皆さま、こんにちは。
オリンピックも終わり、今はパラリンピック真っ最中の日本。
ハワイから様子を眺めては、あれこれと考えた1ヶ月間でした。
ハワイもコロナ感染者が増えているので、まだまだ外出には注意が必要だなぁ、と改めて考えているところです。
さて昨日は乙巳の日。
この日は金運がアップする巳の日ですね!
日本にいれば鎌倉の銭洗弁天に行ってお金を洗ってみたり、白い蛇さんいないかなぁとゆで卵を片手に藪を歩いてみたりするのですが、ハワイには弁財天を祀った神社はありません(多分)。
そこで、かなり強引でしたが、「出雲大社の大国主大神だって金運アップしてくださるよね!」(「いや、それは違うだろう」、と大神の声)と思い、朝9時半ごろ、20番バスでワイキキからチャイナタウンにある出雲大社に向かいました。
実はコロナ禍以来、チャイナタウンあたりは治安が悪くなっているという噂を聞いているので、本当は少し怖いなぁと思いました。
「でも、朝なら大丈夫だよね。だって悪いことって、大体、夕方から夜、真夜中に起こるものね」と勝手な考察をしていざ出発です。
20番バスには本土からの観光客がたくさん乗っていました。
皆さん、出雲大社に行くのかしら?まさかね。と思った通り、多くの方はチャイナタウンに入る手前で降りていかれました。きっと乗り換えですね。

さて、出雲大社に一番近いバス停で降車しますと、周辺は全体的に静かで、朝の光のせいか安心感もありました。
歩いて3分、出雲大社に到着です。
まずは全体を眺めます。
最後に来たのは2019年12月でしたから、約1年半が経過しています。
「色々あったよなぁ〜」と20秒間ぐらい、感慨に耽ってしまいました。
私以外の参拝者は一人もいませんでしたが、社務所はオープンしています。
さて、手水舎で手を清めようかと、、、あれ、水が出ていません。

いえ、ちょっと出てる?あれ、止まった!?
結局、お水は使えませんでした。
その代わりに大きな消毒液のポンプが置いてありました。
そうかそうか、そうですね。消毒液でお清めです。
口のお清めはなしです。
手を消毒が終わり、いよいよお詣りです。
拝殿の階段を昇りまして、お賽銭を準備します。
実はなんと!私は家を出る前に、小銭を浄化しておいたのです!(ただ洗っただけですが。)
「浄化済みの小銭なら、神様だって嬉しいですよね。きっといつもよりも願い事を聞いてくださるに違いないわ」と思ったのです。
こんな身勝手な期待を持った時点で、もう願い事は叶わないでしょう。

さて、硬貨をお賽銭箱に入れまして、お詣りです。
参拝の仕方に則って、お辞儀を2回、拍手を4回。
そして拝みます。
後ろには誰もいらっしゃいませんから、実にゆっくりと拝みました。
まずは、、コロナの感染が治りますように。
次に、全て丸く治りますように。
みんなが元気でありますように。
ここまでは、なんと言いますか、真っ当なお願いです。
そうだよね、健康は本当に大切だもの。
でも、この後のお願いがどうもいけなかった。
魂胆丸出し。普段の地が出てしまって情けない。
「あのぉ、お願いばかりで誠に恐縮なのですが、お金ください。」

「別に3億くださいって言っているわけじゃないんです。」
「まぁ、あと500万円ぐらいあると、気分的に楽なんっすよね〜。いかがでしょう?」
神様相手にお金の交渉しようとする馬鹿丸出しのお願いです。
お祈りしながら、「ダメだわ私」と思ってしまいますが、本心だから仕方ない。

ハァ〜と深いため息とともにお祈りは終わりです。
最後に深〜くお辞儀をしてお詣りは終了です。
お詣りの後は、社務所で事業成就(だったかな)のお守りや厄除などを頂きました。
帰りはチャイナタウンを少し歩きました。
思っていたよりも町は落ち着いていて、少し安心しました。
大好きなGINGERというインテリアショップを眺めた後、2番バスでワイキキに戻りました。
静かな出雲大社から、またいつもの賑わいのワイキキです。
約1時間半のイベントでしたが、静かに手を合わせたせいか、心がなんとなく落ちいついて、その後も気持ちよく過ごすことができました。
