナンバー1ヨ〜の言葉にさらに不安が、、)、最終的には矯正を決めました。

Invisilineー透明の矯正器具

約40年前、日本で矯正した時のイメージをそのまま持っていましたので、きっと針金でギッチリと歯を矯正するのだと思っていましたが、今は透明なのですね。

それも針金ではなくインジビラインという透明のマウスピースのようなものを歯に装着して直すのだそうです。

いかにも高そうだったので、「針金のほうが安いのでは??」と伺うと、「ノー!同じで〜す」というお答えでした。

食事のたびに外す、装着時は水以外は飲めないなどの制約があるため、また子どもはよくマウスピースを無くしたりするそうで、これは大人向けの矯正でもあるようです。

治療期間は2年から3年。

年をとっているほど時間がかかるそうですので、やはり、始めるなら「今でしょ」ということらしいです。

先週、歯のレントゲンをとりまして、いよいよ歯形を作る作業に入るようです。

3年後には「美人」になることを夢見て、頑張ることにしましょう!

雨の滴のせいか、いつもと違うアラワイ通りの風情です。

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