オアフ島4番バスでのんびりロコの町を走る(前半)

オアフ島、4番バス!見たことある?!

4番バスは、西はヌウアヌ(Nuuanu)と呼ばれる地域のOld Pali Rd + Mamalahoa Plというバス停から始まり、途中、ダウンタウン、Alapai transit center(注:最後に出てくるおまけ情報も参考になさってください。)、プナホウ、ハワイ大学を経由しながら、ユニバーシティ通り、カピオラニ通りをしばらくアラモアナ方向に走った後、一瞬、アラワイ運河を渡りながら小さく方向転換し、またカピオラニ通りからハワイ大学方向に戻る、という、比較的長いルートをとります。

4番バスで特徴的なのは、ダウンタウンのチャイナタウンから走行ルートが山側に向かい、ヌウアヌ通りや緑深いパリハイウェイまでルートが伸びていること、そしてワイキキやアラモアナ地区(ショッピングセンターがある区域)を通らないことです。

従いまして、ホテルのあるワイキキや買物途中のアラモア地区から、「よし、これから4番バスに乗ってどこかに行こう!」ということにはなりません。

では、4番バスは一体何がよいのだ?と思いますね。

これはあくまで筆者の考えですが、4番バスは、「どこかを目指すために乗るバス」というよりは、行った先での散策や、そこから少し離れた場所に移動する際に、「ちょこっ」と使うのに重宝するバスだと思います。

加えて、4番バスは普段、観光では走らない住宅街などのルートを走りますので、思いがけず、ロコの普通の生活を垣間見ることも出来る「ロコ観光」に使えるルートとも言えます。

無理に言い換えるのであれば、「格安バスツアーでロコの町を散策しよう!」的バス路線とも言えます。

4番バスは住宅街の細い道も通りますが、同時に、適宜、主要な道路とも交差していますから(つまり乗り換えが可能ということです)、例えば、ハワイ大学から乗って、キング通りが交差するモイリイリ地区にある美味しいレストランにいってみよう、こんな時に重宝します。

また、ワイキキからチャイナタウンに遊びに来たけど、時間があるので、ハワイ大学にも行ってみたい!そんな一見、無計画とも思われる移動の際にも重宝することがあるのです。

(ただし、チャイナタウンからハワイ大学へ行くルートは、4番バスの他にもAルートという急行バスに乗る方法があります。Aバスの停留所から乗りますと、ハワイ大学が終点となります。)

ワイルダー通りは東西移動に重宝するルートです

4番バスのルートワイルダー通り(Wilder Ave)があります。

フリーウェイよりも山側(北側)にある道路で、パンチボールやマキキ、プナホウ地区などの落ち着きのあるローカル感が溢れた地区を走ります。

ワイルダー通りは4番バス以外にも使い勝手の良い18番バスが走っており、さらにワイルダー通りと交差する通りには、アラモアナショッピングセンターから山側に向かって伸びているケエアモク通りや、プナホウ通りなどがあります。

従って、ワイルダー通りは、様々なバス路線への乗り換えにも便利な通りであり、4番バスに乗り慣れてくると、俄然、バス移動のフットワークが良くなるのです。

観光目的でワイルダー通りに途中下車することは、あまりないとは思いますが、もし、4番バスに乗るチャンスがあったときには、是非、車窓から見えるハワイの普通の生活の様子を眺めてみてください。

次回のブログで、4番バスルートを、少し詳細に辿りたいと思います。

おまけ:アラパイトランジットについて(注意)

注意!このアラパイトランジットには沢山のバスが乗り入れています。そのため、「あれ?このバスの番号、みた覚えがあるぞ。もしかしたら、ここからでもアラモアナにいけるかも?」、そんな思いがよぎります。

しか~~し、それはダメです!ほぼ勘違いです。

ここから出ているバスの多くは、アラモアナから離れていくバス(比較的長距離のバス)や、山側に走っていくバスなので、もし、万が一間違えてしまうと、「だんだんお家がと~くなる~」的状況に陥る可能性があります。

ただし!もしここで「そうだ!The Honolulu Museum of Art Spalding House (昔のコンテンポラリー美術館)に行こう!」と神的な閃きがあった場合には、このアラパイトランジットで降車し、15番バスのPacific Heights行きバスに乗りますと、美術館に直行します。

でも、このバスは通勤時間帯を除くと、ほぼ1時間間隔での運行ですので、タイミングが合わないと、そこでかなり待つことになることもあります。

ついでに申せば、この美術館の閉館時間は午後4時であります。

さらについでに申しますと、ここの素敵なカフェは2時で終了です。

 (可愛いカフェです。)

午前中に行くのが良いかも知れませんね。

 

 

 

 

 

ハワイでも花粉症?VOG?

ハワイで風邪・花粉症?マスクを持っていると良いかも!

今日の「よもやま話」のトピックは、人によってはアレルギー症状が出るといわれるVOGについてです。

日本では春先になるとスギやヒノキによる花粉症、夏季はブタクサによる花粉症が有名ですね。

花粉症は世界各地で認められる現象とのことで、ハワイでも春になると、マンゴーの花粉症が発生して、人によってはくしゃみ連発となるのだそうです。

日本の春、「花粉症から一時でも開放されるわ!」とオアフ島に来てみたものの、「あれ、まだ鼻水?」

そんな時はもしかして、、、マンゴー花粉症かも知れません。

念のために、マスクはバッグに入れておきましょう。

さて、花粉が原因ではありませんが、ハワイでは火山灰によって引き起こされるアレルギー症状があるようです。

霧のFog、あるいはスモッグ(Smog)と、火山のVolcanoをあわせた言葉で、Vogと呼ばれるものです。

山から吹き降ろす貿易風が止まり(弱まり)、海から吹きつけるコナ風によって、ハワイ島のキラウエア火山の火山灰がオアフ島にまで飛来するのだそうです。

筆者は鈍感なのであまり解りませんが、Vogになると、少し空気がかすんでいるように感じます。

そして、人によっては、鼻がムズムズしたり、くしゃみが出ることがあるかもしれません。

風邪をひいてないのに鼻水?そんなときには、もしかするとVogの影響かも知れません。

オアフ島にいらっしゃる時には、念のため救急セットのなかに、マスクを入れておくことをお勧めします。

(もちろん、ハワイでも売っています。)

ブレイスデールセンターへのアクセス

ニール S. ブレイスデールセンター(Neal S. Braisdell Center)をご存知ですか?

アラモアナショッピングセンターの山側、カピオラニ通りをダウンタウンに向かい、2ブロックほど走ると、ワード通りとの右側の角に巨大な建物群が見えます。

それが、通称ブレイスデールセンターとも呼ばれる、円形アリーナ、長方形の展示施設、そして劇場からなる複合施設です。

3つの建物がワード通りに面し、カピオラニ通りとキング通りに挟まれるような形で建っています。

この施設は1964年に建てられ、その後、拡張や改築を経て、現在は海外からのコンサート等を含め、ほぼ毎週、ユニークな展示会、スポーツ競技などの各種イベントが開催されています。

また2000台の収容力をもった駐車場も準備されているため、各種イベント時には大勢の人が集まります。

ここでのイベントとして、チケットなどがなくても気軽に行けるのは、毎週水曜日の4時から始まるファーマーズマーケット(駐車場で開催されます)でしょう。

一方、無料ではありませんが、週末はハワイシンフォニック交響楽団によるクラシック音楽の演奏や、アメリカ本土、さらにはヨーロッパからの各種コンサートなどがあります。

さて、筆者の一押しとしては、8月下旬の週末に会される、Made in Hawaii Festivalがあります?

これはハワイ全土の物産展で、ハワイの特産品、例えば、コアの木のインテリア家具や小物、キルティング、ムームー、水着、貝細工、真珠、Tシャツ、若いデザイナーによるアクセサリーなど、展示され即売される催し物です。

基本的に食料品以外は長方形の展示施設で(一部、食料品もあり)展示されており、円形のアリーナではハワイ特産の美味しいコナコーヒーやポケ、飲茶、バター餅、ボップコーン等のスナック、アイスクリーム、パンなどあらゆるハワイアンフーズが販売されていて、確実に半日は過ごせます

一番嬉しいのは、お値段がとてもリーズナブルなことです。

例えば、コアの木で作られてたアクセサリーなどは、普通のお店で買うよりも安く手に入りますし、食べ物もたっぷりのボリュームでリーズナブルなお値段になっています。

ちょっとユニークなお土産を探してみたり、自分おために素敵なアクセサリーを買ったりするのにとても良いと思います。

このイベントのほかにも、Annual Hawaii Collector’s Expo もとても面白いです。

ここではアンティークのアクセサリーや、古いレコード、ポスター、日用雑貨、おもちゃなどのほか、言い方は悪いですが、ガラクタもあります。

日本のフリーマーケットのようでもあります。

実際に買うものは限られているかも知れませんが、品物を見ながら、お店の人と話をしたりするのも楽しいですよ。

私はかつて、ここで古い生地を買い、テーブルクロスを作りました。

物産展やコレクターズエクスポといった大きなイベントでは、入場料を払います。

大人で5ドル程度です。

チケットはアリーナと展示会場のすぐ近くにあるちいさな丸いチケット売り場で購入します。

前売りチケットもありますので、ブレイスデールセンターのウェブサイト等で確認してみてください。割引があることもあります。

さて、肝心のバスでのアクセスをお話します。

先ほどもお話しましたように、ブレイスセンターは3つの建物で構成されています。

バス停は、この建物群を囲んでいるカピオラニ通り、キング通り、ワード通りの3箇所あるのですが、停車するバスはそれぞれ異なります。

従って、バスでのアクセスの場合、ご自分がどの建物に行くのか、そして今、どこにいるのか、この2点によって、利用するバスの番号を適宜変更するのが良いと思います。

もし、今、ワイキキにいらして、ブレイスセンターに行きたい、と思われたときには、2番バスが最も簡単です。

乗り換え無しです。ただし停車するのはベレタニア通りなので1ブロック歩きます。

本当なら、劇場に近いキング通りのS.King St – Ward Aveというバス停で降りたいところですが、このバス停はダウンタウン方面から来るバスのバス停です。

そう、キング通りはダウンタウン方面からの一方通行なのです。

従いまして、ワイキキからのアクセスの場合には、S. Beretania – Ward Aveでの下車となります。

ホノルル美術館の目の前のバス停ですのですぐにわかります。

バスを降りましたら、すぐそばの横断歩道をキング通り方向に渡り、そのまま歩きますと、劇場が見えてきます。

ちなみに、バスを降りてからキング通りまで、トーマススクエアーという緑地(公園)があり、中央には大きバニヤン(ガジュマル)の木があります。

もし、ワイキキ方面から、バレエやクラシックコンサートなどで劇場にいらっしゃるのであれば、この2番バスを利用されますと、比較的、歩く距離も少なく、楽にアクセスできると思います。

往路で直接ワイキキに戻りたいときには、キング通りの2番のバス停で乗ります。乗り換え無しでワイキキまで戻れます。

(このバス停には1番バスも停まりますので、乗車の際には、念のために確認してくださいね。)

次に、カピオラニ通りのバス停を利用するケースをご説明します。

カピオラニ通りは、両車線です。

従いまして、アラモアナショッピングセンター方面からでも、ダウンタウン方面からでのアクセスでも同じ番号のバスをご利用頂けます。

停留所はKapiolani Ble + Ward Avです。

3、9.13、40、52、53番バスが停車します。

もし、今、あなたがアラモアナショッピングセンターにいらっしゃるのであれば、山側のバスターミナルから40、52、53番バスに乗るか、カピオラニ通りまで出て、3、9、13番バスに乗りましょう。

カピオラニ通りの3ルートのほうが、頻繁に走っていますので、急ぎのときには通りに出て、道路の向こう側に渡った所にあるバス停でお待ちください。

2つ目のバス停で降車します。

では最後、3つ目のアクセス、バス停をご紹介します。

ニール・ブレイスセンターの正面玄関は、一応、ワード通りに面していますが、その正面玄関の目の前にぴったりと停車するバスは15番バスになります。

バス停名はWard Ave- Kapiolani Stです。

ただし、ここで注意することは、バス停は、玄関の目の前にあるのではなく、ワード通りを渡った、向こう側にあるので、バスを降りたあと、道を渡らなくてはなりません。

15番バスのルートには、一部に循環ルートがあり、ワード通りはちょうどその循環ルートにあるため、バス停が片方の車線にしかないのです。

ワード通りは広い通りですし、交通量も多いので、「ちゃちゃ」っと道を渡ることは出来ません。

安全確保のためにも、一旦カピオラニ通りまで歩き、横断歩道を渡って下さい。

観光においてこの15番バスに乗って、ブレイスセンターに行くことは、殆どないと思いますが、あるとすれば、タンタラスの丘から、あるいはSpalding House (昔はコンテンポラリー美術館という名称)からのアクセスかと思われます

反対に、ブレイスセンター前の15番バスのバス停から乗車しますと、バスはApalai transit centerという大きなバスターミナルを経て、そこからSpalding House、タンタラスの丘方面に向かいます。

午前中にイベントを楽しみ、バスの時刻が合えば、タンタラスの丘、あるいは美術館めぐりも悪くありません。

注意:15番バスは1時間に1本程度の走行なので、時刻表をよく確認してください。

(Honolulu Museum of Art : Spalding Houseの入り口)

BON Dance in Hawaii ハワイバスに乗って行こう!

HawaiiのBon Dance

7月、8月は盆踊りの季節ですね。

日本の暑い夏、夕暮れ時になると、そこここの町や村で盆踊り大会(夏祭り)が開催されますね。実はそれはハワイも同じなのです。

7月にもなると毎週末、オアフ島のみならずハワイ州のどこかのお寺で「Bon Dance」祭りが繰り広げられています。

中でもオアフ島、Moiliili地区で開催される「モイリイリ本願寺(浄土真宗)盆踊り」大会は最も大規模なBon Dance Festivalとしても有名です。

これは7月上旬開催される、2日間の夏祭り(Summer Fest)で、そのうちの1日が盆踊り大会です。

モイリイリ本願寺以外にも、ハワイ大学、カメハメハスクール、日本文化センター、モイリイリコミュニティーセンターがこの夏祭りを共同で開催しています。

車でやってくる大勢の人に対しては、近くのハワイ大学の駐車場からシャトルバスでの送迎サービスまである、という盛況ぶりです。

モイリイリ本願寺主催のBon Danceにバスでアクセスする方法はいくつかあります。(注意:モイリイリ本願寺でBon Dance Festivalが開催されるのではなく、1100 University Ave(かつてVarsity Theater があったところで現在は駐車場になっています)で開催されますので、お寺には行かないようにしましょう。)

アラモアナショッピングセンターからはUniversity/ Woodlawn 行きの6番バスを利用しましょう。アラモアナショッピングセンターの山側にあるバス乗り場(一番右側にあるバス停)から乗ります。

反対方向(Pauoa)に行く6番バス(行き)も同じバス乗り場に止まりますので、乗車時には行き先を注意してください。

バスはアラモアナショッピングセンターを出ますと、ドンキホーテがあるKaheka通りを走り、やがてKing通りに右折して入ります。

King通りは西から東に向かって走る一方通行の大通りでしたね。

しばらく走りますと、この通りからUniversity Aveを左折しますので、左折をしたら最初のバス停(King St + University Ave)で降りましょう。

降りてからこの通りの反対側に渡りますと、もう会場が見えます。

もし、ワイキキからアクセスするのであれば、まず2番バスに乗り、カラカウア通りとKing通りが交わるところ、King St + Kalakaua Aveで降ります。

降りてから、キング通りを東方面に少し歩きますと、1番バスのバス停(King St + Punahou St)があります。そのバス停から1番バスに乗り(1でも1Lでも大丈夫です。1Lは急行バスですので、降りそこなわないように、アナウンスに注意していてくださいね。)、King St + University Aveで降ります。

バスを降りましたら、King Stを反対側に渡り、さらに目の前を走るBeretania St(東から西方面の一方通行)も渡ります。

そうしますと、もうBon Danceで賑わう広場が見えてきます。

さて、盆踊りは5時スタートですが、5時少し前に現地に行ってみると、すでに多くの人々が集まっています。

やがて音頭が流れはじめ、東京音頭や炭坑節にあわせて櫓の周りで盆踊りを踊る人、周りで手拍子する人、親しい友人と楽しく挨拶したり会話をする人、踊りそっちのけでお弁当をほおばる人、など、様々な風景が見えてきます。

櫓の上には太鼓を叩く人やアナウンスをする人もいます。英語です。

踊っている人々の格好も様々です。お揃いの半被を着て、日ごろの練習の成果を存分に発揮している人たち、浴衣を着た老若男女、Tシャツ・短パンで友人と踊る人等々です。

興味深いのはそこに集まる人たちの人種の豊富さです。日本人を含むアジア系の人々、ハワイアン、白人。彼らが輪になって「ハ~~、よいよい」と言って踊る様子は、その人種のバラエティーさを除けば日本の盆踊りと何ら変わりません。

少し離れたところには、屋台が並んでおりまして、人々はワイワイ言いながら、シェイブアイスやサーターアンダギー、綿菓子、ポップコーン、ジュースなどを口にしています。とにかく賑やかであります。

そんな中で、なぜか若い女性が一人、ギター片手に歌をうたっていたりするのも面白い風景です。

「何で、ここで歌歌うかな?」と思う筆者ですが、当の本人はそんなことおかまいなく、むしろ楽しそうでありまして、彼女の歌を聴いている2,3人と楽しく歓談しているのです。

いかにもハワイ的な風景であります。

ハワイに根付いた盆踊り

Bon Danceがハワイにいかに根付いているイベントかは、テレビで流れる盆踊り大会の開催案内放送を見ているとよく解ります。

日本のテレビ番組を放映しているKiku TVを観ていると、毎日、決まった時間にハワイのローカル情報が画面上に次々と流れます。

盆踊り大会の予告もその画面に出てきます。

詳しく読まないまでも、「そこかしこ、Bon Danceだらけではないか?!Bon Danceがハワイでこんなにメジャーとは!」と、驚きます。

そもそも、盆踊りの起こりについては、諸説あるようです。

が、いずれにせよ、かつてハワイに移住してきた日本人が、過酷な労働・生活環境の下、生き延びるための精神的支柱として、仏教を信仰し、先祖供養を目的とする盆踊りを通して年に一度、人々と集い、励ましあい、仲間との結束を確かめていたのかも知れません。

あくまでも筆者の個人的な考えですが、「一緒に輪になって踊る」という行為は、彼らが日本人のルーツに立ち戻る貴重な機会だったのかも知れませんね。

現在では人種の枠を超えて、異なるルーツを持つ多数の民族がともに踊っています。

その有様は、移民として150年間、ハワイで生きぬいてきた日本人が、これまでも、そしてこれからも平和的な共存共生を何よりも大切に思っていることを語っているようにも見えます。

夏休み、観光でハワイに行って、もし、こんな風景に出会ったら、踊りの輪に入ってみるのも良いかもしれません。

寄り添って走るハワイ3番と9番バス(2)

9番バスのバスルートについて

前回の3番バスルートに続きまして、ここでは主に9番バスのルートをご紹介します。

しかしその前に、特に「パールハーバーにバスで行ってみよう!」、と考えておられるかたに、注意事項をお伝えします。

紙の時刻表を見ると、確かに「9番バスの西の終点はパールハーバー」となっているのですが、パールハーバー(Pearl Harbor Historic Sties)と、9番のパールハーバーは少々、意味合いが違います。

9番バスのパールハーバーは、言うなれば「パールハーバー地区」といった感じでしょうか。

実際、パールハーバー(Pearl Harbor Historic Sites)(アリゾナ記念館、戦艦ミズーリ記念館、ポウフィン潜水艦博物館、太平洋航空博物館)の見学の際には、まず、ビジターセンターに行きますが、その際には9番バスではなく、20番バス(Airport – AZ Memorial – Stadium – Pearl ridge)、42 番バス(Ewa Beach via Arizona Memorial)、アラモアナからであれば、40番バス、62番バス、あるいはAバスを利用することをお勧めします。

また、9番バスの西の終点には3つのバス停があります。

詳細は省きますが、9番バスの終点は、ダニエル・ K・イノウエ国際空港に隣接するヒッカム空軍基地や軍の関連施設の近辺となっており、バス停名はNimitz Gate、Landing C、そしてSupply Centerです。(*)

日数が限られた観光の場合、「NAVY」としてくくられている、これら9番バスの終点にはあまり行かれないと思われます。

「ん?じゃぁ、9番バスって何が便利なの?」と思われますよね。

9番バスも3番バス同様、ホノルルの西部からダイアモンドヘッドまで走る、使えるバスなのです!

さぁ、ではここから簡単に9番バスのルートを確認しましょう。

9番バスも3番バスと同じく、ダウンタウンに入ってからカピオラニ通りを走りますが、9番バスはデイト通り(Date 通り)には入らず、そのままカピオラニ通りをワイアラエ通りに向かって東方向へ(少し北上するような感じで)走ります

片側二車線のワイアラエ通りに入ると、道はカハラ方面に向かって長くなだらかな上り坂になります。

このエリアはカイムキ地区と呼ばれており、最近ではトロリーバスでも観光ルートに入っている人気の地域です。

(前もって、トロリーバスに乗ってカイムキの雰囲気を見ておくのも良いかもしれませんね。)

さて、その後、バスルートはワイアラエ通りからココヘッド通りに右折、さらにPahoa通りを左折し、次に18th通りを右折、そのご暫く直進します。

3番バスの終点停留所を過ぎ、さらにダイアモンドヘッド登山口前のバス停を通り過ぎて終点となります。

ワイアラエ通りにはシャミナード大学や中・高校、レストラン、カフェ、スーパーなどが並んでいます。

特に12th通り近辺には話題のレストランやカフェが集中しています。

またイートインではありませんが、テイクアウト専門の素朴な店構えのパン屋さんやケーキ屋さんなどもあります。

バス停は12th、あるいはKaimuki + Cocoheadを利用するのが良いでしょう。のんびり、その周辺を歩いてみて下さい。

先にもお話しましたが、ワイアラエ通りはカハラ方面にむかって長い上り坂です。

ココヘッドと交差する辺りで、一旦、今来た道を振り返ると、アラモアナ地区から山に向かって建つ数々のビル群の風景、山並みが見渡せ、いつもとはちょっと雰囲気の違うハワイの風景を観ることが出来ます。kaimukiview2

カイムキ地区は主として住宅街が広がる地域で、山に向かって上り坂が何本も延び、そこに古くから住む人たちの家を見ることができます。

観光ですと住宅街を歩くことは殆どありませんが、この辺りは商店やレストランが程よく点在し、全体的にものんびとした静かな時間が流れていて、独特な雰囲気を感じることが出来ます。

さて、「9番バスに乗ってカイムキ周辺をお散歩したけど、この辺りから行き先をカハラ方面(カハラモールなど)に変更したいわ。」と思ったら、1番バスに乗り換えましょう。

このワイアラエ通りには1番バスも走っていますので、9番バスからの乗り換えも可能なのです。

ここでまた注意です。

9番バスはワイアラエ通りからココヘッド通りに右折しますので(カハラは、ワイアラエ通りをもっと進んだ先にあります)、1番バスへの乗り換えは、それまでに済ませておきましょう

ね?9番バスも、なかなか使えるバスでしょう?

観光の場合、パールハーバー近辺から9番バスに乗ってアラモアナ方面に向かうことはあまりないと思いますが、もし、そうなった時の注意が一つあります。(9番バスは注意が多いですね。)

通常、9番バスはKCCが東の終点ですが、1日に2本ほど、Ala Pai Transit Center止まり(早朝ですとKalihi Transit Center止まり)があります。

ここで乗り換えてる予定があればこのバスでかまわないのですが、アラモアナショッピングセンター方面に戻りたいときには避けてください。

乗車前に電光掲示板を確認しましょう。

(*)The Bus Hawaiiのウェブサイトで9番バスのルートを確認しますと、パールハーバー方面の終点駅には、CやSといった記号があり、非常に解りにくいですが、特に軍の関係者でなければ、無視して大丈夫です。

 

 

寄り添って走るハワイ3番と9番バス(1)

似たもの同士?ワイキキを走らない3番と9番バス

3番バスと9番バスのバスルートは似て非なるルートと言えましょう。

重なる部分あり、重ならないけどお互いが近くを走っているルートです。

両バスの共通点として、ワイキキを通らないことが挙げられます。

アラワイ運河の北側のデイツ(Date St)通りカピオラニ通りを走ります。

3番バスの西の出発点はソルトレイク(飛行場のそば)、一方の9番はパールハーバーです。

一方、東の終点は両ルートとも、カピオラニコミュニティカレッジ近辺です

もう少し正しく言いますと、3番バスはカイムキの18th 通りとイワラニ(Iwalanai)通り(とても細い道です)との合流点が終点です。

目印はカイムキミドルスクールです。

9番バスの終点は、3番バスの終点を通り過ぎ、18th通りを右折してダイアモンドヘッド通りに入り、少し走ったAlohea + Makapuuになります。

さて、この両ルートですが、観光ではKCCファーマーズマーケットやダイアモンドヘッド登山口に行くのに便利なルートでしょう。

また両ルートともアラモアナショッピングセンターの前を通りますので、そこから乗って、カパフル通りやワイアラエ通り(Kaimuki地区)にあるレストランやブティックに行く時に重宝します。

ただし、もし、ワイキキからKCCファーマーズマーケットにアクセスしたいのであれば、その時は、クヒオ通りから2番バス、あるいは23番バス、またはカパフル通りやモンサラット通りを走る24番バスでダイアモンドヘッドに向かうと良いでしょう。

バスの運行頻度を考えますと、2番バスが(圧倒的)に良いでしょう。

3番バスのバスルートについて

3番バスルートは、ソルトレイクからダウンタウンに入ってくると、カピオラニ通りを走ります。

アラモアナショッピングセンターを右手に見ながら通り過ぎ、マッカリー通りも過ぎてしばらく行くと、5差路に出ます。

そこからDate St(デイツ通り)に入ります。デイツ通りはコンドミニアムや住宅が並ぶ通りでお店などは殆どありません。

この通りをしばらく走ると右手にアラワイゴルフ場が見え始め、ゴルフ場が終わったところでカパフル通りと交差します。

このカパフル通りには多くのレストランや、可愛いカフェ、サーフショップ、アンティークショップ、レインボードライブ(お弁当屋さん)、ポキで有名なオノシーフード、マラサダが美味しいレナードといったお店が並んでいます。

アラモアナ方面からカパフル通りに遊びに行くには、この3番バスがとても便利ですね。

(カパフル通りがピンと来ない?この通りは、ホノルル動物園前から始まり、山の方に伸びている通りです。)

カパフル通りで下車するのであれば、カパフル通りとデイツ通りの交差点にあるバス停で降りましょう。目印は交差点にあるスターバックスです。

さて、3番バスに乗ったままさらに直進すると、道はMooheau通りに変わります。

道は徐々に上り坂となり、9th Aveで右折した後、キラウエア通りに入ります。

キラウエア通りのゆるい坂道をさらに走って、16th通りで上りきると、今度は下り坂になります。

すると前方の風景が一気に開けて、雄大なココヘッドを望む美しい海の風景が眼前に広がります。(下の写真は曇りの日で今いま一つですが、晴れている日は、青い空、海がと~~ても美しいです。)cocoheadview

バスはその後、18th通りに右折で入り、KCCマーケットに向かって走ります。

左手に見えるカイムキミドルスクールを過ぎたKaimuki + Iwalaniが終点となります。KCCはそこから徒歩3分ぐらいです。

マーケットは土曜日の朝7時半からです。

KCCマーケット側からダイアモンドヘッド通りを渡ると、ダイアモンドヘッドの登山口があります。

ダイアモンドヘッドの登山のスタートはもう少し先なので、ゆるい坂道を歩き、入り口で料金を支払って登山を楽しんでください。

9番バスのルートは次回のブログでご紹介します。

 

 

ハワイバス、時刻表、路線図の見方

バスの時刻表ってどうやってみるの?

以前ご紹介したブログ「バスの路線図ってどこでもらえる」では、バスの路線図の入手方法と、簡単な路線地図、時刻表をご紹介しました。timetable

今回は特に時刻表の見方をご紹介します。

8番バス時刻表

19番バス時刻表

8番バスのように、比較的、短い距離を結ぶ路線の時刻表は、この写真でも見えますように、ワイキキ方面行き(to Waikiki)と、アラモアナ方面(to Ala Moana) 行きの時刻表がコンパクトに記されています。(上の時刻表)

よく見ますと、最上段の時刻の上にはアルファベットのPやTの大文字があり、さらにその文字の上に、Ala Moana Center、Monsarrat Kalakauaなど、主要なバス停の名前が書かれています。

当然ですが、ここに記載されたバス停以外にも、バス停はもっとあります。しかしそれらのバス停についての記載は省略されているのです。

このアルファベットは、路線地図上にふってあるので、そのバス停の位置と名前を確認しつつ、実際にご自分が乗り降りする場所(バス停)が、どのアルファベット(バス停)の間にあるのか、確認しましょう

アルファベットがふられたバス停で乗降するのであれば、時刻表通りの時刻で簡単ですが、それ以外のバス停での乗降に関して、具体的な時刻は時刻表では解りません。

このような場合は、自分が乗降するバス停を挟んでいる、2つのアルファベットの時刻から、自分のバスが停車するおおよその時間を推測するわけです。

日本のように各停留所の時刻が記されているわけではないのです。

さて、もう一つの時刻表を見てみましょう。

8番バスよりも長距離を走る19番バス(ワイキキーヒッカム空軍基地・下の時刻表))の時刻表には、Eastbound to Waikiki(「東方面、ワイキキ行き」)と記されています。

画像はありませんが、反対方向になると表示は、Westbound Daniel K. Inoue International Airport/ Hickam Air Force Baceと記されています。

これはさしづめ、「西方面、ダニエルK.イノウエ国際空港経由、ヒッカム空軍基地行き」といったところでしょうか。

やはりこの時刻上にもアルファベット文字がいくつか記され、その上にバス停の名前が書いてあります。

時刻表と路線図は、the Bus Hawaiiのウェブサイト上でも同じす。ウェブサイト上だから、すべてのバス停の時刻が解るか、というとそうではありません。

平日、土曜日、日曜日州の休日(祝日)

日本でも、電車、バスのダイヤが平日と週末で違うことは普通にあることですね。

ハワイでも同じです。従って、時刻表を確認される際には、Weekday、SaturdaySundayもご確認ください。

さて、平日と週末に加えて、ハワイでは州の休日(State Holiday)が13日ほどあります。(上の写真、19番の時刻表はState Holidayになっています。)

みなさんは、ハワイ州の祝日をご存知ですか?

正月やクリスマスに加えて、ハワイ州には州独自の休日(クヒオ王子の日、カメハメハデー、州制記念日)があります。

果たしてハワイ州の休日にバスをご利用になるかは解りませんが、休日は運行本数が減りますので、バス利用を検討される方は、一度、カレンダーをご確認ください。

休日の中には、年度によって日にちが変わるものもありますので、その年のハワイ(アメリカ)のカレンダーを確認されることをお勧めします。

ハワイ州の休日(祝日)

1月1日:ニューイヤー、1月15日:キング牧師の誕生日、2月第3月曜日:大統領の日、3月26日:クヒオ王子の日、3月~4月復活祭の前の金曜日:グッドフライデー、4月ごろイースター(復活祭)は毎年日付が変わります(春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日と決まっています)、5月最終月曜:戦没者追悼祈念日、6月11日:カメハメハデー、7月4日:独立記念日、8月第3金曜日:州制記念日、9月第1月曜日:レイバーデー、11月11日:退役軍人の日、11月第4木曜日:感謝祭、12月25日:クリスマス


イースターで作った、手作りイースターエッグ。意外と可愛くできるのです。

 

買物袋は15セントになりました

ハワイのお買物は買物袋(エコバッグ)持参で!

7月1日からオアフ島ではショッピングバッグに15セントが課せられることになりました。

上の写真のようなお知らせが、多くの店先に掲示されています。

6日のHonolulu Star Advertiser の紙面では、”Oahu shoppers will have more incentive to remember to take along reusable bags come July 1.”と題して、規制の導入に関する記事もありました。

大きな関心事なのですね。

(1日からしばらくは、友人同士で「ちゃんとショッピングバッグ持ってる?」と、質問しあっていました。)

さて、規制には「全てのプラスチックバッグが対象」との記述がありますが、実際は紙袋も含まれています。

高級店や一部の店舗では、以前と変わらずファンシーな袋に品物を入れてくれますが、それ以外の店では、購入した商品はそのまま渡されます。

これはダニエル・K・イノウエ空港の免税店、売店でも同じです。

筆者は、ニーマンマーカス(高級百貨店)で、たまたま、ポンプ型のハンドクリームを購入しましたが、何も包装されずに、「はい」と渡されました。

品物を手にしたまま店を出るというのは、なかなか不思議な気分です。すぐに自分の袋に入れました。

「観光客は、免除ね」、といった例外はありません。

shopping bagこの写真は、15セント払って手に入れたショッピングバッグです。(左のセーフウェイのバッグは、地厚のビニール袋になっていました。)

スーパーマーケットには、各マーケットのブランドのショッピングバッグが販売されていますので、記念に購入するのも悪くないかも知れません。

(ちなみに、スーパーマーケット内にある、野菜や果物をいれるためのビニール袋には課金されません。)

ショッピングは旅の大きな楽しみですし、15セントぐらいいいや、と思えれば問題はありませんが、あれば便利だと思います。

一つ、エコバッグをお持ちになることをお勧めします。

 

空港からワイキキまでのバス移動は?19番と20番

ホノルルー空港からのアクセス

皆様、こんにちは。

さて、今回は日頃から、日本そして世界の津々浦々で当ブログをご愛読頂いている(ウソ)読者様より頂いたご質問にお答えしたいと思います。

ダニエル・K・イノウエ国際空港からワイキキまでバス移動する時は、19番、20番バスを利用します。

ワイキキまで約1時間ですが、タクシーよりもグッと安く、シャトルバスよりも速い(時があります)。

使わない手はない!と思った皆様。

しかし、ここでちょっと思い出してください。

以前にも当ブログ、「バスに乗るときは荷物の大きさに注意」でご紹介させて頂きましたが、バス利用時の注意点として、持ち込める荷物の大きさには制限があることをおぼえていらっしゃいますか?

日本から空港に降り立つ観光客が持つ大型のトランクは、ほぼ100%、持ち込むことが出来ません。大きすぎるのです。

従って、19、20番バスを利用するのは、時間がある、荷物が少ない、予算が限られている、の3拍子が揃った時になるでしょう。

もし、3拍子揃った時には、到着ロビーを団体客用の出口から出まして、エスカレーターで出発ロビーがある2階に上がります。

エスカレーターを降りて直進しますと、バス停が見つかります。

30分ぐらい待つ場合もありますが、のんびりと空港からの風景を眺めたり、ガイドブックを読んだりするには良い時間でしょう。

 

ビーチを歩くと何かが見つかる?

ビーチを歩いて経費節減? 

いきなりネガティブなスタートですが、ハワイはアメリカ合衆国の中でも特に物価が高いことで有名です。

特に、筆者がハワイで生活を始めたころは、基本的な生活用品をそろえるために、色々と悩み、そして工夫しました。

経費節減の最たるものの一つが自家用車の放棄というわけです。

さて、そんな節約モードで生活していたある日の夕暮れ、友人とワイキキビーチを歩いておりました。yugurebeach

ロイヤルハワイアンホテルははじめ、名だたるホテルが並ぶワイキビーチに寝転ぶ観光客も、そろそろ帰り支度が始まっていました。

楽しく過ごしたビーチには、砂のお城の残骸や、空になったサンタンローションのボトル、片方だけになったビーチサンダルなどがポツポツと落ちています。

ふと波打ち際に目を移すと、そこには置き去りにされたホテルのビーチタオルが、今にも波にさらわれそうになっていました。

友人が「ほら、見て。またタオルが海にさらわれそうになってる。」と言って、そのビーチタオルを指差しました。

「こんな大きなタオルが海に流れたらよくないよね。だから、私はこういうタオルを見つけたときには拾っているのよ。」と言います。

確かに、それはそうだよね。と、私も同意し、彼女について、波打ち際に落ちていたタオルを1枚拾いました。

特徴的な色、柄のタオルは、どのホテルのタオルか、すぐにわかります。

私は、彼女はそのタオルを持って、当然、ホテルに持っていくのだろうと思いました。

しかぁし、あにはからんや、その友人は、そのタオルを持ってビーチの端に設置してあるシャワーに行き、タオルの砂を払いながら洗い始めたのです。

親切な友人はわざわざ、砂を払ってあげるんだ~と、感心して眺めていましたが、おおかたの砂が落ちると、彼女は私に絞るのを手伝わせ、最後に、「ほら、これでタオル1枚、買わなくて済んだでしょ?」と言って私に渡すのです。

「えぇ~!、これホテルに返すんじゃないの?」と驚いて聞くと、「1枚ぐらいいいのよ。私たちが拾わなかったら無くなってたものなんだから!」、と平然としています。

「そういうのありですか?」と聞くと、「ありです。海にも良いことをしているのだ」と、彼女は普通の顔をして言います。そうか、ありなんだ。

という訳で、実は筆者たちは、もう1枚、違う柄(ホテル)のビーチタオルを拾って洗いました。

今でも、その2枚のビーチタオルは、我が家の浴室にかかっています。

拾った時点で、すでにかなり色褪せしたタオルでしたが、さらに、我が家で酷使された結果、今はバリバリに固いタオルとなり、思い切り、水を吸う「使えるヤツ」になっております。

こそ泥とあまり変わらない醜態であり、使うたびに「あぁ~、何だかなぁ」とは思うものの、変な愛着があり捨てるに捨てられなくなっております。

みなさま、海は綺麗に使いましょう。

そして帰るときには、忘れ物をなさいませんように!yugurebeach2