皆さま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?
ハワイは夜になり、気温は25度ほどです。
モンポウのピアノを聴きながら、気持ちよくブログを書き始めました。
さて、ここ数週間、筆者は
「心」に優しい食生活研究家 木本満美さん
が綴っておられるブログ、
「腸」が喜ぶごはんを食べよう
を楽しく拝読させていただいております。
腸がとても大切なのはわかりますが、具体的にどのような食材が腸に優しいのか、とか、穏やかな腸活動にはどのような生活習慣が望ましいのかなどについて、日々の何気ないトピックから分かりやすく解説してくださっていて、とても参考になります。
ブログとの出会い、これも一つの「ご縁」ですね。
しかし、なぜ、今、筆者が腸と食事のことも含めて、食に関するブログに興味を持ったか、それには訳があります。
食習慣を見直す時が来ました
悲しいことに、筆者の胃は30歳代に激しい胃痙攣を起こして以来、それまで旺盛だった消化機能がガタリと落ちました。
欲張って食べたり脂っぽい食事をしますと、その翌日は丸々1日、ご飯を食べなくても空腹にならない、胃腸活動ストップ状態になります。

そうなると食に対して積極的で無くなってきます。加えて筆者は30歳をすぎた頃に一人暮らしを始めてから今日に至っています。
気をつけているつもりでも、自然と好きなものを、好きなものだけ食べてしまう生活になってしまいます。
また筆者には普段から、「ヒトはそもそも空腹になった時にごはんを食べれば良いのだ」と思っているところがあり、昼でも夜でも空腹でなければ一食飛ばしてしまうか、イチゴを2、3個食べて終わり、のようなことがあります。
偏食を加速する理由に、「積極的に嫌いではないけれど、積極的に好きになれない食材」を避けてしまう傾向もあります。
例えば、ブロッコリです。
栄養価が良いのは筆者も認めますが、どうしても自分から買う気になれない野菜の一つです。
ブロッコリを食べていると、草食動物の草を食む映像(キリンでもヤギでも何でも良いのですが、上顎と下顎を回すようにして食べているあの仕草が)が脳裏にば〜〜と出てきて、何だかゲンナリしてしまうのです。
結果、「ブロッコリを買うぐらいなら形が似ているカリフラワーにしよう」、などと意味不明な行動をとってしまいます。
そんな生活をしていた40歳代後半、筆者はこの飽食の時代に、健康診断で何と「栄養失調」と診断されてしまいました。
ありえない、と思いましたが、まだ若かった(?)40歳代は多少は、食べる量を増やす程度で、食事内容についてはあまり考えずにおりました。
しかしそんな生活を続けていたしっぺ返しが、この50歳代半で明かになってきました。
まず爪がボロボロになっております。肌もカサカサになっております。

目もしょぼしょぼになっております(これはサプリで対応中です)。
これでも何とか生きてはいけますが、気分はよくありません。加齢が加速しております。
ちょっと遅すぎた感もありますが、この状況を打開するには、まず食生活の見直しだよなぁ、と思っていた矢先に、満美さんのブログに出会ったのです。
実は筆者はこれまで、ある特定の方のブログを読む習慣がなかったのですが、満美さんのブログは食の話題以外にも興味のある話題がチラチラと出てくるので、それも楽しみで読ませて頂いております。
「五行マインド」で食事を考える
算命学や四柱推命では、陰陽五行に十干十二支を組み合わせて運勢を読み解きます。
陰陽五行?聞きなれない用語かも知れませんが、実は普段の我々の生活の中で、五行に関連した言葉は意外とたくさんあるのです。
例えば「土用」や「七夕」、「端午」などの言葉はどなたもご存知ですよね。
詳細な説明はここでは省略させて頂きますが、五行には5つの方角が割り当てられていて、東西南北、それに中央があります。
そしてその五つの方角には自然の要素である木(東)・火(南)・土(中央)・金(西)・水(北)がそれぞれ割り当てられています。
さらに面白いことに、食材についても、この五つの方角に様々な食材が分類されているのです。
算命学や四柱推命では、自然界(木・火・土・金・、水)を見方にし、自然に合わせた生き方、自然に逆らわない無理のない生き方を良しとする考え方があります。
そして、この五行をバランスよく持っていることで、健やかな人生が送れるとも考えます。
さて、五行の法則に即した食材の分類を見てみますと、木(東)には野菜、火(南)には果物、土(中央)には穀類、金(西)には肉、水(北)には魚介類が当てはまり、また東の野菜についてはさらに細かく5種類に分類されています。
実際、この五行の分類をどのように活用するかというと、例えば筆者の場合、誕生日の干支に水(北)の要素がないので、そこを補う意味で魚介類を食べたり、野菜であればゴボウなどを食べてバランスを補っています。
これはほんの一例ですが、このようにして食に関しても五行の法則、言わば「五行マインド」を普段の生活に上手に取り入れて、食事の献立を考えるのも面白いかも知れません。
もともと算命学では「住と同様に、食は運命を変える強い力を持っていて、細かいコントロールも可能」といっています。
もし、「将来、こんな風になりたいな」とか、「カラダの調子を整えたいな」と感じたら、ちょっとユニークな方法ではありますが、試しにやってみてはいかがでしょうか?
ただし、それにはじっくりと取り組むことが肝要で、効果は早くて3年、長くて10年で現れる、と言われています。
ちょっと辛抱が必要ですね。
でも現在のカラダの状態は、長い時間をかけて実践してきた食習慣の結果ですから(他にも要因はありますが)、そのカラダを変えるためには同様に長い時間をかけるのが当然といえば当然のようにも思われます。
何事も一朝一夕では成らないですね。
楽しんで、コツコツ、ゆるゆるとやっていきましょう。
