2022年ソニーオープンを観戦しました。

松山選手、優勝おめでとうございます。

皆さま、こんにちは。

先日はトンガの海底火山が噴火の影響で日本でも津波が発生し、ハワイでも日本時間の15日の午後9時半ごろに津波が観測されたようです。

ハワイ15日(土)の早朝(日本時間ですと16日午前2時ごろ)、アラモアナビーチパークの海水の水位はいつもより高い印象があり、いつもなら見かける釣り人もこの日はゼロでした。

なんとなく荒れている海を見ながら、ふと「もし津波が来たら明日(16日)のソニーオープンはどうなるんだろう?」と考えました。

少し水位が高め(?)のアラモアナビーチパークの日の出です。

「ん?ソニーオープン?あのゴルフの?」

そうです。GPAトーナメントの一つ、ソニーオープンがワイアラエ・カントリークラブで1月13日から始まっていて、このブログを書いている今日16日はその最終日だったのです。

生まれて初めてのゴルフ観戦

昨年12月ごろ、占い鑑定のお客様からソニーオープンの観戦をお誘い頂きました。

ゴルフ観戦といえば、ギャラリーを選手と一緒に移動しながら観戦するゴルフ観戦を想像したのですが、今回は18番ホールにあるスカイBoxという、ちょっと(いえ、かなりの)VIP対応のスペースでの観戦だったのです。

スカイBoxからの眺め(18番ホール)

ゴルフのルールもろくに知らず、選手についてもそんなに知らず、ハワイに住んでも「ゴルフは暑いからなぁ」と見向きもしないゴルフだったのですが、せっかくの機会ですからこれは是非とも経験してみようと、迷いなくお受けしました。

「あれ?、何着ていくんだろう?ワイアラエカントリークラブは格式あるコースだし、そもそもゴルフはお行儀の良いスポーツだから、観戦者もお行儀よくしないといけないなぁ。芝生だから、やっぱり運動靴かしら?」とか、グダグダ考えていたのですが、最終的にはそれほどひどくなければカジュアルな格好でも良い、との情報もいただいたので、白のパンツに薄いブルーのシャツ、それに靴は芝生を痛めないエスパドリーユにしました。

靴に関しては特に気を遣ったつもりでしたが、果たして、実際のスカイBoxでの観戦では結果的に一度も芝生を踏むことはなく、なんでもよかったようです。

飲食物の持ち込みは一切禁止。ちなみに今回はスカイBoxでの観戦なので、お食事とお飲み物は全て用意されていました。

そしてこれも全く不要だったのですが、私は「双眼鏡」を持っていきました。

「選手一人一人のプレーをバッチリと見るのだ!」と観る気満々。

「良いこと思いついたわ私!」ぐらいの気持ちで持ってゆくことにしたのです。

しかし私が座ったスカイBoxの席から18ホールのカップまでは10メートル弱しかなかったのです。

これで双眼鏡を使ったら、選手の顔のどアップか背中しか見えなかったでしょう。

「不要だったな」とは思いつつ、でも、いつも18番ホールに選手がいる訳ではありませんから、途中、ハワイの風景を眺めるのに双眼鏡があっても悪くないようにも思います。

ワイアラエカントリークラブに到着しました

ワクチン接種者のサイン

さて、11時すぎにカハラ地区にあるカントリークラブに到着しました。

到着しますとまずはワクチン接種チェックや鞄チェックがあります。

無事に通過しますと、すぐに1番ホールがあり、これからプレーをする選手名が読み上げられた後に、第一打を打ちます。

緊張とワクワクが入り混ざったスタートです!

これから第一だです。

さて、そこから右手に進むと18番ホールはすぐ近くにありました。

スカイBoxは最終ホールのグリーンを囲むようにいくつか設置され、その合間に大型カメラが設置されています。

さて、その中の一つのスカイBoxに入りますと、中は3、4段の雛壇のようになっており、座席が適当な間隔を置いて設置されていました。

自由に座ることができ、スカイBox内にある飲み物、食べ物は自由にいただくことができます。

まずは少し腹ごしらえということで、お寿司を2、3個、お水を持って後方の席に座りました。

初めて眺めるワイアラエカントリークラブは美しく、芝の緑、風にそよぐ椰子の木々、爽やかな青い空とたなびく雲、そして右手にあるカハラリゾートホテルがこれらの自然にすっきりと溶け込んで、とても気持ち良い爽やかなコースに見えました。

スカイBoxから見える選手やホテル、ギャラリーの様子です。空の色が本当にきれいですね。

お昼をいただいたのは12時ごろでしたが、コースでは午前の早い時間にスタートした選手たちがすでに18番ホールでプレーしていました。

4日間のツアーで最後のホールです。選手達はこの長い戦いの最後の一打ちに様々な思いを馳せているのだろうなぁと、勝手に感情移入しながら観るのですが、側で見ている限り、選手達はいちいちそんな「感慨」にふける様子もなく、18番ホールを終えると実に淡々グリーンから立ち去るのがちょっと面白いなと思いました。

と同時に、真剣にプレーする選手を前に、いくらスカイBoxとは言え、呑気に飲食するのもなんだか気が引けてしまいました。

(お相撲観戦でも升席で食べたり飲んだりできますが、少し離れているので申し訳ない気分が薄らぎますね。一方で砂被りに座っているお客さんは何も食べてませんよね。と、ちょっとピント外れなコメントです。)

さて、肝心の観戦ですが、18番ホールには次々とグループ(二人の選手)がやってきます。

18番ホールは特に難しいコースで有名とのことで、観ていると確かにグリーンを外したボールが点々と客席の方に転がったり、バンカーに入ったりしています。

それでも最後のパターショットを終えた選手には疲れと共に4日間の戦いがお終わったという安堵感も感じられて、成績とは関係なく、ギャラリーからは暖かい拍手が送られていました。

松山選手を間近で観てしまった!大きい体ですね。

見事、今回優勝を果たした松山英樹選手については、去年のマスターズでの優勝も鮮烈な印象があります。

ゴルフのことはよく分からなくても、アメリカ(オーガスタ?)で一人、黙々とプレーをする松山選手が優勝した瞬間は、友人と一緒になって大喜びしました。

その松山選手が最終日、首位から2打差?の2位スタート、と聞けば否応なくこちらまで力が入ってドキドキしますね。

また松山選手以外にもお二人の日本人選手が健闘していました。

そもそも松山選手もこの2名の選手も、自分に取っては縁もゆかりもない方達ですが、何かのご縁で、このように場所と時間を同じくしている、それだけで「頑張って頂きたい!」と思ってしまうのは面白いですね。

ところで話は少し脱線しますが、このスカイBoxにずっとおりますと、果たして今、松山選手は何ホール目でプレーしていてスコアはどうなのか、よく分かりません。

大きな電子掲示板があり、選手たちのプレー状況が知らされるのですが、いつもタイミングよく見れるとは限りません。

そこで日本にいてテレビでゴルフ実況を見ている母とLINEで連絡を取りながら状況を把握する、という変なことをしました。

ゴルフを知らない母も、やはり松山選手のプレーには非常に興奮し、相当疲労したようで、途中「松山選手を見てるとドキドキして疲れる」とLINEで呟いておりました。

話を戻します。

とうとう松山選手たちがグリーンに到達すると、ギャラリーで見ていた観戦者がコースに雪崩れ込むように入ってきてグリーンを囲みました。

一緒にプレーしていたラッセル・ヘンリー選手も、多分、緊張感で死にそうだったと思いますが、松山選手も同じぐらいだったでしょう(勝手な推測)。

そんな中で二人の選手はパターをすることになり、このホールの結果によりラッセル・ヘンリー選手とのプレーオフが決定した訳です。

何とも大波乱の結果となりましたが、私としては誰が優勝するか、というよりは、全ての選手のプレーにとても感動しまして、すごいな〜、偉いな〜とただただ感心しておりました。

芝をよんでいる両選手。松山選手「芝ってこうやって読むんだよね、知ってる?」と言っている(そんな訳ない)。

最後におまけの感想。

今回は本当に本当に楽しいゴルフ観戦でした。

でも、一つだけ。

実はすぐ上の写真に写っている大型カメラ。

このカメラは観戦途中、上位選手が18番ホールにやってくる頃、この場所に陣取ったのですが、そのせいで、何と18番ホールのホールがこのカメラで隠れてしまって見えなくなってしまいました〜。

もちろん、顔を動かせば見えなくもないのですが、派手に動いたり立ち上がって観ることもできず、ギャラリーの歓声で入ったか入らなかったかが分かるという、かなり微妙な観戦となりました。

今日はこういう巡り合わせの日だったんですね。

最後に芝を読む松山選手の後ろ姿です。あまり後ろ姿ってみないでしょ?へへ。

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