雨の中のオアフ島平等院テンプルズ

皆さま、こんにちは。

早いもので、もう4月です。

久しぶりのブログ更新です。

3月のオアフ島は雨風の日が多く、肌寒く感じる日も数日ありました。

長くハワイに滞在していると、寒さに対して滅法弱くなるようで、たかが20度を下回った程度で「寒い!」と感じます。

ただし、寒いと言いましても殆どの人たちはTシャツ姿ですから、日本人の感覚ですと「Tシャツ着てて寒いって何!?」の世界です。

さて、雨が降りますと外出する気も失せますが、3月下旬、お友達と車を借りてカネオヘにある平等院テンプルズに行ってきました。

平等院テンプルズは日本人移民100周年を記念して1968年、宇治の平等院を縮小して建立されたコンリート製の建物です。

カネオヘはオアフ島ウィンドワード海岸にある住宅地地域で、その東には有名なカイルアも位置しています。

カネオヘは、これまでもバスで通ったことはあるのですが、なぜか立ち寄ったことはなく、平等院も初めての見学です。

カネオヘへのアクセスにはH3フリーウェイを使いました。

コオラウ山脈を越えてカネオヘへ

H3以外でもアクセスは出来ますが、今回はハワイの雄大なコオラウ山脈の自然を満喫しよう、ということで、ドライバーのお友達にお願いしてこのルートを走ってもらいました。

道中はずっと曇り空でしたが、霧なのか、それとも低く垂れ込めた雲がコオラウ山脈にかかる景色は悠々たるもので、心が落ち着きました。

さて、平等院テンプルズに到着です。

平等院の駐車場までは墓地を通っていくのですが、その墓地は宗教別にセクションが分かれており、仏教徒のセクションにはいかにも日本らしい墓石があったり、キリスト教のセクションには天使の像があったりします。

「テンプルズのズの意味はこういうことなのか」ととても興味深く眺めました。

平等院の入場料は大人5ドルです。

入場しますと、すぐにコオラウ山脈を背にして立つ建物が目に入ります。

平等院テンプルズ:入場して最初の眺めです。美しい!

京都宇治の平等院鳳凰堂を模した建物は、グレーがかった空と濃い緑のせいで、その朱色が鮮やかに見えました。

静かです。

鐘つき堂

鳳凰堂に向かう途中に鐘がありまして、それは自由に誰でも打つことができます。

せっかくですから、ここは一つ鐘を鳴らそうじゃありませんか!と張り切りまして、生まれて初めての鐘つきに挑戦です。

生まれて初めての鐘つきがオアフ島とは!

控え目に鳴らしたつもりですが、間近で響く鐘の音はインパクトのあるものでした。

後で感じたことですが、鐘の音というのは鐘の近くで聴くよりも、鐘から多少なりとも離れ、美しい自然の中で、どなたかが打った鐘の響きを聴く方が趣もありますし、有り難みもあります。

まして自分が打った鐘の音となると、打った本人のしょぼい「人となり」が反映されているようで、聴いていて「いやはや、おやずかしい限りです」と冷や汗が出るような気分でした。

さて、気分を取り直して鳳凰堂、阿弥陀如来坐像を見学です。

京都宇治の鳳凰堂とはスケールの差こそあれ、お堂の中は静謐な雰囲気が漂っていました。

阿弥陀如来坐像の眺め

阿弥陀如来のお顔

鳳凰堂を出て、またしばらくお庭を散策しました。

平等院の周囲には、2エイカー(8,000m2)の池が囲み、その池には色鮮やかな鯉も放たれています。

鳳凰堂正面には外からでも阿弥陀様を拝めるよう、丸い穴もありました。

大きな山や深い木々に囲まれた空間で鐘の響きを感じながら、朱色の鳳凰堂を眺める。そして森林が放つ澄み切った空気を深く吸い込むと、身も心も軽く感じられました。

森林浴で心身ともにリフレッシュです!

以前から平等院については名前だけは聞いていました。

でも実は個人的には「オアフ島に平等院かぁ、それってありなのかなぁ。」という思いがありました。

そして、今回、実際に行ってみて、「これはありなのだな」と妙に納得した筆者です。

休日午前中の短い遠足でしたが、久しぶりに森林浴をして元気になりました。

帰りはお友達のリクエストでネイビーエクスチェンジモールのArby’sで軽くランチをして帰宅しました。

普通に美味しかった、、かな??

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください