小銭の心配なし!これで安心 1 Day Pass

バス移動には、「1 day pass」がとても便利。

バス料金は、1回だけ乗るのであれば、2ドル75セントです。

しかし、2018年1月から、5ドル50セントでその日に限り、無制限に乗れるようになりました。1 Day Pass (ワンデーパス)と言います。

もし、「絶対に1回だけしか乗らない」、と分かっていれば、2ドル75セントを払えば良いと思います。

でも、バスで観光するのであれば、少なくとも往復で2回、乗り換えに数回、ちょっと寄り道でまた数回、と乗車回数は増えるでしょう。

さらに、観光やショッピングで長時間、歩いていると疲れます。ちょっと歩くのも辛くなります。それにハワイの日中は、正直言って暑い。「あぁ、疲れたな、ちょっとバスに乗れたらな」、と思うのが心情であります。

そんな時に、小銭のことを考えず、気軽にバスを利用できるこのワンデーパスは、本当に有り難いのです。(2018年以前にバスを使ったことがある方は、いかにこのシステムが「観光に有り難い」システムかが実感できると思います。)

そういう訳で、私は、よっぽどのことがなければ、このワンデーパスを購入されることをお勧めします。

では、どこで購入するのでしょうか?答えは簡単。バスに乗った時に、「ワンデーパス、プリーズ」と言い、5ドル50セントを料金箱に入れると、「その日のみ有効」のチケットをくれます。

これは1日、使えますから(厳密に言えば、夜中の2時59分まで使えます)、失くさないようにしましょう。ともすると、くちゃくちゃと丸めたくなるような「紙切れ」のようでもありますが、大切に扱いましょう。

One day pass

料金箱には、紙幣と1セント硬貨を除くすべての硬貨が使えます。

一人であれば5ドル札1枚に50セント分の硬貨を入れます。もちろん、1ドル札5枚でもオッケーです。二人だったら、11ドルですから、紙幣、硬貨を合わせてかっきり11ドルを入れます。

注意はおつりが出ないということです。二人だからといって、15ドルを入れても、おつり4ドルは戻りません。

時々、バス内でお金をくずしてくださる優しい人もいらっしゃいますが、少なくとも運転手はそのようなことはしません。

日本からいらっしゃると、銀行で両替したピン札を持って来られることが多いと思いますが、硬貨が必要ですので、乗る前に準備をしましょう。

ハワイに到着したら、ホテルの売店でもABCストアーでもどこでも良いですから、上手に買い物をして(これ大切)小銭をためてください。

もしも、1か月以上、滞在するのであれば、その時はMonthly Passを購入すると良いでしょう。70ドルです。

このMonthly PassはセブンイレブンやFoodland、Times Supermarketあるいはアラモアナショッピングセンターのサテライトオフィス(山側にあります)で購入できます。(少し遠いですが、Kalihi Transit Center やハワイ大学でも買えます。)

ここで一つ。このMonthly Passを購入する際に参考にして頂きたいのが、パスの有効期間です。このパスの有効期間はその月の一日から末日までです。ですから利用開始日(購入日)が遅くなればなるほど、パスを使える期間も減ることになります。

とは言っても、1日2回、毎日バスを利用するとして、約2週間で元はとれますから、バスの利用回数によっては、中旬ごろから買ってもまだまだおトク!になるでしょう。

パスの購入日が10日以降になると、セブンイレブンやスーパーマーケットでは売り切れていることもあります。そのような時は、少し手間がかかりますが、アラモアナショッピングセンターのサテライトオフィスに行くと良いでしょう。サテライトオフィスは月曜日から金曜日の朝9時から夕方5時まで開いています。

もし、1年以上、滞在することが分かっていれば、そして車を買わないのであれば、1年間パスも770ドルであります。これはKalihi Transit Center のThe Bus Pass Office で購入出来ます。1年間パスは、購入日から1年間、有効です。

こうなれば、鬼に金棒!でも、くれぐれも失くさないでくださいね。

 

 

バスに乗る準備をしましょう

ハワイはアメリカです。

オアフ島でバスに乗ると、様々な町の風景や、地元の人々の生活ぶりを垣間みることが出来ます。

こういう体験こそが旅の醍醐味!とも言えるのですが、その醍醐味を味わうためには、バスの番号やバス停の位置、時間のチェックなど、多少の準備が必要かな、と思います。(筆者の個人的な感想ですが、バスは乗るよりも、降りる時が難しい気がします。)

「ハワイでのんびりバス旅行」はとても良いプランですが、同時にハワイはアメリカだということを思い出しましょう。言葉は英語です。日本と比べると、物騒な点もあります。交通事情も違います。やはり、多少の準備をしておいたほうが無難でしょう。

トップメニューにある「乗り方」では、バスに乗る際に、知っていると便利、知っていなければいけないこと(ルール)(難しいことではありません)などをお伝えしたいと思います。

今回は、その1回目ですから、ざっとバスの走り方を眺めてみましょう。

ワイキキバス風景1

一目瞭然ですが、アメリカでは右側通行です。日本と逆です。すぐに慣れますが、乗る前には一応、行き先を確認しましょう。(日本では、道を渡る際、「見よ、右、左。」ですが、ハワイでは「見よ、左、右。」です。道を渡る時には、横断歩道を渡りましょうね。)

オアフ島にはあわせて、約100通りのバスルートがあります。しかし、特に旅行者が頻繁に使うルートは限られていますから、事前に自分が乗りそうなバスの番号とおおよそのルートを確認しておくとよいでしょう。

オアフ島のバスルートは、みなさんがお持ちのガイドブックでも、おおよそ、確認することが出来ます。

もう少し詳細に確認したいときには、「The Bus city and county of Honolulu」のサイトをチェックしましょう。「The bus, Hawaii」などの単語で検索すれば、すぐに出て来ます。サイトを開いたら、左側にあるRoutes & Timetablesを開きましょう。番号別にルートと時刻表を確認することが出来ます。

このサイトにあるルートマップは、紙媒体でアラモアナショッピングセンターセンターステージの裏にある観光案内所や、ワイキキの幾つかのホテル、さらにはバスの中でも置いてあることがあります。

バスを観察!すこし歩いてみましょう。

実際にバスに乗り、初めてみる風景と手元にある地図とのにらめっこは、ハワイに限らず、少々不安なものです。もし時間に余裕があれば、ホテル到着後、ワイキキのクヒオ通りや、アラモアナショッピングセンターの近辺をお散歩してみても良いと思います.

町並み、そしてバスが町中を走る様子を観察してみましょう。木陰でのんびり、地図を開き、バスの番号やバスを乗り降りする人々を見ているうち、「ふ〜ん、こんな感じでか、」とすこしですが様子がつかめてくると思います。そうなれば、後は小銭(2ドル75セント)を準備して、チャレンジするだけです。

(バス料金、ルートマップの設置場所については、次回「小銭の心配なし、これで安心ワンデーパス」で詳しくお伝えしたいと思います。)

最後に。バスは大別すると、青っぽいバス(白地にレインボーカラーとブルーのストライプ)と、黄色っぽいバス(白地に黄色やオレンジ、黄土色)が走っていますが、どちらも同じThe Busのバスです。(東京や大阪のように複数のバス会社が走っているようなことはありません。)乗り方は同じです。

 

早速、8番バスから始めましょう

一番乗るかも知れない8番バス

ワイキキとアラモアナショッピングセンター間を結ぶ代表的なバスは、みなさんもよくご存知の8番バスです。

もし、オアフ島滞在中、自分はワイキキとアラモアナ近辺で過ごす、と決めてしまえば、この8番バスに限定して利用するのも「あり」です。        心に迷いが生じません。

さらに、時間帯にもよりますが、運行間隔も10〜20分程度でとても便利です。

ワイキキからきた8番バスは、アラモアナショッピングセンターの海側の停留所(アラモアナ通り)に停車します。反対にアラモアナショッピングセンターからワイキキ方面へ行く時にはショッピングセンターの山側にある停留所から乗りしょう。停留所の位置は、ショッピングセンターから出て、一番右端にある停留所で、8番バス以外にもいくつかのバス(5、6、17、18番など)が停車します。

8番バスはアラモアナショッピングセンターを出発すると、その後カピオラニ通りに入り、アラワイ運河を超えてからは、もと来たバスルート、すなわちヒルトンハワイアンビレッジ前を通過、サラトガ通りを経ながらクヒオ通りに入ります。その後、ワイキキ動物園の横のモンサラット通りをぐるっと廻り、クヒオ通りに戻って来ます。

No8 bus on Kuhio St

ワイキキからアラモアナショッピングセンターまで、
8番バスと同じルートをとるのが19番、20番、42番バスです。

これらのバスの走行頻度は8番バスほど多くありませんが、もしワイキキ、アラモアナ間を移動する際に、このバスのうちの、どれかが見えたら心配することなく乗りましょう。

この3つのルートは、アラモアナショッピングセンターを通りを過ぎると、ダニエル・イノウエ国際空港(元ホノルル国際空港)方面、つまりおよそ北西方面に向かってルートが伸びています。特に42番バスは、オアフ島の南西にあるEwa Beachまでルートが伸びる長い路線になっています。

19番、20番バスは、アラモアナ方面からワイキキに入ると、クヒオ通りをダイアモンドヘッド方向に走り、その後カパフル通りへ右折、さらにカラカウア通りに左折して入ります。
ホノルル水族館前を通過した後、道なりに左へ方向転換して、再びクヒオ通りに戻って来ます。

42番バスは先の8番バスと同じ、モンサラット通りを経て、クヒオ通りに戻ってきます。

今、お話しした4つのバスルートの他に、ワイキキとアラモアナをつなぐバスルートには2番と13番バスがあります。
この2つの路線については、別の機会にお話させて頂きます。

Bus stop on Kuhio St