ダイヤモンドヘッドよりも高い?ところ

皆さま、こんにちは。

オアフ島は随分と暑くなって参りました。

先週の日曜日、友人に誘われてWilhelmina Rise(ウィルヘルミナ・ライズ:通りの名前です)のウォーキングに挑戦して参りました。

ウォーキングに挑戦?

何だか大袈裟に聞こえますが、これはかなりの挑戦でした。

ご存知の方もおられると思いますが、この通りはカイムキ地域のワイアラエ通りと交差するココヘッド 通りのもう一つカハラ寄りの道で、山側に伸びる急で長い坂道です。

ワイアラエ通りから見上げるウィルヘルミナ・ライズ。一見すると緩やかに見えますが、実は・・。

ほぼ頂上のマウナラニ・コミュニティーパーク周辺までは、軽く4000フィートはあるような上り坂になっています。

この通りの両側には、手入れの行き届いた一軒家が並び、美しいお庭を眺めたり、風にそよぐ鯉のぼりを見上げて何となく心がほんわかするような、とても穏やかな空気がながれている通りです。

屋根よ〜りたか〜い鯉のぼり〜、と歌えたら良いのですが、きつくて歌えません。

しかし、それは「この道が坂道でさえなければ」という条件付きのことでありまして、実際に歩いていると、日頃の運動不足もたたって、実にきつい。

あのロッキーだって、ジョーだって、タイガーマスクだって、飛雄馬だってこの坂には舌を巻いたにちがいありません(主人公が古いなぁ〜〜。)

一人であるく上り坂〜♪

何やら一昔前の歌謡曲にありそうなフレーズになってしまいましたが、誘ってもらわなければ歩く事もなかったであろう、Wilhelmina Rise(ちなみにRiseというのは岡みたいな意味があるようです)。

当然、自分を誘った友人も一緒に歩くのかと思いきや、「私、今日、腰が痛いから、坂はパス」とか軽く言い放ち、頂上近くのマウナラニ・コミュニティーパークで待ち合わせということになりました。

友人は車で行ってしまいました。

裏切り者とはこういう人をいうのです。

再度、言わせて頂きますと、日曜日の午後の日差しのなか、こんな坂道をゼーゼー、ふーふー言って歩いていたのは、私だけでした。

ただ、だんだんと坂を登りながら、振り返ったときに見えるダイヤモンドヘッドの眺望とホノルルの風景に一瞬、心を癒されるのが救いでした。

電信柱が少々、残念な位置にありますが、それでも美しい風景です。

14番バスは絶景の中を走ります。

両脚に乳酸が貯まっていくのを感じながらもWilhelmina Riseを登っていると、途中で何度かSierra Drという通りと交差していることに気がつきました。

それに気づいたのは14番バスの停留場が、交差点にあったからです。

あれ?またここもSierra Dr?どういうことだ?と考えました。

地図を改めて見てみると、マウナラニ・コミュニティーパーク近くから始まるこのSeirra Dは、Wilhelmina Rise通りを何度か横切るようなかたちで蛇行しながらワイアラエ通りに向かって下っているのです。(このSierra Drはワイアラエ通りに合流します。)

さて、この14番バスは通りは以前、皆さまにご紹介させて頂いたことがあります。

ルートを簡単にたどりますと、まず、14番バスはマウラニ・コミュニティーパーク近くのSierra-Lurilineを出て、Sierrra Drを下り、ワイアラエ通りを横切った後、ココヘッドアベニューからカハラを経てダイアモンドヘッドロード、カパフル通りを大きく走り、その後、ワイアラエ通りからセントルイスドライブに入り、坂を上って最終地点のPeter Ruthで終わります。

14番バスは1時間に1本程度の頻度でしか走っていないため、カパフル通りを走っている姿も捉えにくいですし、1番バスや9番バスが走るワイアラエ通りも、14番バスは一瞬、横切るだけなので、なかなかお目にかかることがありません。

しかし、Wilhelmina Rise から眺める風景と同様に、14バスの車窓から眺めるダイヤモンドヘッドの全容、そして眼下に広がるホノルル市の眺めには、またいつもと違う感動を覚えるに違いありません。

また、マウナラニ・コミュニティーパークの周辺には数々の豪邸が並んでいるので、一軒一軒のお家をバスの中から(時間があればバスを降りて)眺めるのも、きっと楽しいでしょう。

キツかったけど、百聞は一見にしかず、でした。

マウナラニ・コミュニティーパークに立ち、海に向かって左方向を向けばココヘッドのある海が、目の前には大きな動物の背骨のように見えるダイアモンドヘッドの稜線が見えます。

そこから目線を右方面に向けるとワイキキのホテル群、その向こうには飛行場の滑走路らしきものが見え、さらに目を遠くの方にやるとEva beachのあたりまで見えます。

ワイキキのホテルの建物が見えます。その向こうもずっと見えます。

これまで見たことのない大きな風景を前に、しばし疲れも忘れて眺め入りました。

ちなみにダイヤモンドヘッドの高さは海抜761ftですが、このマウナラニは748ftでほぼ同じぐらいのようです。

今度はバスに乗ってこよう。

頂上の近くにあるコミュニティーパークには、人はほとんどおらず(暑いから)、薄情な友人が一人、車の中で待っていました。

私の姿をみつけると、「お疲れ〜〜。ね〜、良い運動になったでしょう?素晴らしい風景でしょう?」と、さりげなく恩着せがましい言葉で迎えてくれました。

暑いのと微妙な気分を紛らわすために、またしばらく日陰で休んでいると、と〜ても気持ち良い風が吹いてきます。

今度は一人でバスで来よう、、そう静かに思った日曜日の午後でした。

マウナラニ・コミュニティーパークの看板は、思いのほか小さく、ちょっと拍子抜けするシンプルさです。

8番バスは本当に便利になりました

皆さま、こんにちは。

いかがお過ごしでしょうか?

ハワイは随分と日が長くなり、また日中も暑さが増してきたように感じます。

オアフ島のワクチン接種は着々と進んでいるようで、50歳以上のカテゴリーに入る筆者にも、お知らせが届きました。

ワクチン接種には半分懐疑的な思いもありますが、どうしようかと思案中です。

8番バスのルートについて

さて、久しぶりにバスに関する情報です。

以前のブログでも少し触れた8番バスの新ルートをご紹介します。

8番バスはワイキキーアラモアナ間を結ぶ、便利で使用頻度の高い路線です。

ワイキキのクヒオ通り、ホノルル動物園方面から走る8番バスは、以前はオロハナ通りで左折し、その後サラトガ通りに入りました。

そしてヒルトンハワイアンビレッジの角を左折、アラモアナブールバードを走ってアラモアナショッピングセンターの海側が終点(循環ですからずっと乗っていることは可能です)でした。

それが現在(2021年4月15日現在)、ホノルル動物園方面からからクヒオ通りを走る8番バスは、左折することなくそのまま直進してカラカウア通りに入ります。

さらに直進してアラワイ運河を越えた後、カピオラニ通りとの交差点をコンベンションセンターを左に見ながら左折し、アラモアナショッピングセンターの前を走りすぎ、Kona Iki通りを左折して、アラモアナショッピングセンター山側のバスターミナルに入ります。

アラモアナショッピングセンター、山側のバスターミナルを出た後は、マフコナ通りを経由して先と逆のルートでワイキキに戻ります。

ちなみにこの聴き慣れないマフコナ通りはカピオラニ通りを超えますと、ドンキホーテがあるカヘカ通りへと名前を変えます。

ワイキキに戻ってきた8番バスはクヒオ通りが終わるとホノルル動物園の前を通り、モンサラット通り、パキ通り、カパフル通りをぐるりと回って、またクヒオ通りに戻ってきます。

8番バスのダイヤモンドヘッド側の終点は、モンサラット通りーカラカウア通りというバス停になります。

注意してみると、モンサラット通りに様々な番号のバスが時間まち(休憩中)で、停車しています。

バスの番号によってバス停の位置が異なりますので、通りで確認をしてください。

目指すのは海側?それとも山側?

例えばワイキキのクヒオ通り、インターナショナルマーケット近辺のバス停から8番バスに乗った場合、早ければ10分未満でアラモアナショッピングセンターに到着します。

頻度も約15分おきで走っていますので、とても便利ですね。

ワイキキーアラモアナ間を結ぶバスは、この他にも2番や13番、20番、42番などがあります。

ワイキキからアラモアナの山側、例えばウォルマートやドンキホーテに行く場合であれば、2番、8番、13番が便利ですし、アラモアナビーチパークや少し先のカカアコなどを目指すのであれば、20番や42番バスが便利です。

8番バスの良いところは、ワイキキーアラモアナ間を最短距離で結んでいることと、ワイキキーアラモアナ間の循環バスということで、迷うことなく気楽に乗れるところです。

リピーターでバスの利用に慣れていればどのバスを使ってもさほどの違いはありません。

しかし初めてのバス体験だったり、地理がまだよく分からなくて不安な時には、とにかく8番バスに乗りましょう。

8番バスに乗りさえすれば、間違いなくワイキキかアラモアナのどちらかに行けますし、分からなくなったらしばらく乗っていれば良いのです。

なんとかなります。

案外、気楽な観光ができるかもしれません。

8番バスは綺麗、な気がします。

私は今、出来るだけ8番バスを利用するようにしています。

その理由は他のバスルートのバスよりも、8番バスは若干、綺麗なように感じられるからです。

主として観光客が利用する8番バスには、普段でもあまりローカルの人たちは乗ることがなく、また観光客がまだ戻らない現在、8番バスの利用者も少ないため、あくまで印象ですが、バスの汚れが少ないように感じられるのです。

観光客が少ないワイキキ、アラモアナは、なんとも物寂しいのですが、もうしばらくこのような状態が続きそうです。

8番以外にもバスルートの変更がありました。

最近では以前、ワイキキから空港まで走っていた19番、20番のバスが20番のみに統合され、19番バスはなくなりました。

またヌウアヌからチャイナタウン、ダウンタウン、プナホウ、モイリイリ、マッカリーをつないでいる4番バスも、バスルートに変更がありました。

次回は、これらのバスについてご紹介したいと思います。

ダイヤモンドヘッドにかかる

無事にハワイアンしめ縄リースワークショップを終了いたしいました。

      素敵なリースが出来上がりました!

皆さま、こんにちは。

少々、ご無沙汰しておりました。

いかがお過ごしでしたでしょうか?

日本はコロナ感染者が急増したとか。どうぞ、くれぐれもご自愛くださいね。

さて、お陰様で12月17日からの「ハワイアンしめ縄リース」ワークショップは無事に終了いたしました。

ご参加くださった皆さま、お問合せくださった皆さま、誠にありがとうございました。

また来年も開催予定ですので、どうぞまた遊びにいらしてくださいね。

お正月の準備はいつから??

ハワイでは今はクリスマス商戦真っ只中で、12月になってからは週末のショッピングセンターはかなりの人出となっています。

やはり、クリスマスは日本のお正月ぐらいに「りき」が入るのですね。

家々のドアにはクリスマスリースが飾られ、窓やラナイは、美しいイルミネーションが輝いています。

そのような中、私は作ったしめ縄をどこに飾ろうかと、狭い家をウロウロしています。

ウロウロしながら「そう言えば、お正月って何が目的の行事だったかしら?」と、思いましたので、改めて調べてみました。

お正月はそもそもその年の年神様をお迎えするための行事です。

年神様は家々にやってきて、生きる力や幸せを授けてくださると考えられています。

お正月が近づくと、商店街や街角にしめ縄やしめ飾り、門松を専門に扱う出店が現れたりしますね。

しめ縄(注連縄)には神様をお祭りする際、「ここは神聖な場所」であることを示す意味があります。

つまり、しめ縄が神様の領域と現世を隔て、神聖な場所に不浄のものが入らないようにする役目も果たしている、ということなのですね。

本来、しめ飾りには縁起物の飾りをつけます。

代表的なものには紙垂(白い半紙でギザギザしたあの飾りです)や、清廉潔白を示す「裏白」、子孫繁栄を願う「譲り葉」、代々栄えることを願う「橙」などがあります。

玄関先に飾る縁起物をたくさん施したしめ縄や、台所の荒神様に備えるシンプルなしめ縄まで、形や大きさの種類は様々です。

しめ縄を飾ることで、その内側(お家の中)が清らかな場所となり、魔除けにもなっていることで、年神様も安心して来てくださいます。

新年の準備の開始、は12月13日(煤払い後)が目安となります。

28日までには完了しましょう。

また、29日や31日に飾るのは避けましょう。

そして正月を迎えた後、飾りを外すタイミングは松の内を過ぎた後になります。

一般的には1月7日(6日)、地域によっては、15日(14日)のところもあるようです。

外した後は、地域の神社などで行われるどんど焼きで焼いて頂き、お正月に区切りをつけます。

燃えるゴミではあっても、神聖なものですので他のものと区別して紙に包んだり、塩で清めると気持ちが良いでしょう。

まずは良いクリスマスをお迎えください。

ここまでお正月の行事やお飾りの話をして来ましたが、まだ今日は20日(ハワイ時間)です。

まずは今週のクリスマスをどうぞお健やかにお迎えください。

(画像が取り込めないアクシデントに見舞われており、文章中心の内容です。味気ないものですが、現在対応中です。どうぞ、ご了承くださいませ。)

Happy Thanksgiving Day!

皆さま、ご無沙汰しております。

いつの間にか、今日11月26日はサンクスギビングデーです。

そして明日はブラックフライデーです。お買い物の日です!

でも、私は人混みが怖いので、今年は我慢することにしました。

さて、2020年ももうあと1ヶ月ですね。

もういくつ寝ると、12月です。

そして、ここでお知らせがあります。

新しい占い鑑定サロンを12月よりオープンいたします。

この度、新しい占い鑑定サロンをワイキキの中心地にオープンすることになりました。

ブログも新しく、「ハワイの占い鑑定Kusu Kusu Hawaii」を準備中です。

どうぞ、12月になりましたら新しいブログを覗いてみてくださいね。

サロンでは占い鑑定と併せて、運勢をサポートする各種ワークショップ(ハワイアンリース作り、アロマブレンド、鑑定教室)も定期的に開催いたします。

小さなサロンではありますが、三密を避けながら、ゆるゆると気張らず、お越し頂いたお客様が心からリラックス頂けるサロンを目指してまいります。

11月30日にまた、詳細についてご連絡させて頂きます。

8番バスのルートが変わります。

久しぶりにバスルート変更のお話です。

日本ーハワイ間の飛行機はまだまだ少ない状況ですが、アメリカ本土からの飛行機は以前よりも格段に増えています

従ってワイキキにはまだまだ少ないとは言え、観光客もいらっしゃいますし、ホテルもほぼ再開しています。

そのような中、8番バスのルート変更が来月3日から変更されます。

8番バスはワイキキとアラモアナを結ぶバスで、特に観光では最も使用頻度が高いバスではないでしょうか?

「今はまだハワイ旅行なんて考えられない」、そんな状況ではありますが、もし何かのご都合でハワイに来られる、そして8番バスに乗る可能性がある方は、一度、確認されることをお勧めします。

変更後のルートは、ワイキキーアラモアナ間をこれまでよりも直線的に結びます。

従来走っていたサラトガ通りからヒルトンハワイアンビレッジの横を通り、アラモアナショッピングセンターの海側に到着するルートはなくなります。

その代わりに、クヒオ通りからカラカウア通り、そしてカピオラニ通りを走ります。

2番バスや13番バスのルートにも似ていますが、もっと直線的で、時間短縮になると予想されます。

「ハワイが恋しい〜」と思っておられる方、近い将来のハワイ旅行復活を信じておられる方、一時ではありますが、オアフ島の地図を眺め、バスルートを追いながら、現実逃避?してみませんか?

ワイキキの夕陽は本当に美しいです。ついつい夕陽の写真が増えてしまいます。

6番バスでアラモアナーカカアコ移動が楽になります。

アラモアナ近辺からカカアコへはバスが早くて楽です。

すでにご存知の方も沢山いらっしゃると思いますが、カカアコ地区は昨年あたりから続々と新しい店舗が誕生し、さらに現在も現在進行中で開発が進んでいます。

今回は、バスを利用したアラモアナ地区からカカアコ地区へのアクセスについて、筆者が知る限りの便利情報をお伝えしたいと思います。

(新しく登場したWhole Foods Marketです。特徴的な建物ですからすぐにわかりますよ。)

カカアコはアラモアナに隣接する地区で、アラモアナショッピングセンターと並び広大なショッピングエリアになっています。

地図で見ると、ほんの数センチの距離ですから(地図によりますが)、「ちょろいちょろい、歩いていけるわ!。」と普通は思います。

しかし、ホノルルの日中は暑いです。いくら、お隣だからと言って、いくらお買物が好きだからといって、いくら日焼け止めを塗っているからと言って、しかも荷物も少なくない状態で炎天下の元、徒歩での移動はそれほど楽ではありません。

そう!こういう時にバスを使うのであります!

例えば、アラモアナショッピングセンター海側のバス乗り場からは19、20、42、56、5760、65とかも可)番バスに乗って1つ目のバス停(Ala Moana Blvd + Queen St)か2つ目のバス停(Ala Moana Blvd + Kamakee  St)で降車しますと便利です。

いずれのバス停も、ワードセンターの裏側となります。

従って、1つ目のバス停で降車した時は、Queen St (クイーン通り)を少し山側に歩き、Auahi St(アウアヒ通り)を左折すれば、自然にカカアコ地域に入ります。

また2つ目のバス停で降車した場合には、すぐ近くにワードセンターに入れる小さな入り口があります。(筆者はよくこの小さな入り口を利用します。)

3つ目のバスになりますと、Ward Ave (ワード通り)を過ぎた所になります。

もしも、ワード通り沿いにある大型ショッピング店(Rossやかつてスポーツオーソリティーが入っていた大型ビルなど)や各種小売店などへ行かれる場合には、3つ目のバス停(Ala Moana Blvd + Ward Ave)まで行かれても良いでしょう。

6番バスもとても便利です!

さて、今回、アラモアナーカカアコ間の移動に際して特に強くお勧めするのが、6番バスの利用です。

6番バスは、覚えていらっしゃいますか?

そう、西はPauoa Valleyから始まり、アラモアナショッピングセンターを経由して、東のハワイ大学、マノア方面へと走っているバスです。

6番バスのルートについてお話したように、東から西方面へ走る6番バスのアラモアナショッピングセンターのバス停は、山側と海側の両側を経由します。

アラモアナショッピングセンター近辺でも特に山側にいらした際、わざわざ、海側のバス停まで歩くのは、「遠いいなぁ~」とかなり気落ちいたします。

そんな時に「あっ!そうだ6番バスがあるじゃないの~」と思い出せれば、もう怖いものはありません!

ということで、なぜ6番バスが便利かというと、ルートの利便性もさることながら、特にアラモアナ近辺において、バス停へのアクセスが簡単であるからなのです。

さて、6番バスの大きな特徴として、アラモアナショッピングセンター海側のバス停から、降車する次のバス停までの距離が長いことが挙げられます。

カカアコでのバス停はAuahi St + Kamakee Stになります。(バスはどんどん走るので、途中で一瞬、あれ?これ急行バス?と心配になりますが、心配ご無用です。)

(カカアコの開発のために取り壊されましたが、以前は、このバス停のすぐそばに、Marukaiスーパーという、思い切り日本寄りのスーパーがありました。何と言いますか、独特な雰囲気が大好きでした。店内には40年ぐらい昔の歌謡曲が流れておりまして、その中でも松崎しげるさんの歌がよく流れていました。その歌声を聞くたび、筆者の脳裏にはあの「噂の刑事トミーとマツ」のシーンが浮かんできてしまい、ニヤニヤするやら、「はぁ~、あの頃は楽しかったなぁ」と若かったころを思い出したりして楽しい一時を過ごしました。)

地図で確認して頂くとよくわかるのですが、街中を走るバスの1停車分の距離としては、極端に長くなってい(ると筆者は思い)ます。

普通、同じ番号のバスであれば、反対方向の同じバス停の位置も、お互いそんなに離れていませんが、このAuahi St + Kamakee Stに関していえば、かなり離れています。(反対方向(アラモアナ方向)に走るAuahi St + Kamakee Stはワードセンターの博報堂というお店の前にあります。)

むしろ、以前ワードウェアハウスがあった、Auahi St + Ward Aveのほうが近いぐらいです。

カカアコからアラモアナショッピング方面に行きたい場合も、Auahi通りにある6番バスを利用すれば、いちいちAla Moana Blvdの海側にあるバス停まで移動する必要はありません。

この点でも、6番バスはアラモアナからカカアコへの移動に際して、使い勝手のよい便利なバスと言えるでしょう。使わない手はありません。

もし徒歩で移動するならば、、

荷物が少なく、それほど暑くない日であれば、アラモアナ、カカアコ間の徒歩移動も悪くないかも知れません。

歩いたからこそ出会える、素敵なお店も沢山あります。

下の写真のように、アラモアナショッピングセンターのノードストローム側から、ピイコイストリート(Piikoi St)に出て、その通り渡りますとカカアコ地区へ簡単に入っていけます。

(ノードストロームとピイコイ通り。ノードストロームの建物左側に階段が見えますね。この階段からピイコイ通りに出ることが出来ます。)

もし偶然、ノードストローム側でショッピングをしていれば、カカアコへの徒歩の移動は容易でしょう。

しかし、すでに荷物が重い、メイシーズ側(反対側)にいる、など、歩くにはちょっと「辛い」時には、6番バス、あるいは先にお示しした海側バス停からのバス利用をお勧めします。

5番と6番バスでマノア地区、カカアコ地区へ

マノア地区を走る5番と6番バス

番号が連続するこの2つのバスルートの共通点は、東側の終点がマノア地区にあることです。

マノアはアラモアナショッピングセンターから山に向かって斜め右方向、フリーウェイを越えてプナホウ地区からさらに奥のほうに入ったところにある地域です。

5番バスアラモアナショッピングセンター山側のバス乗り場から始まり、Manoa Rdのマノアクムオネ(Manoa Kumuone)の終点に到達すると、その後 Loulu通りを循環しながら、アラモアナショッピングセンターに戻ってくるルートです。

一方、6番バスは5番バスよりも移動範囲が広く、アラモアナショッピングセンターを中心にして東西にルートが伸びています。

東方向へはアラモアナショッピングセンターを出た後、UH(ハワイ大学)や Manoa Market Placeなどを経由して、東の終点である Woodlawnまで行きます。

そこから小さな循環ルートをたどり、アラモアナショッピングセンターまで戻ると、そこからは西方向に向かってアラモアナ通りから、Ward Villageがある Auahi通りを走ります。

さらにカカアコ地区を経てダウンタウンの Alakea通りを一気に北上(フリーウェイの方向)します。

最終的にはPauoa地区の Pauoa Kapaloalaが終点となります。

このように、6番バスはホノルル市内を東西南北に走りますので、このルートを知っていると、ホノルル市内の移動が楽になるとともに(特にアラモアナショッピングセンターとカカアコ間の移動が楽になります)、行動範囲が広がり、さらにタイミングが合えば時間の節約にもなります。

観光やショッピングで重宝する6番バス

6番バスはワードビレッジを含むカカアコ地域へのアクセスにとても便利です。

「カカアコってアラモアナショッピングセンターのすぐそばよね、」と思われている方も多いかと思いますし、またその通りです。

実際、6番バスでアラモアナショッピングセンターのバス停を出ると、次のバス停はワードビレッジになります。

しかし、ここで注意があります。

それは他のバス停と違い、この2つのバス停の距離がかなり遠く設定されていることです。

この「たかが1停留所分」をバスで移動するかしないかは、ーそれがもし、特に暑い昼頃の移動であればー、後々の疲労度、買物に対する情熱に雲泥の差をもたらすことになるのです。

是非とも、6番バスを利用しましょう!

アラモアナショッピングセンターには、カカアコ方面への6番バスの乗り場が、山側と海側のいずれにもありますので、利用しやすいでしょう。

また、走行頻度も1時間に3本ぐらいありますので、仮にバスを20分待ったとしても、歩いて行くのと、それほど大きな差はないでしょう。

さらに加えれば、6番バスのカカアコ方面(つまりPauoa方面)行きのバスは、ダウンタウン(チャイナタウン方面)へのアクセスにも使えて便利ですので、利用しない手はありませんね。

注意(また注意で失礼します)は、アラモアナショッピングセンターの山側から6番バスを利用する際、マノア方面行きのバスも同じバス停に停車しますので、乗車の際には必ず行き先を確認することです。

山側のバス停で6番バスを待っていて、もしバスがはるか左方面から走ってきたら、それはマノア方面行きのバスです。

一方、ケエアモク通りから南下してくる6番バスは、カカアコ方面行きです。

そのバスは、山側のバス停を出ると、アラモアナ通りへと方向を変換し、海側のバス停を経由してからカカアコへと向かいます。

5番、6番バスともフリーウェイよりも山側になると、観光を目的とした利用頻度は低くなるかもしれませんが、例えば、アラモアナショッピングセンターからハワイ大学へ行く際は、6番バスがとても便利です。

さらにもう少し乗り続ければ、Manoa Market Placeまで行くことも出来ます。

Manoa Market Place は、深い緑に囲まれたとても静かなショッピング街で、スーパーマーケットのほかに、美味しいパン屋さん、お菓子屋さん、また和食レストランもあります。

時間に余裕がありましたら、どうぞ、「緑の島ハワイ」を満喫できるManoa Market Place に立ち寄ってみてください。

間違えて、5番バスに乗ってしまったら、、

最初にお話しましたように、5番と6番バスの東側のルートはマノア地区になっています。

お互いのルートが重なることはありませんが、近くを走っています。

もし、Manoa Market Placeに行くつもりで、6番バスではなく、5番バスに乗ってしまったら、、。

気がつく場所にもよりますが、バスがプナホウ通りを走っていたら、それは5番バスです。

5番バスはプナホウスクールを過ぎると、プナホウ通りからマノア通り、そしてイーストマノア通りに入ります。

バスがイーストマノア通りからOahu Ave(オアフ通り)に左折で入った最初のバス停、Oahu Ave + East Manoa Rdで降りましょう。

(いつオアフ通りになるか不安だと思います。イーストマノア通りを走っていてバスが左折する気配を感じたら、すぐに紐を引っ張りましょう。)

バスを降りましたら(降りた通りはOahu通りです)、イーストマノア通りに戻り、左折してそのままイーストマノア通りをマノア方面に暫く歩くと、右手にマーケットプレイスが見えてきます。

それほど遠くありませんので、歩けると思います。

もしどうしても6番バスに乗り換えたい時には、5番バスを降りてからOahu通りをイーストマノア通りまで歩き、通りを渡って、さらにそのまま進んだ少し先に6番のバス停があります。(つまりOahu通りにあるということですね。)

この辺りは、小さめですが素敵な一軒家が並ぶ、これぞ「ザ、ハワイの住宅街」的なところで、穏やかな雰囲気の安全なところではありますが、歩道は広くありませんので、気をつけて歩いてくださいね。

(ケエアモク通りを走るマノア方面からの6番バスです。解りにくいですが、、。)

 

 

 

薄切り肉が食べたかったらバスに乗ってKaheka通りのドンキヘ!

2番、13番バスに乗ってドン・キ・ホーテへ

ハワイは物価が高く、食品もその例に漏れませんが、例外の一つとして、お肉は比較的、安価です(だと筆者は感じています。)

しかし、筆者がハワイに住み始めた頃、手に入れるのに少々苦労したのが「薄切りの肉」でした。

近くのアメリカ系スーパーマーケットの精肉売り場を眺めてみると、フィレやサーロインなどの塊の肉、ひき肉、ばら肉、5ミリぐらいにスライスされたお肉などは並んでいます。

しかし、しゃぶしゃぶが出来そうな「薄切り肉」が見当たりません。

ハワイではそもそも、肉を薄切りにして食べるというコンセプトがあまりないのだろうか??。

こんなときにドン・キホーテが使えます。

ドン・キホーテは地元住民はもちろん、観光客の中でも便利なスーパーマーケットとしての知名度が高いので、今、このブログを読んでおられる方もすでに、「薄切り肉はドンキ」と周知されている方も多いかとも知れませんね。

もちろん、「薄切り肉」だけではなく、食材、日用品、お土産を購入するのに、ドン・キホーテはオールマイティー的に使えます。

オアフ島で、特に和食の食材を購入したい時には、このドン・キホーテの他に、Nijiya Market、Times supermarket、Marukai Super、Tamashiro Marketが使えます。

しかしワイキキから一番近い大型スーパーマーケットとして最もアクセスが容易なのは、現在、このドン・キホーテだと筆者は考えます。

(ちなみに、アラモアナショッピングセンターのピイコイ通り側にNijiya Marketがあります。小さいですが、お弁当などもあります。)

正月のおせち料理から始まり、豆まき、ひな祭りなど、日本のイベントを反映した食材が並ぶので、とても重宝します。

ただし、薄切り肉をゲットするときは、出来るだけ午前中に行きましょう。

午後は売り切れが多いように思います。

ではドン・キホーテへのバスでのアクセスを確認しましょう。

ワイキキからバスでアクセスする時は、2番バスか13番バスを利用しましょう。

2番バスはカラカウカ通りを走ります。アラワイ運河を越えてから2つ目のバス停(Kalakaua Ave + Opp Makaloa St)で降りましょう。

アナウンスでもドン・キホーテという名前がアナウンスされます。

一方、13番バスはマッカリー通りを通ってアラワイ運河を越えます。

そして、すぐに左折してカピオラニ通りを走ります。

カラカウア通りを越えて3つ目のバス停(Kapiolani Ave + Kaheka St)で降り、カヘカ通りを山に向かって歩くと1分ぐらいで、ドン・キホーテが見えてきます。

ドン・キホーテはお土産探しにもとても便利ですし、簡単な食事も取れます。

またもし、韓国料理がお好きであれば、2番バスのバス停とドン・キホーテの間に、Palama Supermarket(パラマ スーパーマーケット)があります。

美味しいキムチやナムルをはじめ、韓国のお惣菜がたくさんありますから、時間に余裕があれば立ち寄って、覗いてみてはいかがでしょうか?

野菜なども比較的安価で便利だと思います。お試しあれ。

オアフ島 17番バスと18番バス(後半)

便利だけどトリッキーな18番バスに乗ってホノルルを満喫しましょう

前回のブログでも少しご紹介しましたが、18番バスがなぜ、トリッキーかと言いますと、バスルート途中にバスの番号が18番から24番に変わるからです。

18番バスに乗ったはずなのに降りたら24番ばすになっている・・。

「はて、自分はどこかで乗換えをしたっけ?う~む、ボケが始まったかな。」と、妙な心配まで出てきます。

(普通、乗っていたバスから降りた時、わざわざ振り返ってバスの番号なんて確認しませんよね。でも、バス番号が変わったことを知らないでいると、帰りに「乗ってきたはずの(18番)バスが来ない!」ということになります。)

しかし、最初から、バスの番号が途中で変わるのだ、と知っていれば、なんら問題ありませんね。

こんな「無茶振り」を発揮する18番(24番)バスですが、実際はとっても便利なバスですので、是非、ご活用を考えてみてください。

では、18番(24番)バスのルートを確認しましょう。

アラモアナショッピングセンターからワイルダー通りまでは、17番バスと同じです。

ケアアモク通りを走る17番バスは、ワイルダー通りとの交差点をそのまま通過、直進しますが、18番バスはケエアモク通りからワイルダー通りに右折して入ります。

(これはケエアモク通りを北上してきた18番バスが、まもなくワイルダー通りを左折するところを、筆者がバス停(Wilder Ave + Keeamoku St)から撮ったものです。)

ワイルダー通り沿いにあるプナホウスクールを過ぎ、少し直進したあと、上り坂のメトカーフ通りへと左方向にゆるく曲がり、そのままハワイ大学に向かって走ります。

このあたりは、以前、ご紹介した4番バスのルートと重なりますね。

もし、今、あなたがアラモアナにいらして、「ハワイ大学に行きたい」と思われたら、一つの選択肢として、18番バスの利用をお勧めします。

なお、アラモアナショッピングセンターからハワイ大学へは、6番バスでも行くことができます。走行頻度は6番バスのほうが多いです。)

さて、この後、バスはユニバーシティー通りからドール通り、そしてワイアラエ(Waialae Ave)通りを走ります。

さらにワイアラエ通りからカピオラニ通り、カイムキ通り(Kaimuki Ave)を経て、カパフル通りに入ります。

バスの番号が変わるのは、Kaimuki Ave + Kapafulu Aveのバス停と、次のバス停、Kapahulu Ave + Opp Olu Stの間で、このバス停の看板に書かれているバスの番号は24番になっています。(ついでに、13番、14番バスも停車します。)

目印として、バス停の目の前にはセーフウェイ(スーパーマーケット)をはじめとしたショッピングセンターがあります。

(近くにはマラサダで有名なレナーズベーカリーもあります。)(比較的目立つ店構えです。)

ところで、カパフル通りって、どこだっけ?そうですね、確認しましょう。

カパフル通りは、ワイキキのクヒオ通りと交わる通りで、ホノルル動物園の前の通りです。

つまり、アラモアナショッピングセンターを出た18番バスは、マキキなど、フリーウェイより山側にあるいくつかの地区を経て、約30分後には、ワイキキの動物園まで来ている、ということになります。

では、先を続けましょう。

24番(18番)バスは一瞬、ワイキキビーチを右手に見ながら、カピオラニ通りを左折で入り、さらにすぐに左手にあるモンサラット通りを走ります。

(カピオラニ通りからモンサラット通りに入る分岐点のあたり)

このモンサラット通り沿いには、美味しいレストランや小さなブティックなどがある楽しい通りです。

ダイアモンドヘッドの登山口の前を通り過ぎ、18th Ave (18th 通り)を経て、Kilauea Ave(キラウエア通り)をカハラモールに向かって走ります。

キラウエア通りからPahoa Aveへ左折しますと、すぐにバス停(Pahoa Ave + Kilauea Ave)があります。カハラモールに行かれる時は、このバス停で降りると良いでしょう。

バスはこの後、一路、Kalanianaole Hwy(カラニアナオレ通り)をアイナハイナに向かって走ります。

アイナハイナは観光地ではありませんが、綺麗な海を眺めながら、アイナハイナショッピングセンターまで行き(バス停はW Hind Dr + Kalanianaole Hwy、カラニアナオレ通りからウェストハインド通りに曲がったところにある)、そこで一休みして戻ってくることも悪くありません。

帰り(逆方向)は若干のルートの違い(ケエアモク通りではなく、ペンサコーラ通りを通るなど)はありますが、ほぼ、同じルートでアラモアナショッピングセンターまで戻ります。

18番(24番)バスは、このようにホノルル市内をユニークなルートで走る、とても使えるバスルートであることがお分かりと思います。

「痒いところに手が届く」的とでも良いましょうか、、。

走行の途中でルート変更があることについては、慣れない観光客にとっては、「それってあり?」ですが、そこは先方の事情があるのでしょう(多分)。

「ふ~ん、そうなんだぁ、、、」とスルーしてください。

このモヤモヤ気分とは別に、1つ残念なのは、使えるルートの割りに、18番(24番)バスの走行頻度が低いことです。(1時間に1本程度。

もし、ショッピングや観光の途中、どこかで18番(24番)バス、あるいはバス停に遭遇した際には、ひとまず「おっ!これは確かアラモアナショッピングセンターまで行くバスだったな!」とか、「これに乗るとカハラモールに行けるだよね。」といった具合に思い出してみてください。

頻度は少ないですが、タイミングがよければ、利用する機会が出てくるかも知れません。

アイナハイナとアラモアナショッピングセンター間は、時間にしますとおおよそ1時間です。

全てのルートを乗らないまでも、ワイキキーカハラモール間の移動、アラモアナからハワイ大学やカパフル通りへのアクセスなど、観光やショッピングに便利に使っていただけると思います。

オアフ島 17番バスと18番バス(前半)

南北に走る17番バス、トリッキーだけど便利な18番バス(24番バス)に乗って、マキキファーマーズマーケット、カフェに行ってみましょう。

マキキという地名を聞いたことがありますか?

場所はアラモアナショッピングセンターの山側、フリーウェイを越えたあたりから始まる地域を指します。

今回(前半)、ご紹介する17番バスは、マキキ地域を中心に循環しています。

次回(後半)でご紹介する18番バスは、マキキのほかにプナホウ、ハワイ大学、カパフル、ダイアモンドヘッド、カハラ、ハワイカイまで広く走ります。

特に18番バスは、ルート走行中にバスの番号が変わるという離れ業、「それってありですか?」的な荒業をすましてやってのける、トリッキーなバスとなっています。

17番、18番バスは、アラモアナショッピングセンターを出発すると、一気に山側に向かって走る、いわば「縦」のルートが特徴的です。

この2つのバスルートは、アラモアナショッピングセンターからケエアモク通りを北上することろまでは同じですが、フリーウェイを越えたワイルダー通りからルートが大きく分かれます。

(ケエアモク通りの下を通るフリーウェイ。画面左側に通りを進むとマキキに入ります。)

番号が近いので、つい、同じようなルートかしら、と思いがちですが、それは途中までのことで、乗り違いますと、あれれ~~、ということになります。

(乗車時にバスの番号をきちんと確認しておけば、心配はご無用です。)

それではさっそく、17番バスのルートを確認しましょう。

17番バスは比較的、狭い地域を走る循環バスで、アラモアナショッピングセンターを出発したあと、ケエアモク通りを北上し、フリーウェイを越え、さらにマキキの目抜き通りであるワイルダー通りを通過して、Nehoa Stまで北上します。

Nehoa Stに左折で入った後、ルーズベルト高校の前を通り、じきにペンサコーラ通り(Pensacola St)に入ります。

この通りをカピオラニ通りにぶつかるまで、ひたすら南下(海に向かって走る)し、カピオラニ通りを左折した後、アラモアナショッピングセンターに戻ってきます。

17番バスのもう一つの特徴は、アラモアナショッピングセンターを基点とした、一方方向のみの循環ルート(反時計回り)であることが挙げられます。

従って、17番バスはこれからお話するマキキファーマーズマーケットやMakiki shopping village等へのアクセスとともに、北上、南下する際に通過するキング通りやベレタニア通り周辺のお店、レストランへのアクセスにもとても重宝します。

特に買物で疲れた、荷物が多い、そんな時に、この17番(途中までは18番バスも)を知っていると、とても便利なのです。

マキキってどんなところ?

マキキファーマーズマーケットへのアクセスをお話する前に、少しマキキ地域についてお話します。(不要な方は飛ばしてください。)

マキキは観光目的では殆ど立ち寄らない地域ですが、アラモアナショッピングセンターからケエアモク通りを山に向かってバスで約10分程、走ったところにある、徒歩でも行ける静かな住宅街です。

マキキを東西に走る目抜き通りは、ワイルダー通りと言います。(4番バスをご紹介した時に出てきた通りの名前です。)

(ワイルダー通りのKeeamoku + Wilderのバス停です。4番、18番バスが停車します。)

住宅街を走るワイルダー通り沿いには、一軒家やコンドミニアム(日本で言うマンション)やアパートのほかに大きな私立の学校、さらには官約移民として始めてハワイに渡った人々のお墓があるマキキ墓地(Makiki cemetery)、教会、公園(Makiki District Park)などがあります。

Makiki Shopping VillageとShore Shot Cafe

ケエアモク通りからワイルダー通りを左折して西方向に行くと、ケワロ通り近辺にマキキショッピングビレッジ(Makiki Shopping Village)があります。

同じVillageでも、ヒルトンハワイアンビレッジのような規模を思い浮かべないでくださいね。

規模はとても小さく、全部で7,8件の小さなスーパー、床屋、レストラン(食堂と言う感じ)などがひっそりあるのですが、その中に「Shore Shot Cafe」と言う名のカフェがあります。

うっかりすると見落としてしまうほどの小さいドアです。

中は至ってシンプルな内装で、オーダー用のカウンターのほかには、小さなテーブルが数台と椅子が置かれています。

どこか寂しい感じがしないわけでもありませんが、メニューは豊富です。コーヒーをはじめとする飲み物、食べ物はスコーン、マフィンから始まり、ベーグル、サンドイッチなど、どれもボリューム満点!そして美味です。

もちろん値段もリーズナブルです。

筆者は朝、仕事に行く前に立ち寄って、アイスコーヒーやマフィンをよく買いますが、ウィークデーの朝6時(日曜日は7時から)から夜6時の閉店まで、概ね、人が絶えません。

cafe cup(Sure Shot Xafeで買ったマグカップです。)

マキキ ファーマーズマーケット

(地元の人たちで賑わいます。)

ケエアモク通りとワイルダー通りの角には、マキキディストリクトパークという芝生のグラウンドがあります。毎日小さい子供から大人まで、サッカーの練習をしたり、ベンチに座ってレイを作ったり、犬と遊んだりしています。

(マキキディストリクトパークの看板です。あまり目立っていません。)

ケエアモク通りからワイルダー通りを右折し、1ブロック先のマキキ通りとの角にマキキ教会があります。

この教会の駐車場スペースを利用して、毎週木曜日の夕方からマキキファーマーズマーケットが開催され、多くの食べ物を提供するテント(ブース)が立ちます。

マーケットで購入した食事は、スペースに設置されたテーブルで食べることも出来ます。

また、ほぼ毎週、ミュージシャンがマーケットに来て、ハワイアンや、ポップミュージックを感じの良い音量で演奏しています。

人々は音楽をバックに、買ったお弁当を食べたり、知り合いとの会話にいそしんだり、あるいは八百屋さんで品定めをするのに熱心です。

(これで、10ドル以下でした。)

木曜日の夕方、マキキ近辺を通ることがあったら、立ち寄ってみてください。

アラモアナショッピングセンターから17番だとKeeamoku Ave + Wilder St18番バスであればKeeamoku Ave + Makiki Stで下車します。

 

 

オアフ島 高級住宅街を走る14番バス

14番バスからカハラ地域を眺める

14番バスのルートを地図上で眺めると、そのルートは縄跳びの縄を両手で持ったように見えなくもありません。

左手にあたる西側の終点はセントルイスハイト、右手にあたる東側の終点はマウナラニという地域があります。

そしてだら~~んと垂れた縄の一番下の部分にあたるのが、ダイアモンドヘッドの下(南)側となります。

では、ルートを追ってみましょう。

高台のセントルイスハイトから南へと下り、シャミナード大学の横からワイアラエ通りに右折で入ります。

さらにワイアラエ通りからカピオラニ通り、カイムキ通りを経て、カパルフ通りを海に向かって走ります。

やがて、ホノルル動物園の前の角を、左折でカラカウア通りに入り直進すると、ダイアモンドヘッドの裾野に沿ったダイアモンドヘッド通りになります。

(カラカウア通りを走るバス)

バスはしばらく海沿いの道を走ります。美しい大海原は見えますが、ビーチは見えません。

ダイアモンドヘッド通りは、やがてカハラ通りと名前を変え、さらに東方向へと走ります。

あと少し走れば、もうワイアラエカントリークラブやザ・カハラホテル&リゾートがある地点でバスはプオエ通りを左折します。

その後、バスはキラウエア通りに出ます。キラウエア通りに入ってから1つ目の信号を左折してパホア通りに入ります。この時、右手にカハラモールの建物が見えています。

バスはパホア通りからココヘッド通りに入り、途中、ワイアラエ通りを横断したのち、そのままココヘッド通りをマウナラニへ向かって坂を登って行きます。

バスは約30分間隔で走っています。

もし14番バスに出会ったら。。

さて、14番バスのルート上に、めぼしい観光地はあったかしら?と考えますと、ホノルル動物園ホノルル水族館があります。

ただ、ワイキキ地域を走るといっても、その距離はわずかですし、それ以外はカイムキやカハラ地域を走っていますので、注目度は低いかも知れませんね。

筆者があえてお勧めさせて頂く14番バスの面白さは、ダイアモンドヘッドの山すそに伸びるダイアモンドヘッド通りからカハラ通りにかけてさりげなく並んだ豪邸を車窓から眺めながら、「何だか、ちょっと素敵よね~」的雰囲気を堪能することでしょうか?

「住むんだったら(住めないけど)あのお家がいいな~~」なぁんて、ハワイアンファンシーに浸りながら、他人様の豪邸を勝手に堪能させて頂くのも悪くありません。

一方で、ファンシー気分ではなく、純粋に移動目的の乗り物としての14番バスの利用には、以下のようなパターンがあるかも知れません。

パターン1:何らかの理由で、ワイアラエ通りとセントルイス通りの角にあるバス停(つまりシャミナード大学の近く)にいらっしゃったとします。

ここからワイキキ方面に行くのであれば、14番はとても便利です。10分足らずで到着します。

乗車するバス停は、St.Louis Dr + Waialae Ave(セントルイスドライブ+ワイアラエ通り)です。

バス停は、ワイアラエ通り沿いではなく、少し、セントルイスドライブに入ったところにあります。

パターン2あなたがワイアラエ通りのココヘッド通り周辺にいらっしゃったとします。

もし、マウナラニ方面へ用事があれば、がっつり14番バスを利用しましょう。ココヘッド通りにバス停があります

もし、ワイキキ方面への移動を希望していて、さらにもしタイミングよくワイキキ方面行きの14番に出会ったら、乗りましょう。

カハラモール経由でカハラ通り、ダイアモンドヘッド通りを経て、ワイキキのパキ通り(Paki Ave)を走ります。

このパキ通りは、カピオラニ公園の山側にある道です。(海側のカピオラニ通りは一通なので、通れません。)

カパフル通りとパキ通り(Kapahulu Ave + Paki Ave)で降車し、海側に歩けばワイキキビーチです。

もし、あなたがワイアラエ通りのココヘッド通り周辺にいて、カハラモールを目指したいのであれば、ココヘッド通りから14番バスを利用する方法もありますが、それよりは、むしろ、ワイアラエ通りを走る1番バスを利用したほうが、良いでしょう。断然、早く着きます。

ダイアモンドヘッドビーチパークへのアクセス

ダイアモンドヘッドビーチ通り沿いにあるダイアモンドヘッドビーチパークは道路から見えません。

ダイアモンドヘッド通りは海から切り立った場所にある道路ですので、見えるのは太平洋の海原です。

途中、ビーチパークに立ち寄ろうと思ったときには、Diamond Head Rd+Diamond Head Lightで降車します。

解りにくいと思うので、運転手さんに確認したほうが良いでしょう。

降りたら、少し戻るような形で120mほど歩くと、ビーチパークに下りるための下り坂があります。

ビーチは波が高めで、泳ぐには危険です。海に入るときには、くれぐれもご注意ください。

最後に、、。ダイアモンドヘッド通りを走るバスは14番バスのほかに、22番バスもあります。