皆さま、こんにちは。
2025年10月16日に、ワイキキやアラモアナとダニエル K. イノウエ国際空港を結ぶ新しいW Lineが誕生したことをご報告しました。
(これまで運行していた20番バスは廃止となりました。)
本日は一部区間ではありますが、このW Lineに乗ってみた様子についてご報告させていただきます。
私が乗った区間はアラモアナショッピングセンターの海側、アラモアナ通りのバス乗り場から、近くにコストコがあるNimitz HwayとAlakawa Stのバス停までの区間です。
初めてのW LIneはどこに停まるのだ!?
アラモアナショッピングセンター海側のバス停には複数のバスが停車します。
そのためバス停は約15メートルおきに、3つのバス停が点在していますが、19日(日)の午前の時点で、バス停の看板にW Lineの表示はありませんでした。

本当にここで良いのだろうかと、確認のためにThe Busのウェブサイトをチェック。
確かにここで良いようです。
まぁ、この辺りがいかにもハワイで、16日から開通するのであれば、16日の始発までにはバス停の看板に「W LIne」と表示されて当然だと思うのですが、ないんですね〜〜。
しかもアラモアナショッピングセンターという大きなバス乗り場でもこのような状態です。
当然ながら、W Lineのルート上にある普通のバス停の看板にも表示はありませんでした。
仕方がないので、6番バスや42番バスなど、来るバス来るバスの運転手に「W Lineのバス停はここでいいんですよね?」と聞くのですが、なぜだか分かりませんが、どの運転手さんもはっきりと「そうだ」とはおっしゃいませんでした。
「あぁ、多分そう。まぁ、ちょっと待ってみて。」と答えは超いい加減なのですが、にこやかに、そして丁寧な口調で答えるので、こちらもなんだか突っ込みにくくなって、オッケーと引き下がり待つことにいたしました。
バスは混んでいます。
さて前回のブログでもお伝えしたように、W Lineの運行は15分おき、1時間に4本の頻度です。
実際に時刻表を見てみますと(アラモアナショッピングセンター海側のバス停番号は1102番)、確かに15分おきに走っているようで、アラモアナショッピングセンターにも「あと3分で到着」、とメッセージが出ています。
しかし、3分待っても来ない。
「あれ?、もう着いてもいいよね。」と思いながら、それでも辛抱強く待っていると、8分ぐらい経って、やっと来ました。

「本当に15分ごとに走っているのか?」
疑念を抱いた私はそれを確かめるために、このバスには乗らず、次のバスを待ちました。
すると、やはり同じぐらい遅れがありました。
「なんだかなぁ〜」という感じです。
ただ、大きな荷物を持った乗客の昇降には時間を使いますから、人数が多ければ、バスの運行にも遅れが出るのかもしれません。
さて、ここで少し余談です。
私はこのバス停に朝10時ごろに着いたのですが、すでにそこにはW Lineを待っているお客様が10人ほどいらっしゃいました。
ただ、一部のお客様はどこか旅行に行くためではなく、興味本位、そしてスカイラインがタダで乗れる(?)ということで、新しいW LIneに乗っていたようです。

さて、話は戻りまして、バス内に乗り込むと、想像以上に混雑していました。
先ほどバスの遅れの要因の1つの可能性として、荷物を持った際の昇降時間を揚げましたが、実際に混雑した車内にトランクを持ちこむ作業は見ていてとても大変そうでした。
特に巨大なトランクを持った方はいらっしゃいませんでしたが、写真でもお分かりになるように、機内持ち込み程度のトランクを持った方でほぼ満員状態でした。
これまでハワイのバスに乗った方は想像できるかと思いますが、The Busのバスには、特に大きな荷物を乗せることを想定した荷物置き場(棚)などはありません。
そのため、たとえ小さいトランクでも通路を塞がないように、1人の乗客が2人がけの椅子の一つに座り、もう片方の椅子の足のスペースにトランクを置くことになります。
そのため、バスの入り口から車内を眺めると、ところどころ空席はあるのですが、その空席の足の部分にはトランクがあり、人は座っていない状況になってしまいます。
それでも空港までは決して近い道のりではないので、乗客は空いている席に向きを変えて座ったり、トランクを持った人も、両膝を思い切り広げてその中にトランク置いたりするなど、できるだけ多くの人が座れるようしていました。
混雑や遅れがあるものの、速いです。W Line!
やはりこのW Lineはなかなかの人気、といいますか、混雑と言いますか、多少の混乱状態でした。
しかし!バスはアラモアナ通りを、すごい勢いで走ります。
(小さなバス停は飛ばしています。)
今回は空港までは乗りませんでしたが、途中のAlakawa通りまで、あっという間でした。
これま利用していた20番バスと比較すると、雲泥の差の速さでした。
次回は空港までの様子をお伝えします。


